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中央図書館(総合窓口)
所在地:〒567-0028 大阪府茨木市畑田町1番51号
電話:072-627-4129 ファックス:072-627-7936
メール:cyuotosyokan@city.ibaraki.lg.jp

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平成25年度第1回図書館協議会会議録

 

日時:平成25年7月5日(金曜日)午後2時から午後4時

場所:茨木市立中央図書館 2階会議室

出席者:(敬称略)

 委員 竹島(会長)、名合、堂上、福本、古川、瀬戸口、前田

 事務局 久保(部長)、川上(館長)、吉田、笹井、濱口、中濱、川越、寺田、上辻、玉里

議題:

  1. 平成25年度の行政機構の一部改正及び人事異動について
  2. 平成24年度の利用状況・事業報告について
  3. 平成25年度の図書館予算について
  4. 平成25年度の事業計画について
  5. その他
 

開会

会長:平成25年度の第1回茨木市図書館協議会を開催させていただきます。なお、本日は傍聴したいとの申し出がございますので、ここで入室していただこうと思います。よろしいでしょうか。

(傍聴者1名入室)

会長:本日の出席委員は、7名となっております。茨木市図書館協議会の規則第3条第2項の規定によりまして、本会議は成立いたしております。なお、茨木市こども会育成連絡協議会の役員の改選があり、本協議会の任期中でありますが、大西委員に代わられまして、茨木市こども会育成連絡会副会長の古川美奈子委員が今回から出席しておられます。

(古川委員 あいさつ)

(事務局 久保教育総務部長 あいさつ)

 

1.平成25年度の行政機構の一部改正及び人事異動について

事務局から資料2「行政機構の一部改正及び人事異動について」に基づき説明

会長:何か質問はないか。

会長:生涯学習が部から係になるということだが、そういった形で、かなり今日までの役割が非常に小さくなっていったが、それは市として大きな何か方針があるのか。

館長:生涯学習部として縮小したという訳ではなく、今回の機構改正の目的としては、社会教育の文化・スポーツに関する部分を、他のスポーツ推進の部分と含めて、市長部局で一体的に進めた方がより効果的に進められるということで、まず文化・スポーツの分野を市長部局に、補助執行という形で、移管をした。生涯学習の観点については、もちろん教育委員会で担っていく部分があるので、そこについてはしっかりと、今後も変わらず進めていく。今まで生涯学習部としてやっていったところは、市長部局が補助執行する部分と教育委員会が担当する部分が出てくるが、そこのところはそれぞれ連携を図りながら、縮小するということではなく、推進していくという風に考えている。

会長:なかなか生涯学習というのは、市長部局がいいのか教育委員会がいいのか非常にあいまいなところがあるので、組織機構を考えるときは、大変難しいことであるとは思うが、今日までと変わらず、推進していくというような基本的な考えは変わっていないということですね。

館長:はい。

会長:他に質問はないか。

会長:質問がないようなので、これで平成25年度行政機構の一部改正及び人事異動についての報告を終わる。よろしいか。

(異議なし)

 

2.平成24年度の利用状況・事業報告について

事務局から資料3「平成24年度利用状況等」に基づき説明

会長:何か質問はないか。

委員:今、触れられていたが、中央図書館の貸出点数は、平成20年度から見ると、開館日数は増えていると思うが、貸出点数が減っている。何か原因があれば、分かる範囲で答えてほしい。

