サイトマップ

閲覧支援ツール
音声読上げ・配色変更

閉じる

ページの先頭へ

中央図書館(総合窓口)
所在地:〒567-0028 大阪府茨木市畑田町1番51号
電話:072-627-4129 ファックス:072-627-7936
メール:cyuotosyokan@city.ibaraki.lg.jp

メールフォーム

このサイトについて

All Rights Reserved, Copyright©Ibaraki City Library

平成24年度第2回図書館協議会会議録

 

日時:平成25年1月24日(木曜日) 午後2時から午後3時45分

場所:茨木市立中央図書館 2階会議室

出席者:(敬称略)    

委員 竹島(会長)、藤原、福本、前田、瀬戸口、大西

事務局 続木(部長)、川上(館長)、吉田、笹井、濱口、中濱、川越、寺田、上辻、玉里

議題:

  1. 協議会会長及び副会長の選任について
  2. 平成23年度の図書館事業評価と課題について
  3. 諸般(中央図書館開館20周年記念事業等)の報告について
  4. その他
 

開会

館長:ただいまから、平成24年度第2回茨木市図書館協議会を開催いたします。本日は、委員改選後初めての協議会ですので、会長が選任されるまでの間、事務局のほうで進行させていただきます。本日の出席委員は6人で、過半数の出席がありますので、茨木市図書館協議会規則第3条第2項の規定により本会議は成立しております。なお、2名の委員から事前に欠席する旨の連絡が事務局に寄せられております。

 

1.協議会会長及び副会長の選任について

館長:茨木市図書館協議会規則第2条第1項の規定により、会長の互選をお願いしたいと思います。どなたかご意見のある方おられませんでしょうか。(委員から「会長に竹島委員」との声あり)

館長:会長に竹島委員とのお声がありましたが、ご異議はありませんでしょうか。(「異議なし」の声あり)

館長:「異議なし」とのことですので、会長は竹島委員にお願いをいたします。会長が決まりましたので、副会長の互選以下の議事進行については、竹島会長にお願いいたします。

会長:ただいま引き続き会長をということで互選いただきました、竹島でございます。どうぞよろしくお願いします。それでは、副会長の選任をお願いしたいと思います。ご意見ございましたらよろしくお願いします。(委員から「副会長に藤原委員」との声あり)

会長:藤原委員にとのお声がありましたが、ご異議はありませんでしょうか。(「異議なし」の声あり)

会 長:「異議なし」とのことですので、副会長は藤原委員にお願いをいたします。本日は、傍聴の方が2名おられます。

  • 事務局 続木生涯学習部長 あいさつ
  • 委員の紹介
  • 事務局職員の紹介
  • 資料の確認
 

2.平成23年度の図書館事業評価と課題について

事務局から資料「評価シート」に基づき説明

委員:点検評価シートの1枚目、「評価」の「今後の見直し項目」で、2点目に、「開館日数の拡大について、中央図書館の資料点検日数を減らす等の工夫をする。」と、あがっているが、開館日数は今でも結構多くなってきており、これ以上増やすことに対し、市民からのニーズ等は、どれぐらいあるのか。

事務局:他市ではほぼ休みなしで開館しているところもあり、利用者からのニーズもある。今回は、24年度資料点検を見直しし、2日だけになるが、開館日数を拡大することができた。

委員:非常に職員の負担になっているということと、資料点検はやはりある程度あったほうが、トータルとしてのサービスとしてはいいのかと思う。割合目にするのが、地域によって違うと思うが、時間を増やしたが意外と利用されていないなど、職員の負担にだけなっているのでは、というのがちょっと気になった。

会長:今まで、点検の日を何日とっていたのか。

事務局:中央図書館で、蔵書点検としての休みが6日。プラス定例休館日がはいるので、7日になる。

会長:それを、一応4日プラス1にするということですね。

事務局:7日を5日にします。

会長:その辺の職員の負担だが、今までどうしても6日間必要だったにもかかわらず、2日間減らすということは、職員の出勤時間を多くして対応するのか、それとも、点検の業務を減らすのか。

事務局:資料点検の業務自体は一緒で、資料点検に従事する職員を増やしている。人数としては分館のほうから持ってきて、中央館の点検日数を減らすということで、分館のほうには負担をかける形にはなっている。

