サイトマップ

閲覧支援ツール
音声読上げ・配色変更

閉じる

ページの先頭へ

中央図書館(総合窓口)
所在地:〒567-0028 大阪府茨木市畑田町1番51号
電話:072-627-4129 ファックス:072-627-7936
メール:cyuotosyokan@city.ibaraki.lg.jp

メールフォーム

このサイトについて

All Rights Reserved, Copyright©Ibaraki City Library

平成27年度第2回図書館協議会会議録

 

日時:平成27年11月12日(金曜日)午後2時から午後3時40分

場所:茨木市役所南館6階 第2階会議室

出席者:(敬称略)

委員 竹島(会長)、瀬戸口、前田、藤原、福本、新地

事務局 久保(部長)、川上(館長)、吉田、濱口、上辻、川越、中濵、寺田、玉里、鈴鹿

案件:

  1. 諸般の報告 
  2. 平成27年度事業の取組・進捗状況について 
  3. その他
2.平成27年度事業の取組・進捗状況についての内容 
  • 子どもの読書活動推進 
  • 図書館ICタグシステムの導入 
  • 中央図書館改修工事
 

開会

会長:ただいまから、平成27年度第2回茨木市図書館協議会を開会いたします。本日の傍聴者は、いらっしゃいませんか。

館長:お一人いらっしゃいますが、まだお越しになっておりません。

会長:それでは、傍聴者の方がいらっしゃるということですが、まだお見えでないということで、お見えになりましたら一時休憩させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。ではまず、次第に従って案件を進めさせていただきたいと思います。まず1点目、「諸般の報告」を議題といたします。事務局から報告を求めます。

 

1.諸般の報告

事務局から資料1「蔵書構成の検証および分析」に基づき説明途中、一時休憩

事務局:今、傍聴の方が来られたようです。

会長:では、一旦休憩させていただいて、入場していただきたいと思います。

傍聴者(1名)入場

会長:すみません、本日の出席委員は、6名でありまして、茨木市図書館協議会規則第3条第2項の規定によりまして、本会議は成立しております。なお、古川委員、川村委員からは、事前に事務局に欠席するという連絡が寄せられております。ご報告を飛ばしておりまして、大変失礼いたしました。それでは、よろしくお願いいたします。

事務局からの説明 再開

会長:以上、報告をいただきました。何かご質問がございましたらお願いいたします。要覧のことでもよろしいですね。もし、何か確認していただくことがあればよろしくお願いします。もし、ないようでしたら私の方から何点かお尋ねしたいことがあるのですがよろしいですか。まず1点目ですが、要覧の15ページ、全館の合計をみておりますと、前年度に比べて、6歳~11歳までと30歳~39歳までの年代、ここの落ち込みが大きい。ここは先ほどの蔵書構成の検証との関係で何か分析がでていれば教えていただきたい。それから2点目ですが、要覧の18ページ、レファレンスが前年度よりかなり件数が伸びている。1.2倍という伸び方が運営方針との関連があるのかどうか。あとは20ページ、商用データベースの統計が出ているが、何をお使いになっているのか。新聞記事や判例が方針に出ていますが、それだけなのか。他にもあるのでしたら、使える商用データベースについても、要覧にあげていただいてもいいのではないかと思います。それから細かくなりますが、19ページの障害者サービスの利用状況の統計ですが、録音図書の貸出点数が前年度より下がっている。これはサピエとの関係で何かでてきているのでしょうか。デイジー図書の関係で、発信という件数が受信とともにあるのですが、発信が図書館等に資料提供を依頼した件数が貸出に賄われていて、録音図書の貸出点数との比較で前年度よりも貸出し件数が下がっているのであればいいが。教えていただければありがたいです。

事務局:障害者サービス統計の件ですが、年々カセットテープよりデイジー図書での貸出しが増えてきております。全体の減少についての検証についても甘いところがございます。申し訳ございません。サピエについてのデータの発信というのは、茨木の図書館で借り受けるために発信した数字になっておりますので、貸出タイトル数に含まれております。

会長:そうですか。ありがとうございます。

事務局:商用データベースの内容につきましては、産経新聞ニュース検索サービス、ヨミダス歴史館、聞蔵2ビジュアル、毎日Newsパック、ELNET、あと新聞雑誌記事検索マガジンプラス、判例検索D1-Law.comが入っております。

会長:はい。

事務局:統計についてですが、15ページ、蔵書分析の中では、6歳~11歳の貸出数減少については、コミック、なぞなぞなどの子どもに人気の700番台の本が古くなってきている。学校などの調べ物の宿題についても減っているのではないかなど分析がでてきております。書架をみていくということと、利用されていないということについてもニーズを考えていかなければならない状況です。