事務局:そのことについて、分析等を職員の中でしてきたので、もう少し詳しく説明する。
利用者年齢別で見てみると、全体として貸出点数の推移としては、22年度をピークに、23年度、24年度と減少している。前年度比で全体で98.1%、22年度のピークの時と比べると、94.9%になっている。23年度から比べると、0歳から5歳まで以外は、前年から減少している。貸出がピークであった22年度との比較で見ると、6歳から50歳までの貸出が減少している。特にその中で目立っているのが、10代、20代、30代が減少しているということである。22年度と比べると、大体この年齢のところで、83%から85%となる。22年度と比べると、60歳代以上は増加傾向にある。
資料種類別で見た場合だが、成人図書、児童書、雑誌、視聴覚資料という形で分かれている。一般書が、22年度から24年度までで、毎年約5万点ずつ減少している。前年度比97.8%で、22年度比で見ると、95.8%、約20万点減少している。それから児童書については、ほぼ横ばいという形である。雑誌の方も続けて減少している状況で、22年度比では98.1%。視聴覚資料も続けて減少していて、特に減少の傾向が顕著である。22年度比で比べると、78.4%、全体で7万7千点ほど減少している。館別に見ると、22年度は、全館増加している。22年度は全館とも祝日開館それから第3木曜日の資料整理日を減らし、開館日数が、中央で25日プラス、分館では30日プラスとなっている。22年度は貸出がピークになっている。ただ、やはり23年、24年度と減少していて、個別に見ると、中央図書館で22年度比で92%、中条図書館で98%、水尾図書館で93%、庄栄図書館、穂積図書館で88%と減少している。分室については、24年度は、23年度に比べると、131.2%増で、これは彩都西分室24年の4月開室したことが原因である。移動図書館の方も年々減っているが、22年度に2か所ステーションを廃止しており、23年度には3か所廃止していいて、24年度にさきほどの彩都西分室が開室したことによって、すぐ近くのステーションを廃止したため、減少している。
これらによって考えられることとして、まず一つは、やはり社会的な変化ということで、パソコン、スマートフォン、電子書籍の普及によって、図書館の利用機会が減少しているのではないか、ということが一つ挙げられる。また、茨木市の人口は、全体として増えているが、その中で、20代、30代、50代の人口が減少していることも考えられる。その他としては、21年度から資料費が減少している。20年度資料費全体では1億1千万円あったものが、21年度約2,000万円減で約9,000万円となり、23年度も300万円減となり、そのあたりの影響が大きいかと思う。そのため、蔵書としての魅力が薄くなっているのかなと思う。それと、資料種別では、視聴覚資料が減っているが、現在、視聴覚は貸出ができるのは、CD、ビデオテープ、カセットテープとなっている。ビデオテープが衰退し、今、新しいものがほとんど出ていないので、新しいものを入れていない。それから、他市ではDVDを貸し出ししているところもあるが、現在のところは、茨木市の図書館ではDVDを入れる予定はない。視聴覚資料の貸出状況を見ると、CDが合計247,770点、ビデオテープが32,922点、カセットテープが2,074点となっている。こちらの方も22年度、23年度と比べると、CDで96%、ビデオテープでは63%となっており、書架の方を見てみても、ビデオテープがほとんど借りられていないような状況となっている。その他に考えられることとしては、22年度から開館日数の拡大に伴い、図書館行事を減らしている。それについては、貸出に力を入れてきたということもあるが、そうやって子どもが図書館に来るきっかけを作れていないかと考えている。これが全てかというと違うが、施設の設備が20年を超えて、空調があまり効かないとか、イスが汚れているなども関係していると考えている。
今後の対策として、まず、資料費は、市全体の厳しい財政状況があり、簡単に増額できるものではないので、現状の中で、効率的・効果的に資料購入をしていくような工夫が必要だと思っている。それと、魅力ある図書館づくりが大切だと思っており、貸出を増やすためにということではなく、市民サービスをどうしていくかを図書館全体で考えていく。まず一つは書架整理に努めることで、見やすい表示をしたり、分かりやすい書架にしたりする工夫をしないといけないと考えている。それから、今年、子どもの読書推進について力を入れていきたいと思っている。子ども向けの行事を開催して、図書館に来るきっかけを作りたい。また、レファレンスサービスを充実させ、貸出と返却だけではないというところを周知する。利用者が職員に尋ねやすい体制づくりであったりとか、レファレンスの相談をしてもらいやすくするとか、職員のスキルアップをしたい。その他、以前の協議会でも出ていたが、ホームページのコンテンツを増やすなどして工夫したいと考えている。予算の関係上、すぐにできることとできないことがあるが、できる範囲で、市民の方に親しんでもらえる図書館づくりをしたいと考えている。

委員:視聴覚資料とかの減少というのは、おそらくこれはどこの図書館も共通で、学生とかの利用動向を見ていても、ほとんどコンピュータを使っており、CDを聴いたり、購入する機会自体が全体的に減っているので、仕方ないかと思うが、わりあい簡単にできる方法として、今、おっしゃられたように、インターネットのツイッターであるとか、フェイスブックというのは、今の10代、20代の人というのは、割とああいうのにすぐ情報発信して、それこそレファレンスではないが、分からないことはあそこに投げると、誰かがコメントしてくれるというので、よく使ったりするので、図書館でこういうの面白いですよとか、行事の告知で使うと、おそらくきっかけ作りになると思う。そういうところで出来れば変えていただけばと思う。