会長:それで、分館のほうの運営は大丈夫なのか。

事務局:検証して、また来年に考えていきたいと思っている。

会長:ちなみに何人増やされるのか。

事務局:人数的には、8人分です。

会長:そうすると、分館から1人から2人。

事務局:そうですね。2人分を持って来る。

会長:分館で2人だと大きい。運営がちょっと大変になるが、それをずっと4日間びっしりと続けるのか。

事務局:そうではなく、分館の資料点検中は、分館が休館しており、その分館の資料点検に携わっていた人数を減らした感じだ。資料点検の間で、2人分だけ減らしているので、開館に対しての影響はないが、若干、分館の資料点検がしんどくなるかなと考えている。

会長:ちょっとしつこいまで聞いてしまったが、蔵書点検の経験があるので。ほんとうに大変で、特に少ない人数の分館にとってみると、それだけ減らされても大変なことだと思うし、先程委員が気にしておられたように、蔵書点検の必要性云々も含めた効果等、その辺をどう考えておられるのか。

事務局:昨年の中央図書館の蔵書点検は、土日も含めて休んでおり、日数を減らすことによって、土日を休まずに終えることが出来るようになるので、やはり、利用者は土日に利用したい方が多いので、効果はあると思う。職員にとっても、土日を閉館すると、それだけ返ってくる本がどうしても多くなるので、資料点検後の返却の処理が大変になったりするので、そういう面では職員の負担軽減にはなるのかなと思ってはいる。

会長:利用者にも職員にもメリットが大きいと。

事務局:はい。

委員:無理の無い範囲で行っていただければ。

委員:私は門外漢だし、私たちに教えてもらう必要はないが、自分の仕事のチェックのときに、定例的に当然つかんでおられると思う。返却の本、リズムとか、週の中の休みの翌日は多いから、割増稼動。そういう目安は当然持って運営しているだろう。

事務局:そうですね。その辺は考えて運営しています。

委員:それと、最低コストということさえ抑えてもらえれば、あとはトライアンドエラーで、増やしたり減らしたり、いろいろチェックしていっていただければいいのではないかと。

会長:皆さん把握しながら、出来る範囲でやってらっしゃるとは思うが。

委員:事前アナウンスさえ徹底していれば、私個人はなんら問題ない。仕事によって、休みのパターンが違うのだから、これでパーフェクトなのか私にはわからないが、私はこれで十分。これが少々増えようが十分だ。

委員:2枚目の障害者サービスのシートでいくつかお尋ねしたいのだが、まず、デイジー化を進めるということになっているが、これは、カセットテープを音声に変えた、音声デイジーといわれる分だけで、マルチメディアデイジーについては、まだ取り組んでいないということか。

事務局:そうです。

委員:利用対象は基本的には視覚障害者か。このちらしを見ると、視覚に障害がある方となっているが、録音図書そのものが、視覚障害者だけでなく、学習障害の人とか、中には聴覚障害の人にとっても非常に役に立つ。まったく聞こえない人は別だが、難聴の人の場合、聞くことによって文字を覚えるためには非常に有効である。そういう意味では、視覚に障害があるということでの制限は、これからはよくないのではないかという気はする。それから、このシートとは直接関係はないが、1階で茨木の昔の写真というのが飾ってあったが、あれは、図書館の主催か。

事務局:主催は違います。まちづくり支援課。

委員:たとえば、ああいう活動というのはもっと積極的に打ち出していってはどうか。というのは、高齢者の方については、文字の読み書きが出来ない方というのがかなりいらっしゃる。その方々は自分は文字が読めないから、図書館は関係ないと思っていらっしゃる方がかなり多い。その人たちに、昔の写真が飾ってあるということをPRすることにより、まず図書館に来てもらう。それをきっかけにして図書館の利用につなげるという、回想法と言われる方法の一つなのだが、そういうふうに使えるのではないかと思ったのだが。

会長:貴重なご意見をいただいたわけだが、2点目の件についてはいかがだろうか。先程の説明の中でもこのデイジー化することによって、視覚障害者に限らぬ利用を期待しているという説明があったが、そういう意味でのこのチラシとの関係を含めてご答弁いただければと思うが。

事務局:図書館としては、障害のある方の図書館の利用を、もう少し拡大していけたらということで、やはり図書館に来られない方、先程おっしゃられたように、私には図書館は関係ないと思われている方も、図書館に足を運んでいただきたいということで、こういうチラシを作成し、関係各課のほうに設置して、図書館では点字図書、録音図書をご用意しているということを、まずは知っていただこうということから始めたいと思っている。ただ、このチラシの視覚障害のある方というのが、私どもの不勉強もあり、こういう形になってしまったので、今後はその辺も、研究を重ね、勉強も積んで、いろいろな障害をお持ちの方にも図書館に来ていただけるように努力していきたいと思う。