会長:ありがとうございます。最後のお話ですが、小さなお子さんを持つ親、30代が多いわけですが、6歳~11歳と30歳~39歳の落ち込みがこれだけ激しいということについて、茨木市全体の人口構成の落ち込みも関係しているのかについても、もう少し分析が必要ではないか。この年代がいちばん図書館を支えている。資料を見ますと60代以降は増加している。高齢化社会との関係があるのだろうと思いますが、この2つの年代層(6歳~11歳、30歳~39歳)が逆に減ってきているのであれば、どう対策をするのか、蔵書構成の検証とともにお考えいただく素材になるのかなと思います。

会長:他の委員さん、何かあればよろしくお願いします。

事務局:先ほど質問がございましたレファレンス件数について、対応の方法、カウント方法を変えたわけではありません。前回も申し上げましたが、全くわからないでお越しになっている方、ある程度調べたがわからないのでということで来られている方が、分かれてきていると感じております。特にデータベースにつきましては、周知ができますように案内を館内に貼付しています。そのような地道な活動が件数につながっているといいなと考えております。

会長:ありがとうございます。特にカウントの方法を変えたわけではないということですね。

館長:茨木市の人口構成についてですが、今確かなデータを持っているわけではないのですが、茨木市の人口推移を見ますと、今全国で言われている少子高齢化が進んでおります。だいたいですが、20歳、30歳代が減少しており、40歳、70歳、80歳が増加をしている。大きくはそういった傾向がございます。

会長:子どもの数も減っているのかなと思いまして、ブックスタートの状況も比較してみましたが、冊数が140冊減っています。茨木市自体の出生率がわずかずつではありますが減っている傾向にあるのかなと。いずれにしましても、蔵書構成の検証は各館の職員さんがご努力いただいて、いろいろ見えてきたことがございますし、全体で問題点が共有できた、さらにそれに向けてどう取組むか話し合えたことが職員全体の力を高めていくことになると思うので、今後の取組でもそういったことを含めてご努力いただければ。それが成果に結びつくことを願っております。

委員:要覧15ページの全館貸出人数と点数について、点数の方ですが、10代と20代はこんなに借りないものなのか。30代になると急に増えるのは、お母さん方が使うのでしょうか。子どもを持つと一緒に来る機会が増えるのか。定年を過ぎた年代はよく借りている。

会長:委員がおっしゃるように、どこの図書館でも年齢別にするとこのような傾向がでますね。特に60代以降の方は活字に慣れている方が多いのではないかと思います。時間ができると共に借りていかれる人が相対的に増えていくのだと思います。

委員:不思議なのが、これが年度ごとにずっと平行移動していくこと。6歳~11歳は増えて、学校に入ったら借りなくなって、特に中学校、高校は受験勉強が忙しいのか。

事務局:全国的な流れといたしまして、小学生までは図書館見学があり、学校でも図書室の利用が多いということで非常に利用されます。中学生、高校生になりますと、部活動であったり塾であったりと、なかなか学校のない間に図書館に来る機会が極端に減るというのは、全国的な流れです。また20代になったときに調べ物をしてみようか、時間ができ、通勤で本を読んでみようか、ということで読書をし始めるという形で、全国的な図書館でも中高生の利用者をどう図書館に目を向けさせるかということは、課題でよく取り上げられる内容ではあります。

委員:年齢による生活様式の違いがこんなに顕著に現れているとは思っていなかった。確かに、中央図書館でも新聞を読んでいるのはほとんど60代、70代。

会長:他には、いかがでしょうか。

委員:資料1の中で、今後の取組として、選書からもれがちな分野の見計いや選書の強化を図るとありますが、見計いは具体的にどういう形でされているのでしょうか。

事務局:見計いというのは、実際に本を取次ぎの方から図書館に持ってきてもらってそれを担当司書が、その中からどこにどの本を置くかということを選書しております。週一回集まってしております。その中の配本で、取次ぎからこの分野からこういう本が出るだろうということで持ってきているので、抜けているところが分野としてあります。その分野を強化していくということで、こういう本を持ってきてもらいたいと、こちらから働きかけるということと、色々調べて、書庫の本からだとか購入だとか、司書が抜けがちな選書をしていくというということを考えています。