会長:よろしいか。その他質問はないか。

委員:蔵書統計の裏面の受入状況の推移のところだが、平成23年度の購入冊数が飛びぬけて高くなっている。ただ、資料費そのものが減っているという今の話だったので、これは例えば文庫本とかそういう単価の安い本を大量に購入したとか、別の原因があるのか。

事務局:すみません。説明が漏れているが、23年度は「住民生活に光をそそぐ交付金」を申請して、その交付金で、彩都西分室の資料と、CD、レファレンス用の参考資料を充実させるということで、購入冊数が増えている。彩都西分室の分が約2万冊と、本、レファレンスブック・参考図書の分、CDは約400タイトル、こちらの23年度の購入冊数に入っている。

委員:彩都の増えた分が、今年度の彩都の貸出の伸びという形で反映されているということですね。全体としては、資料費そのものが落ちてきているので、やはり長期的に低落傾向が続いているという解釈でいいのか。

事務局:はい。

会長:他に質問はないか。

委員:22年度で祝日開館をし、稼働日数を上げたが、それからまた2年で元に戻ってしまったと。貸出点数と蔵書数も同じ傾向であると。これはやはり、この傾向は続くのか。人口に対してどれくらいが適正なのか分からないが、そういう統計もないだろう。下がるのを放っておいていいのか。仕方ないのか。21年度で減ったから、対策を講じて稼働日数を上げたのでしょうし。何か対策を打たれるのか。それともうひとつ。貸出点数と蔵書統計はトレンドとして同じ傾向だが、蔵書は累積していかないのか。

事務局:廃棄するので、増減がある。

委員:必ずしも同じ波を描く必要は全然ないので、減っていっている理由、廃棄だったら基準、分野とか年数とか貸出件数が全然ないものとか何か基準あると思うが、もしあったら教えて欲しい。

事務局:蔵書については、除籍をしたり、購入したりすることで、増減の冊数になっていく。除籍については、基準を設けており、一概にこうとは言えないが、もちろん古い本であるとか、利用がなくなってきたものとかを随時、除籍している状態である。

館長:開館日についてだが、21年度が減ったから、開館日を増やした訳ではなく、より一層開館日を増やして、サービスの充実を図ろうということで、なるべく経費をかけずに職員増も図らずに、開館日増を図った。その結果、22年度、貸出点数、来館者数共に増えたという結果がある。今回、減ってきたからまた対策ということで、さきほども事務局から説明したが、その原因を考えている。その中で、図書館サービスがどうあるべきなのかを考えていくと、結果として貸出点数の増につながるのかなと思うが、貸出点数増ありきのサービスではなく、図書館の求められていることは何なのかをしっかり考えた上で、魅力ある図書館作りという話もさせていただいたと思うが、魅力ある書架作りであるとか、イベント等予算を伴うものがあるが、いろんな発想をしながら進めていきたいと考えている。それからもう一つ、開館日増については、22年度以降の実績を見ても、必ずしも開館日を増やしたから、利用が増えるわけではない。確かに利便性は上がっていると思っているが、そこのところは、費用対効果を慎重に検討しながら、進めていく必要があると思っている。

委員:はい。結構です。

会長:その他、質問はないか。来年度の事業計画なり運営重点なり予算なり、これから説明がある中で今回の利用結果というものをどのように対策そして考えていくか、その部分は多分関わってくるのではないかと思う。私の受けた印象としては、これからある何か抜本的なことを考えないと、利用を飛躍的に高めることは、ちょっと難しいのではないかと思う。予算的な面はこれからずっと維持できれば、御の字であるというのが今の情勢だと思う。移動図書館の統計を見ると、利用が半分に落ちている。それに対して、人員的にどれくらい投入されているのか。あるいは、その巡回の頻度というのは、2週間か3週間だったと思うが、統計を見ても、数十人、数百冊貸出である。もちろんこれ自身も意味はある。それは分かっている。ただ、全体的にこのままだとある何かをしていかないとジリ貧にならざるを得ないのかなという気がする。そうすると、どこかに持てる力を集中していかないという思いのある中で、移動図書館というのは、投入と効果の観点から考えると、どうなのかなと気にはなった。もちろん全域サービスを目指していることもあるので、そういう意味では非常に重要な役割を担っているとは思うが、これから利用が果たして期待できるかも含めて、今後の長期的な方針として、これからどう移動図書館を運営するのか。そういったことを後の計画で教えていただても結構だが、教えていただきたいと思う。