委員:視覚もそうだが、「身体障害者手帳をお持ちの方」という表現があるが、たとえば、発達障害の方などは手帳はない。もともと手帳制度がない障害者なので、人を見てそれを利用できるかどうかを判断する。著作権法が平成9年に改正されたが、そこでの主旨も、その人がいろいろな資料を利用できる人かどうかというのは、図書館で判断してください、法律では決めません、となっている。そういう意味では図書館さえ判断すれば拡大することは、どんどんできるので、その辺をうまく活用していただければと思う。

館長:ありがとうございます。図書館としては、やはり基本的にはどなたでもご利用できるということを考えており、特にこの点検評価シートでは、障害者サービスに限定して、記述させていただいている。ただ、最後の25年度以降のところに書いてあるように、「障害者サービスを継続しつつ、高齢者を含めて、利用拡大促進を図る」ということでもあり、やはり、読書困難な方、高齢者を含め、いろいろな方にご利用いただきたいということで、今後の施策は展開していきたいと考えている。また、今、ロビーでやっている展示だが、ああいった形で、図書館以外の、市役所のいろいろな部課が、図書館に来られる方に見ていただきたいということで、いろいろな展示や啓発などをしている。それについては、図書館も相乗効果を生んで、図書館のご利用につながるというところもあるので、市の内部であってもWinWinの関係をどんどん活用し、図書館を利用していただきたいと考えている。

委員:サピエ図書館には、茨木の図書館は加盟されているか。ご存知ないだろうか。全国の点字図書館の集まりの、全国視覚障害者情報提供施設協会というのがあるが、そこが、デイジー資料をオンラインで発信している。今、音声のデイジーだけでも2万タイトル持っており、全国で公共図書館100万ぐらいが加盟している。個人でも加盟できるので、自分でパソコン環境をお持ちの方は自分で登録して利用されるが、通信環境のない方については、図書館が登録すれば、そこで自由にダウンロードしたり打ち出したりすることできる。だから、わざわざ作らなくても、そこにあるものを活用するような手立てというのも、図書館として持っておく必要があるのではないかと思う。年間4万円必要なので、なかなか今の時代、4万円というのも大変だというのは、よく存じ上げているが、あるものを使うということが重要だと思うので。

会長:サピエというのは、それまであったシステムだったか。

委員:ナイーブネットとかビブリオネットを統合してひとつにした。

会長:まだのようなら、ぜひ加盟を。

委員:実は、国立国会図書館の計画では、数年後にそのサピエのうちの大半は、国会図書館のサイトに入ることになっており、入れば無料になるので、それまで待つという図書館もあることはある。ただ、国会図書館そのものが予算がつくかどうか、2年後3年後の先のことはわからないので、やはり積極的に公共図書館としても入って、市民サービスとして活用できるものは活用したらいいのではないかと思う。

会長:ぜひ、その辺ご検討いただければと思う。ちなみに、要覧の8ページ目、「障害者サービスの利用」の中の登録率7.3%というのは、視覚障害者全体の数が、933人に対してという意味と捉えていいのか。

事務局:市の視覚障害者の中での、図書館での登録率が7.3%となる。

会長:身体障害者手帳をお持ちの視覚障害の方の数ということですね。

委員:1枚目の、「今後の対応」の「平成25年度以降」のところで、電子書籍や資料管理のIC化などについてということが、今後の課題としてあがっている。「電子書籍」とは貸出しのことかと思うが、これについて、確定はしてないかもしれないが、どういう感じですすめようかという、今のお考えがあれば聞かせていただきたい。

事務局:他市では電子書籍の貸出しを行っているところもあり、もちろん研究をしていっているところだが、現在のところ、茨木市では電子書籍の貸出しにはまだ早いのではないかと考えている。ただ、今後どうなるかということで、印刷物の本や、電子書籍をどのように移していくかということもあり、そういう動向を見ながら対応はしていきたいと思っている。

会長:25年度から研究に入るという計画ですね。

委員:実際に一般の人向けで言うと、売買という意味ではわりと増えているとは思うが、自由に貸し借りできるコンテンツがまだ非常に少ないので、そのあたりで、今、おっしゃったように、ちょっと様子を見たほうがよいのでは。現状、ニーズという意味ではあまりないのかなと思っていたので。

会長:窓口で、特にそういうことを尋ねられることはないか。

事務局:まだ、ないです。

会長:シート3枚目の、24年度、豊川分室ならびに彩都西分室で、おはなし会を、10月から実施されだしたということだが、これは、おはなしボランティアの方が、ここにあるように育成ということに伴い、人数が増えたということか。それとも、これまでボランティアをしていた方が、この両分室に出向かれるということか。

事務局:今回、養成講座を開講したのは、豊川と彩都西分室で重点的に10月から始めるため、そちらへ行ってもらうための養成というのもある。それと、ボランティアさんも高齢化があったり、登録はされているが、実際は活動はされていないという方もおられ、その上、彩都と豊川が増えるということで、養成をして増員しようということで開講した。

会長:一応、数としても若干増えたと見てよろしいか。2枚目のシートで、ボランティアの方が減少傾向にあるというようなことが出ていたもので。

事務局:こちらは、音訳ボランティアです。

会長:音訳ボランティアの方は、逆に減っていっている状況にあるのか。

事務局:はい。やはり高齢化というものがあり、おはなし会のボランティアさんと似たような形になるが、音訳のほうは、もう少し増員をということで、今回は音訳に限って講習会を開き、育成した。

会長:その結果、音訳のボランティアの方の数も増えたとみてよろしいか。

事務局:はい。

委員:23年度の取り組み、3枚目のシートで、中央図書館の職場体験が、学校数6校、参加人数15人と記載されているが、これは中学生が、市民プールとか、いろいろなところで、時々体験学習をしているが、それの一環か。

事務局:そうです。

委員:15人というのが、個人的に少ないような気がして、せめて30人ぐらい、日替わりででもいろいろな人がくると、その人たちが学校へ帰ってから、図書館でこういうふうだったというのを言ってくれることにより、中学生の中で、「あ、図書館て身近だな」と感じてもらえるようになるのではないかと思うのだが。この15人というのは、本人たちが希望して来るのか、学校から指定されて来るのか。経験したことをみんなに伝える熱意が違うと思うが、その辺りはどうなのか。せっかく参加しても、15人がほとんど何もしゃべらない状態だったら、参加した意味がもう一つ少ないような気もするのだが。

事務局:実は今日も、東中学校の生徒さんが4名、今日明日2日間来ている。職場体験というのは、中学2年生が主で、だいたい2日間で、4名から2名、あるいは1名ということもある。事前に学校の先生から、電話で問い合わせをいただき、日程的には、学校もやっておられる水・木・金あたりで、限定になってしまう。中央図書館だけでなく、ほかの分館等も職場体験は来られているが、中央図書館では昨年度は6校で15名。今年度も、夏前や、11月、あるいは1月2月、このあたりになる。4名と限定させてもらうのは、職員の数も限られており、来ていただくからには、きっちりと指導して、図書館を、今、おっしゃられたように、宣伝してもらうわけではないが、そのお子さんたちが学校に帰って、図書館をもっと身近に、「図書館て楽しいとこやで」と、いうことを知らしめていただける一つのものだと思っているので、出来るだけ一生懸命対応していきたいと思っている。

委員:できるだけ人数を増やしてもらうほうが。

委員:24年度計画とか、目標値等があるのだろうか。

事務局:目標というのはないが、いつの年度においても、やはり、どうしても職員の数等考えると、水・木・金のうちの二日間と限定されてしまうし、受け入れる人数も4名が限度であろうということで、そんなにたくさん来ていただくには、ちょっと難しいところもあり、学校のほうでもこの期間が職場体験というのは決まっているような感じがするので、こういう形になっている。

事務局:それと、図書館は人気があり、希望される生徒さんが多く、自分で希望して図書館に来られる。だから、来られた方は一生懸命仕事をして、体験して帰っていかれる。生徒の少ない学校もあるかとは思うが、学校によると1施設1名というところもあることはある。

委員:施策のところ、「図書館サービスの一層の充実」というと、私たちは、どうしても右肩上がりのことをイメージしてしまうので、来年度も課題の一つに入っていますかという流れでお聞きしたのだが、多ければ負担が多くなるだろうし、それこそまたバランスだと思う。原則的には、少年が大人の働いている場所に行くのは絶対いいことだ。