事務局:移動図書館の件だが、今、毎月、14ステーション回っている。会長がおっしゃられたように、月2回、回るところもあるし、そうでないところもある。確かに減少はある。昨年度までは、さきほど申し上げたが、彩都西のステーションがあり、利用はあったが廃止になったので、特に顕著に今年は表れている。あるいは、他のステーションでもやはり、固定客の利用が多く、決まった方が来られる。ただし、決まった方にとっては、非常に楽しみにして待っておられるということもあり、図書館のサービスを全域にわたるようにすることが大切だと考えているので、今の状況は苦しいところもあるが、努力して参りたいなと考えている。

会長:ありがとうございます。

委員:ちょっとお尋ねしたいのだが、この統計では出てこないが、施設への団体貸出というのは行っているのか。

事務局:行っている。

委員:数字がどこかに入り込んでいるのか。

会長:要覧に出てきている。

委員:そうですか。もう一つ質問で、郵送貸出の件だが、さきほどの説明では、視覚障害者を対象にしているとの説明だったが、通常は、視覚障害者を含む重度身体障害者への郵送貸出をしていることが多いのだが、茨木市の場合は視覚障害だけなのか。

館長:資料に載っている郵送貸出は、法的に無料になっている方以外になる。具体的には、身体障害者手帳の1級・2級、療育手帳のA、精神障害者健康福祉手帳の1級取得されている方で、かつ来館困難な方を対象としている。

委員:最近、西宮や播磨地方で介護のために図書館に来られない人のために、郵送貸出をするサービスが始まってきている。そういう方法というのも、これから検討した方がいいと思うし、もう一つは移動図書館との関係だが、今までは分館、分室の代わりに行く形があったと思うが、世界的に見ても、より小さな単位に対して、移動図書館を持っていき、そこで本を選んでもらうような形のサービスに切り替わってきている。あるいは、移動図書館を使って宅配をしていく。そういう形で移動図書館の新しい活用法を含めてこれから将来的に検討した方がいいかと思う。

館長:ありがとうございます。まず、郵送サービスについては、私どもも課題があると考えており、今、研究をしているところですが、市の関係課にどういった基準でできるのかということを聞きながら、どういう基準作りができるのか、研究を重ねているが、現状維持している。移動図書館については、市の地域特性、茨木市は南北に長いということで、特に山間部にサービスを提供することを維持しているが、今、おっしゃっていただいたことも含めて、今後あり方を研究していきたいと思っている。

会長:よろしいか。

委員:はい。

委員:ちょっとすいません。

会長:はい。

委員:ビデオテープは今、割り算したら、月2,600件ぐらい貸出ということだが、受像機はあるのか。どんどん絶滅危惧種になっているのでは。まずメーカーは作ってない。これを言い出すと民業妨害と言われるが、民間的な言い方をすると、DVDだと絶対当たると言える。絶対、利用者が増える。それに移すのが、言いか悪いか私は判断つかないですが。利用者増ということだけを取り上げて話をするならば、ハードに合わしたソフトとして、時代に沿って変えてもいいのではないか。ただ、今、ビデオの受像機を持っている人はどうか分からないが。

事務局:確かに、今、VHSのビデオデッキを持っている方は、少なくなっている。

委員:このためだけに置いているかもしれないですね。

事務局:そうですね。DVDになってきている状況にある。ただし、図書館がDVDを収集するかどうかについては、検討は続けているが、ひとつには、DVDからブルーレイに移行するなど、将来的にどうなるか見えていない中で、今、DVDを入れてしまって、それでは見られないということになると困るので、考えているということ。それから、もうひとつは、DVDを図書館で貸出するためには、著作権処理をする必要があり、購入の金額が1万円以上と高いことということ。さらに、DVDは、傷がつきやすく、使えなくなったり、利用者の方が、傷つけてしまったとき、弁償をどうするのかなど色々な問題があり、DVDを購入することまでは現時点では、考えていない状況である。

委員:DVDも本当は劣化するようだ。あまり広く言ってないが。テープは伸縮するということはあるけれども。劣化すると聞いている。

会長:そうすると、視聴覚資料は統計的にもそうだが、もうほとんど新しく購入するのはCDが中心ということですね。利用統計と蔵書状況を見ると、分館の利用は多くなっている。

委員:CDの中で、音楽と朗読の統計はないか。その分、本の貸出が減っている等分からないか。

事務局:そこまで分かる統計は、今、持ち合わせていない。

会長:視聴覚資料も大事だが、基本は図書の利用だと思うので、その辺のところをさきほどから、分析と改善という方向で色々館内でも検討しているし、今年度、来年度のサービスに向けて、さらに取り組んでいただければというようなことで、お願いしたい。まだ何かとお聞きになりたいことがあるかもしれないが、この件については、以上で終わりたいと思うが、よろしいか。

会長:それでは、平成24年度の利用状況・事業報告について、以上の説明で終わるが、承認してよろしいか。

(異議なし)

 

3.平成25年度の図書館予算及び平成25年度の事業計画について

事務局から資料4「平成25年度図書館予算」「平成25年度事業計画・重点目標(案)」に基づき説明

会長:何か質問はないか。

委員:レファレンス機能の充実と郷土行政資料の収集を行うというところで、新聞記事検索などのデータベースの充実を図るとあるが、これに関して、図書館で利用を促すような具体的な取り組みがあるのか。

事務局:現在、周知としては、ホームページに載せていること、利用案内に載せていること、また、カウンターに使えますという案内をしている。他にもう少し使っていただくために、何ができるか考えているところである。

委員:今、グーグルで検索ができるので、それとこの新聞記事有料データベースとの違い自体が、おそらく利用者の方は詳しく分からないと思う。それを使う利便性というのがおそらく分かりにくいという点があるので、もし可能であれば、利用の仕方を講座という形で、図書館の方が講師として行うと、こんな使い方ができるんだということが伝わるのではないか。検索エンジンは便利な反面、どの範囲で検索しているのか、よく分からなくなってきているので、そのあたりがこの有料データベースとどう違うのかを、上手く伝達できれば、多分利用もかなり増えるのではないかと思う。また検討いただければと思う。

事務局:ありがとうございます。

会長:その他、いかがでしょうか。当初の図書館予算、主な予算科目別の24年度ボランティア養成講習会実施、これを中止するようなことを言っていたが。

事務局:中止ではなく、何年かに1度、ボランティアの方が少なくなってきたら養成をする形のものである。

会長:おはなしと音訳のどちらを実施したのか。

事務局:両方とも去年、養成を行って、人数が増えている。

会長:今年はしないのか。

事務局:毎年する事業ではなく、ボランティアの数が減ってきたら行う事業である。

会長:ということは、25年度の中央図書館事業計画資料5の障害者等への読書支援事業のなかで、研修講習会とあるが、これは違う講習会なのか。

事務局:はい。研修講習会は、今、いらっしゃるボランティアの方に対して行う研修になる。

会長:なるほど。技術講習会とまた違うわけですね。それと、前に一回議論ありましたかね。これからの電子書籍の活用について基本的にどう考えているのか。貸出・利用ということで、堺市の図書館でやっている。また、出版社の記事が一昨日の新聞で出ていた。いよいよ図書館向けにやり始めると。果たして、どの程度のコンテンツが出ているか、分からないが、その辺のところ、検討しているのか。全く考えてないのか。もしあったら教えてほしい。

事務局:まだ動向を見ている状態である。コンテンツが少ないという話は以前もさせていただいたと思うが、電子書籍は時代の流れとしてはあるとは思うが、特に利用者からものすごく電子書籍が欲しいという話はあまり聞いてはいない。図書館としてはやはり考えないといけないことであると思うが、まだ検討しているところである。