会長:どうしても、利用の拡大ということを目標とせざるを得ない、そういう中で、こういったさまざまな事業で、小学生から中学生にかけての子どもたちの利用増というようなことを狙ってらっしゃると思うが、一体その年齢層の利用実態がどうなのかと思い、今、要覧を見ていたが、貸出冊数からして、経年変化がわからない。蔵書については経年状況がでているが、一番重要な利用の流れが把握できない。そういう意味で、この点検評価シートそのものを、我々がどう解釈していったらいいのか、なかなか判断しづらいところがある。もし、要覧の中で利用統計的な経年変化、そこまで詳しくなくてもいいが、せめて、大人と子どもに分けたぐらいの、5年間ぐらいの利用状況等が、一目でわかったら助かるという感じがした。要覧を加えるのは、大変だということはよくわかるが、今はコンピュータで、すぐできるのではないかと思うので、ご検討いただければありがたいと思う。

委員:3枚目の評価シートの、ブックスタートの件だが、実はわたし、この1年間ある市で、図書館協議会のような集まりの中でいろいろな人の話を聞いていた。その中で、ブックスタートを担当されている、母子健康センターで働いてらっしゃる方がおっしゃっていたのだが、今の若いお母さんたちというのは、まったく横のつながりを持とうとしない。だから、会合で集まってくださいというと、集まってこられるが、終わったとたん、「次こういうグループを作りませんか」と呼びかけても、知らん顔をしてぱっと帰ってしまったり、ブックスタートで渡した本も、スーパー等で置いたままらしい。そんな事例がかなり出てくるというので、もう少し、たとえば図書館で0歳児向けのおはなし会とか、そういうものを開催して、お母さん同士のつながりがつけられるような集まりをもってもらえないかという、要望があがっていた。どうしても本を渡すだけになってしまうので、赤ちゃんには本の読み聞かせなどは関係ないと思っているお母さんのほうが多いので、そこで絵本というのは関係がなくなってしまうようだ。捨ててしまうということになるので、その辺の工夫がこれから必要になってくるのではないか。

会長:今、ほかの市での経験からということで、ブックスタートの本の扱われ方や、そういった実態等は、こちらの市では何か見えているか。

館長:茨木の図書館では、市のこども健康センターで、4ヶ月児健診のときに、ブックスタートを行っている。絵本を、先程説明のあった数種類の中から選んでお渡しするわけだが、ただお渡しするのではなく、健診の待ち時間に、お渡しする絵本をいくつか選んで、子どもさんやお母さんを前に、おはなし会ボランティアの方に読み聞かせをしていただく。子どもが一生懸命見ている姿というのを、私も、健診のときに行って拝見させていただいた。そのときにブックスタート事業の説明も行い、その上で、健診が終わって絵本を選んでお持ち帰りいただくということで、一定、その趣旨はご理解をいただき、喜んでいただいてるというふうに思っている。

会長:一応、茨木では狙いとする、有効な活用が行われていると見ているということですね。先程「0歳児向けの」と、言われたが。

委員:おはなし会。大阪府内の図書館でいくつかやっている。

会長:0歳児向けというのは成り立つのか。

委員:成り立つ。大阪府立のこども室等でも、だいぶ前からやっている。幼児とお母さんとのつながりを深めるための集まりみたいなものだが、ある程度慣れてくると、お母さんが今度は自分の子どもに教えてあげられる。

会長:まずお母さんから。

委員:その中で、お母さん同士のつながりが出来てくる。

会長:そのような状況は、こちらの児童サービスでは見えるだろうか。

事務局:おはなし会だが、通常は、分館・分室・中央図書館では、幼児の部と小学生の部をやっているが、年に何回かはスペシャルという形で、通常2回のところを、3回目ということで、幼児よりまだ小さいお子さんを対象に「小さい子おはなし会」というような時間を設けて、活動してもらっている。あと、庄栄図書館では、木曜日の午前中に、月に1回、小さい子向けのおはなし会というので、図書館としてのおはなし会ではないが、ボランティアさんの自主活動という形で、幼児よりもさらに小さいお子さん向けのおはなし会をやっていただいている。すごくたくさんぞろぞろ来られるということはないが、やはり、関心を持たれている家庭は多いと思う。ちょっと数を聞いてこなかったが、やはり楽しみに来てくださっている方があるというふうに、担当のほうから聞いている。