会長:あわてて進めることはないと思うが、今後の社会の動きや利用動向が出てくると考えざるをえない部分が出てくるかなと思う。

会長:昨年度の利用状況から、一番基本になる仕事は、やはり書架をどう作り上げるかだと思う。重点目標にある、「書架の整理に努め、魅力ある書架づくりをめざします。」という部分ではないかと思う。その時に、ポイントになるのは間引きで、書架に魅力があるかどうかの分かれ目になる気がする。間引きと除籍は違うかもしれないが、除籍対象の図書はこういうものだという話があった。間引きをするときには、どういうポイントで間引いているのか。何か計画的なものがあるのか。

事務局:担当を決めて、随時、書架整理をしている状況で、その中で、書架がいっぱいになってくると随時、何年未利用であるとか、利用回数が何回以下であるとか、色々考慮に入れて、間引きをし、書庫に入れたり、除籍をしたりというやり方で行っている。

会長:そうすると、あふれている冊数を対象にして、それで、どれくらいの未利用、1回も借りられなかったもの何年ぐらいのものを対象にするということですね。

事務局:はい。それについては随時している。書庫にも制限があり、なるべく1冊は置いているが、そこもいっぱいになってきているので、その辺もどうしていくかを考えながら、年に何回かは除籍をしている。

会長:そうですね。20年を過ぎるとやはり書庫も満杯状態だから、間引きしたものが、即除籍になる資料も当然出てくる。そういう本がリサイクルコーナーに置かれていくということですね。これだけ開架室が広いと大変な作業だと思うが、書架の部分を基礎にしながら、借りたい本が目立つような書架作りをしていくことが一番大事なことかと思う。

委員:いいですか。

会長:どうぞ。

委員:今、お話いただいたことに関して。前回も私は申し上げたが、新聞情報とか各出版社の機関紙を出していますよね。年間千円くらいで。ああいうことで私は、新刊本の情報を得ているが、それはピンポイントで、読書希望を出したらいいのだが、他の種類の本は、探すというプロセスがあり、「あった」という瞬間があり、手に入る場合もある。古い本を探すというプロセスを、図書館はもっと提供してもよいのではないか。摂津富田の向こうの高槻市の図書館にたまたま迷い込んだときに、本がどさっと二重に積んであって大変であった。だけど、山を掻き分けて、あった時はやはりうれしい。これだこれだとかね。中央図書館では、機能として検索機能があるじゃないかと言うけれども、作者や「昭和史」などのテーマがはっきりしていないと、次のプロセスに行けない。検索機能は機能でも、求めるプロセスによっては、検索機能では十分ではない場面がいっぱいある。こういう話をしだすと、利用者側の希望とかわがままがいっぱい出てくるので、どういう基準で、どういう範囲でというのを据えるのも大変だが、探すというプロセスも大切である。ただ単なる置いておけばいいというだけでは図書館の機能としては、十分ではないとは思う。前回と同じ趣旨のことを言ってしまったが、そう思う。ちょっと言われ始めた趣旨と違うかもしれないけれども。

会長:図書館で、探し方のプロセスの例を、色々皆さんに知ってもらう方法を考えられないかということなのかなとお聞きしたのだが、そういうことか。

委員:例えば、古本屋に行く時、僕らは心構えがある。何年も売れていないけれどもこの本いいなとかね。梅棹忠夫さんの全集は七十何冊かな。古本屋で見たら50万円ぐらい今している。とても手が出ないけど。10年ほど前見かけたが、間引きで書庫に行っているのかもしれない。古本屋とは意味が違うが、公共図書館として、具体的に提示する方法として、目的が違うので、古本屋形式がいいとは思わないが、年齢層も幅広く提供できるような方法があればいい。そういうことに限っては、この図書館は空間が広いが、私はあまり面白くないと思う。結構、借りているけれど。

会長:そういう意味で利用案内というのは、色々、作っているのではないか。ちょっと私はあまり見てはなくて、申し訳ないが。

委員:利用者の方に、色んな方の探索パターンを見せてもらうのも面白いかもしれない。図書館側でやると、どうしても系統立てて、こうしてこうしてこうしてという形になるので、なかなか今おっしゃったような掘り出し物的な発見はおそらくあまりないかと思うので、いろんな方のバックグラウンドの違う人が、どういう探し方を色々しているか共有するのもいいと思う。書架をその部分だけどうするのかは難しいですけれども、そういう機会があっても面白いかなと。読書好きの方がそういうので啓発され、つながりを作るのは、図書館の図書を提供する場としては面白いかなと。