会長:本館でもなにかやっているか。

事務局:11月のライブラリーフェスティバルの時は、小さい子向け、幼児向け、小学生向けと行っている。

事務局:それと、こども健康センターでは、おはなし会ボランティアだけではなく、実際に子育ての経験のある、図書館の臨時職員2名に半日出てもらって、簡単な図書館の利用方法、カードの作り方等の説明、それから、今は私たちの世代とはちがい、お母さんだけではなくお父さんも上の子を連れて来られたりするので、図書館は本だけではなく、雑誌や、CD・ビデオも借りられますよということで、図書館の説明もしている。

会長:いずれにしても、そういった、地域の人たちの生活や意識の変化に対応しながら、サービスもいろいろご検討いただければと思うので、その辺どうぞよろしくお願いします。

 

3.諸般(中央図書館開館20周年記念事業等)の報告について

委員:スタンプラリーだが、図書館だけではなく、川端康成文学館等、他の記念館や資料館に足を運んでもらうという意味で、すごく良かったのではないかと思う。チラシもわりと目に付く色合いで、かわいい感じだが、これが広報にはさまれて全世帯に配られたら、おそらく、もっと、家族の中で「こんなのがあるんだったら、気になっていた川端康成館に行ってみようか」とか、そういうふうにつながっていったのではないかと思う。ただ図書館に、この用紙が置いてあるだけでは、やはり、利用者数が限られてくるのではないか。フェスティバルってはお祭なので、やはり、ちょっとみんなに知ってもらう工夫みたいなものが必要ではないか。毎年、広報に、他のWAMなどは、すごく派手に載るが、図書館の部は、そんなものあったの、やったのというような感じで。今回のロビーの展示も、もうちょっと派手にしてもよかったのではないか。ちょっと地味な感じがしたなという印象だったので、以前にもお話したが、せっかく毎年やるフェスティバルなので、楽しくにぎやかに派手にというのも、少し考えていただけいたらいいかなと思う。

委員:4ページ目を見ると、2万部刷られている。配布対象として、当然広報を意識しておられると思うが、今、言われた、図書館以外にも配られたのか。

事務局:市役所をはじめ、公民館であるとか、茨木市の施設のほうには全部置いていただいた。学校・幼稚園などはどうするかという話もあり、最終的には学校ごとには配れていない。記念品の数等のこともあり、その辺り、ちょっと甘いところもあったかなと考えている。

委員:これは新聞にはさんだら、1部どのぐらいか。

委員:新聞ではなく広報で。

会長:確かに景品の数もあるので、その辺どれぐらい来てもらったら、という不安もある。せっかく回ったのに、何ももらえなかったら気の毒な感じもするし。もう一つ、番外編・連動企画として、こどもクイズラリーというのがあるが、先着200名様にお渡ししますというこの鉛筆は、どれぐらい参加があったか。

事務局:番外編のほうは、日にちと時間を設定し、図書館の中に問題の書かれたパネルを置いて、それを探して答えを書いていただくという形で行なった。各図書館の指定のコーナーに持って来ていただいて、正解すると鉛筆をお渡しするということで、『図書館開館20周年記念』と書いた、黒と赤の鉛筆をセットにしたものをお渡した。クイズラリーのほうは、どれぐらい来られるか、これもわからなかったので、あまり宣伝をしなかった。これは、各図書館でチラシを配って行なったので、各館で100名前後の参加があった。

委員:広報で、ツイッターやフェイスブックで、公布されたというお話をされているが、図書館で、アカウントなどをとって発信しているのか。

事務局:茨木市の広報がやっている。

委員:今の学生を見ていると、メールではなくツイッターで常に連絡をとっているので、図書館でも、独自でツイッターでなにかやっていると、それが、どこかで引っ掛かりがあるのではないか。ラインとかああいう感じなのだが。こういうチラシも有効だと思うが、若者に対してはツイッターなどが、一番口コミが広がるのではないかと個人的には思い、職員は大変だと思うが、ご検討いただけたらと思う。

会長:ライブラリーフェスティバルの企画展だが、参加人数、22,317人。これはなにかカウントされたのか。

事務局:図書館に入ってこられるときにカウントしているので、それで。

会長:入館者数の数か。

事務局:入館者数です。

委員:展示のところに、今まで講演で来ていただいた先生がたの色紙と、その先生の本などが飾ってあった。あの色紙は、その先生の個性がすごく出てるように見えたし、皆さん「こんな人も来てたんだ」と言いながら見ていらした。講師の先生に色紙を書いていただいても、図書館が保管しているだけで、一般市民はそれを目にすることはない。だから、ああいうときに飾ってあると、すごく良かったなと思う。こんな先生が来て、こんな色紙をこの中央図書館のために書いてくれているんだなというのが、なにかうれしい感じがした。