会長:さきほど、新聞記事検索のPRの方法、使い方を案内する話が提案として出ていたが、今の話の中で、図書館の使い方講習会をしてはどうか。こういう風な使い方ができますよ、探す場合はこういうやり方がありますよ、というような講習会をしてはどうか。ボランティア講習会も大事だが、基本的な図書館の使い方講習会、本の探し方、情報の探し方講習会をもちながら、技術を知っていてもらうというのはどうか。そういう風に使えたらいいなという利用者が結構いるのではないか。ましてや、今、流行りの情報検索と名打つと利用者の方がたくさん集まってくるかもしれない。そういう意味で、この図書館として利用者アンケート調査、あるいはそのような形で図書館の評価の仕方のひとつとして、満足度調査なり、そういうことはしていないのか。

事務局:図書館自体ではしていない。

会長:もしそういう機会を設けるなら、どんなサービスを希望するかを聞く中で、探し方の希望があれば、そういう講習会をすることを計画してもよいかと思う。

委員:おおげさな話だが、今、学問的な深いことは別として、疑問が出た時、ほとんどウィキペディアで調べることができる。図書館に来る必要がない。もちろん来るが、何がいいかというと、分かるまでの時間が早い。エッセイなどを書いていて、ある言葉がぼんやりとした記憶しかなかったら、僕らの世代だって、国語辞典で調べない。ウィキペディアで調べて、ああこうだったということで。これはずっとこのままで行くと、こういう利用の仕方もあるという提示がないと、それこそ先が細くなるのではないか。活字族の年代がいる限り、仕事として公共のサービスとして意味があるが、僕らも追いつけない機器を「ピッ」とする年代がほとんどになってきたら、こういう紙・文字を提供するサービスは減っていく。

会長:そうですね。最後の案件の「その他」の話になってしまって申し訳ないが、この案件についての質問は他にないか。

委員:1点だけよろしいか。重点目標のレファレンスのところだが、「情報検索技術研修を通じて、レファレンス技術の向上」と明記されているが、具体的に何か想定されている研修はあるか。

事務局:有料データベースを契約している関係で、会社の方が来て、使い方を教えていただく研修や、府立図書館や国立国会図書館が主催しているデータベースの研修を受講する形になる。

委員:はい。ありがとうございました。

会長:他にないようなので、以上で質疑を終わりたいと思う。よろしいか。

会長:それでは、平成25年度図書館予算及び平成25年度の事業計画について、承認してよろしいか。

(異議なし)

 

4.その他

委員:今、アプリを取り込んだらボタン一つで情報が手に入るものをいつもポケットに入れていられる状態で、わざわざ図書館に来なくても、すべての情報、映像や本や調べたりすることが、目の前でできる世の中になってきている。その中で、図書館の運営は、これから厳しくなってくると思う。だからこそという訳ではないが、そういうものを扱えない小さい子どもや、高齢者の方をターゲットにした図書館づくりがいいのではないかと思う。最近、巷に親子の支援センターやデイサービスがすごく増えてきている。そういう所の貸出を充実していけば良いのではないか。さきほど、どうかなと言われていた移動図書館の方が、私はこれからの時代に沿っていけるのではないかと思う。

委員:幼稚園の時に、おはなしが好きな子どもに育てていかないといけないとは思うが、こちらに来るときに、来る手段が少ないと感じた。交通がとても不便だと感じた。大きな図書館であるのに、車がある家庭なら良いが、子連れの親子がくるのに難しい。もったいないと思う。

委員:もうひとつ。昔から図書館といったら「静かにしなさいよ。」というイメージがあって、なかなか小さい子どもを連れてくる勇気がないところだと認識している。

館長:よろしいか。

会長:どうぞ。

館長:今、子どもさんのことについて、お話をいただいたが、中央図書館を始め、分館が4つ、分室が8つあります。その中で、おはなし会を実施しており、図書館の中央、分館、分室だけではなく、保育所、幼稚園、小学校に出向いて行っております。この中で、子どもが読み聞かせによってイメージすること、考えることで、本の大切さや大事さを知っていただくという事業でもあると思っている。24年度の実績で、合計326回で延べ1万2,442人の方に参加をいただいている事業である。中央図書館までの交通が不便ではあるが、これだけの広い敷地をなかなか取れないということで、平成4年に開館して、駐車場も拡充して、合計100台分あり、土日にもたくさん来ていただいている。それから、分館は市内4か所、分室については水曜日の午後、土日の9時半から5時まで、利用していただけるようになっているので、皆さんに利用していただきたいと考えている。