会長:それでは、ご提案もいくつかあったので、また今後、参考にしていただければと思う。

 

4.その他

委員:これはお願いでもなんでもないが、私が本を買うときとか借りるとき、テーマを据えて本屋さんに行く、図書館に行くというのは6割ぐらいだろうか。ながめていて衝動買い、衝動借りするのが楽しみだ。この中央図書館は新しくて蔵書数ももちろん多い。ところが、実際、衝動借りの楽しみのほうが、地下の書庫にはあるが。検索システムもあるが、デジタル時代に追いつきたいなと思っているけれども。あれがいいと言うのではないが、たとえば高槻市の図書館にたまたま行ったときに、きちきちに本を2段に並べて、奥の本を見るためにはよけなければいけない。どちらがいいか言っているのではないが、あれは意外な本が見つかったり、まして奥から見つかったときのうれしさ、そういうのもある。たとえば、この図書館のシステムでは、題名、著者では検索できるが、テーマだと分類番号になり、それはかなり熟達しないと利用できない。だから、衝動借りをできる様な方法が、なにかないだろうかと思いながら、つぶやいている。それで、ここ10年程前にあった、梅沢先生の全集が、見当たらなくなって、たぶん書庫へいってるのだと思うが、1巻が、また分厚いので、持って帰るのも大変なので、食指が動いてない。というような状況にある市民に対してはどう対応していただけるのか。

会長:開架室の本の見せ方。自由に手にとってもらえるような場所に、どういう本の並べ方をするのか、どんな内容のものを置くのか。それによって、「衝動借り」を、どの程度生み出せるかということになるだろうか。

委員:テープ保管の机の前に、B4ぐらいの綴じで、地下にある蔵書の一覧が置いてあるが。

事務局:それは、本ではなく、CDとかビデオテープの目録になる。本になると、膨大な量なので作っていない。

委員:あると言われても、こっちはしんどい。ずっと見て歩く楽しさよ、ということで。

会長:移動図書館などで、どういう本を載せていくかというときに、全集は全部積めないので、そのうちの1巻だけを載せていき、そこから要求を引き出すというやり方などがよく紹介されている。なにかそういう、書庫のものが類推できるような、開架室の本の置き方。そんなようなことにつながるのかなと思いながら考えていたが。なかなか開架室のほうもいっぱいになっており、何を書庫に持っていくかの判断は、非常に苦労なさるのではないかと思う。

委員:選択基準はどうなのか。

事務局:書庫にいれるのは、やはり、利用されなくなったものを。

委員:利用頻度。それはカウントできる。

会長:今のご提案は、図書館の方も、今、お聞きして、いろいろお考えいただけると思うので、足しげく図書館に通っていただき、様子を見ていただくよりしょうがないですかね。

委員:別に困らせようと思って言ったのではないが。

会長:利用される方としては、やはりそういう方は、予想されますね。

委員:ジュンク堂書店など、ああいう、たくさん見せるという感じがはやっている。

委員:先程一階の小さい部屋のドアが、全部開放されていたが、あそこはもう部屋として使わないで、普通の閲覧のテーブルになったのか。

事務局:グループ学習室は、平日は予約していただき、グループで学習するのに、お使いいただくようにしている。それ以外の、予約が入っていない場合は、自由に使っていただけるようにしている。

委員:では、あいているときはどなたでも普通のテーブルと同じように使っていただき、グループの予約が入ったら、閉めて使うこともできるという形か。

事務局:はい。

会長:ずっと前から気になっている、彩都の分室の件だが、確か、昨年度末あたりでも見ていて、昨年度の報告でも、他の分室に比較してずいぶん利用が多いという実態を聞いている。初めてのコミュニティセンターによる、委託の分室ということで、組織的には、この図書館も関わりながら運営しているということだったが、その後の状況が非常に気になっているので、24年度まだ途中経過だが、利用実態や、なにか課題のようなものが見えているようなら、教えていただければと思う。