委員:分室の本やおはなし会は知っており、幼稚園の帰りにそちらの方に向かっている姿は見かけており、利用はされていると認識している。前年では、ボランティアの先生に来ていただき、子どもたちはとても喜んでいた。先生に来ていただいたことで、やはり違う人に話しをしてもらうと、おはなしも違うように聞こえるようだ。

委員:いつもこういう風に丁寧に皆さんが図書館をどのように応援したらいいかを考えられており、この中央図書館、私の中では、全国1、2を争う図書館だというイメージがあり、子どもにもそう伝えているが、そういう図書館が運営されているのだなと今日はとても勉強になった。25年度の重点目標の中の中で言っていた連携のことでお話をさせていただきたい。いつも本当に中央図書館にはバックアップしていただいており、配慮していただいていることで、例えば、三島地区の図書館協議会でも、今年お世話になるが、すごく心強い思いでいつも活動している。ありがとうございます。団体貸出の話でも、さきほどからインターネットの話も出ていたが、子どもたちが例えば、国語の教科書で「外国では歯が抜けたらその歯はどうするの」などの調べ学習や、「新見南吉を学年全員で一緒に読みましょう」という時に、手に取れる、給食が終わった子からどんどん教室で読めたりする環境は、学校としては必要だと思うので、すごくありがたいなと思う。ぜひ、そういうインターネットではなく、本の良さをこれからも勉強させていただけたらと思う。個人的には、手に取ったときのサイズ、「のはらうた」でも、ピラっと紙でもらうより、手にのるサイズで、挿絵があって、カラーもあってというのがすごくいいと思うので、子どもたちにはそういう本の良さをこれからも伝えたいと思う。

館長:学校図書館との連携について、学校図書館においては、それぞれ司書教諭の方がいらっしゃると聞いている。やはり、教鞭をとるかたわら、学校図書館の担当もなさっているということで、非常にご苦労なさっていると聞いている。今年度、支援員のモデル事業として、小学校が3校、中学校が2校ということで、補助を受けて実施されると聞いているが、その中でやはり、国も学校図書館は、推進していくべきだという方向性を示している。学校図書館法にも公共図書館との連携、図書館法にも学校図書館との連携が法的に位置づけられているので、原点に立ち返っても、私どもは、そこを重点的に行わなければならないと考えているので、学校図書館との連携、幼稚園、保育園の子どもの読書推進について、事業を推進していく必要があると考えている。

会長:学校司書は、小中学校に配置されているのか。学校図書館事務担当者でしたか。正式には。

館長:司書教諭という資格の者がいると聞いている。

会長:司書教諭は12学級以上はすべて配置されるということになっているが、さきほど、館長さんが言われたように、なかなか司書教諭を担当する先生は、忙しく学校図書館の面倒がみられないという状況の中で、図書館を専任としてみる職員を自治体独自に採用し、法的な名称はないが、学校司書という形で図書館の運営に携わってもらう形がある。それで、司書教諭の先生方と連携しながら、学校図書館を活性化させていく動きがあり、法律を定める方向で動き始めている。多くの自治体で、そういった形で、専任の職員を採用していている状況があるが、茨木市ではそういったことは考えているのか。

委員:さきほどおっしゃっていただいたように、支援員が小学校に3校、天王小、穂積小、豊川小、中学校が1校とお聞きしたのですが2校ですか。今年から支援員という形で、4時間が5日間で週20時間実施される。

会長:学校図書館支援員という制度があるわけですね。

委員:今年度から始まっている。

会長:それは臨時職員という形で採用されているということか。

館長:学校図書館支援員は有償ボランティアと聞いている。

会長:よく分かりました。

会長:質問等ないようなので、以上で終わりたいと思うが。よろしいか。

 

閉会

会長:それでは、以上、本日の議事はすべて終了いたしました。これをもちまして、平成25年度第1回茨木市立図書館協議会を閉会させていただきます。皆さん本当にご苦労様でした。