事務局:彩都西分室は、昨年の4月に開室になり、予想通り、たくさんのご利用をいただいている。12月末までの統計で、貸出し点数132,250点、利用者人数30,007人。分室は彩都西を含め8分室あるが、彩都の次に利用の多い白川分室で、貸出し点数 64,354点で、彩都の半分。利用者人数は、18,402人なので、彩都は分室の中では、今のところ飛びぬけた利用があると言える。数ヶ月したら下がってくるだろうと思っていたが、たくさん利用されている。これだけ利用が多いと、書架のほうもがらがらになっているのではないか、中央から書庫の本を中心に持っていかないといけないのではないかなどと考えるところもあったが、夏休みを過ぎ、貸出しされていたものが戻ってきたり、新刊も入れているので、何回かは補充したが、何千冊も入れないといけないというようなこともない。開室当初は、図書館の業務はこれが初めてだという方がほとんどで、それに加えてたくさんの利用があったので、なかなかペースがつかめないということもあったが、現在は、開室が水曜日の午後、土曜日、日曜日、常に3名、ローテーションで勤務にあたっておられる。最近、職員のほうも彩都のほうに状況等把握するために行っているが、書架もきれいに片付いているときが多い。ただ、たくさんの利用があり、たくさん並ばれるときも時間帯によってはある。こちらのほうでも、どのぐらいの時間帯が日によって一番多いのかということも検証し、改善点等があれば、アドバイスを適宜行い、今後とも見ていきたいと思っている。

会長:この数からいくと、24年度は貸出しが15万を超えるだろう。非常に大変な状況であろうと思う。とりわけ大きな課題はないと考えてよろしいだろうか。3名の方たち、ある程度慣れてこられたということも含めて、一応書架の整理もされているしということで、順調に運営されてると判断してよろしいか。

館長:私どものほうは、彩都西コミュニティセンター管理運営委員会に窓口業務を委託している。その管理運営委員会のなかで、分室のカウンター業務に何人従事するか、というところは私どもは指定はしていないが、地元の方が携わって、地元のためにということもあるので、利用者にご迷惑がかからないようなというところで、年度当初ばたばたとした経緯はあるが、一定、今、窓口は3人ということで対応なさっているというふうに聞いている。やはり、慣れられたということもあり、ピーク時には並ばれることはあるが、順調に運営のほうはしていただいている、というふうに思っている。先程係長のほうから説明いたしたように、地元のご意思があってされておられるということもあるので、その辺のところが効率的にはかどるように、わたしどももサポートしていきたいと思っている。

会長:これだけ利用が多いと、おそらくカウンターサービスの中で、いろいろな問い合わせや、要求が出てくると思う。その場合に、初めて業務に関わるのは、非常に大変なことだと思うし、まだ1年もたたない中で、どの程度の受け答えが出来るのかというと、非常に限られたものになってこざるを得ない。図書館機能をふまえた分室というような位置づけでいくのであれば、そういった住民からの要求を、きちっと受け止められるような体制作りをしていかないと、この管理運営委員会の方々は、地元のためにと言いながら、かえって逆の作用をしてくるようなこともあると思うので、職員の方も、お忙しい中で大変なことだと思うが、そういった地元の人たちからの要求に、一定、応えていけるような職員のあり方への支援を、何らかの形で今後ともやっていかないといけないのかなあというような感じで、話を受け止めさせていただいた。出来るか出来ないかは別にしても、ある程度、これだけの利用があるとそういう働きもやはり求めざるをえないのではないかと。おそらく、他の分室の、図書館採用の臨時職員の方には、一定の研修も含めて育成をしているのではないかと思う。それだけに、これだけ利用の多いところの職員に対して、なんらかの支援をしなくていいのかというのが、一番気になってはいる。

館長:その辺りについては、水曜の午後、土日で開室しており、何か不明点であるとか対応については、中央のほうに連絡をいただき、指示、アドバイス等をさせていただいている。また、事後についてもご相談をいただければ、また、対応策を考えていくというようなこともやっている。

会長:特にこちらの職員の方が行って、たとえば、初期のころに一定の仕事の仕方などの指導はなさってはおられないのか。それは一切なしで。

事務局:委託になってしまうと、直接指示等をすると法的にどうかというのがあるので、委託が始まる前に、こちらに来ていただいて、図書館とはどういうものかということや、機器の扱い方とかのお話は一通りしている。

会長:そういう顔つなぎが出来ていると、先程館長さんが言われたような、質問への答えもスムーズにいけることもあると思うので。そういうこともされたんですね。

事務局:そうですね。3月の間に行い、指導は直接できないが、職員が、年が明けてからも何回か様子を見に行って、という形のことは行なっている。

会長:わかりました。

 

閉会

会長:他に何か意見はありませんか。なければ、本日の協議会はこれで終了します。