会長:いかがですか。

委員:見計いというのは、かなり取次ぎの方でのパターン配本がきっちりしていますので、そのパターン配本を変えるためには、かなりの分野の部分を集中的にやらないと、1か月か2か月かに1回変わってくるのですが、そこに反映されない。ということは、それまでの間はその特定の分野については発注を強化をしないと、その分野はこの図書館はいらないという判断になって、見計いするものを持って来てもらえないということになる。発注業務は人手がかかるので大変ですが、しっかり見てもらえたらと思います。

事務局:しっかり見ていくということで、パターンなども取次ぎのほうにきっちり言っていきたいと思います。

委員:大阪府立図書館なども、パターンの見直しはかなり繰り返し言いますが、すぐ元に戻ってしまいます。その辺は職員の努力がないと更に悪化してしまうということになりますので。

会長:パターン配本の見直しはどれくらいの頻度で。見計いをはじめたときに、当然業者が用意している細かい各分類毎の、出版社別なども含めてどういうものを希望するのか出されていると思うが、その見直しはどのくらいの頻度でなさっているのでしょうか。

事務局:年1回は、これはこうしてほしいという希望は出しています。

会長:委員は、年1回では足りないと委員:年1していても、1か月2か月経つと業者が変えてしまう。それに気づかないと、そのままこの分野は入荷が少ない、とうだけで終わってしまう。その間どういう本が出版されているかという情報をいかに掴むかが重要。

会長:かなりこまめに、せっかくこういう調査をされたので、そういったところも力を入れていただくのが良さそうですね。

委員:ブックスタートの絵本名ですが、昔並んでいたものとだいぶ変わっているという印象です。「へんじゃないもん」という本だけが出ている冊数が少ないのですが、選書は図書館がなさっているのですか。

事務局:図書館でご用意しているものは上の4つまでになりまして、「へんじゃないもん」という本は人権の方から茨木市が作成しているものです。こちらもご希望の方にはお渡ししています。男女共生に関する絵本です。上の4点につきましても、やはり当初からラインナップに入っている本もありますので、2番目、3番目のお子さんで来られた場合は、同じ本というイメージもありますので、何年かに一度見直しをして、全部ではありませんが、1種類違うものに変えたりなどの見直しをしています。

会長:よろしいですか。では、時間の関係もありますので、もし何かございましたら最後にまたおっしゃっていただければと思います。次へ進ませていただきたいと思います。それでは続きまして、「平成27年度事業の取組・進捗状況について」を議題といたします。まず1.子どもの読書活動推進について、事務局から説明を求めます。

 

2.平成27年度事業の取組・進捗状況

1.こどもの読書活動推進について
事務局から資料2「平成27年度中央図書館子ども読書活動推進の取組」に基づき説明

会長:ありがとうございます。では、時間の都合もありますので、続けて説明していただいてもよろしいでしょうか。

2.図書館ICタグシステム導入について
事務局から資料3「図書館ICタグシステム導入スケジュール」に基づき説明

3.中央図書館改修工事について
事務局から資料3「中央図書館改修工事進捗状況」に基づき説明

会長:以上、3点いっぺんに説明いただきましたが、何か質問があればよろしくお願いします。

委員:中央図書館は休館中ですが、中央図書館の利用者の方は来館されるときの方法は、自家用車が多いのか、徒歩なのか。

事務局:開館しているときですか。やはり自転車や徒歩が多いと思います。駐車場も限りがあるのと、有料だということもありますので。

委員:大学でも話題なんですが、エキスポシティがもうすぐオープンするので、土日のこのあたり全体の道路状況が非常に混雑するんじゃないかと。中央図書館に車で来られる場合は、もしかしたらここまで辿り着けないんじゃないかと思うので、事前に利用者の方に働きかけをした方がいいのではないかと思います。

事務局:ありがとうございます。

会長:それでは、その他のことがございましたら、お願いします。お願いなんですが、子ども読書活動推進の取組でですね、年2回発行の図書館で作成したブックリスト、全生徒・児童等に配付と。図書館協議会委員にも配付というのは、お願いできるのでしょうか。

事務局:はい。

会長:次回で結構ですので、中高生向けもできあがりましたら拝見させていただきたいです。

事務局:はい。

会長:他は、いかがしょうか。委員さんは、図書館の行っているこういう研修にはご参加は。

委員:はい。教諭が参加させてもらって、すごく良かったと言って帰ってきました。その時に、改めて読み聞かせの大切さを感じた、という感想も言っていましたし、若い先生はどうしても新しく出る新刊ばかりに目がいってしまうから、そうではなくて、という話を聞いてきたようで、「昔から読み継がれているような絵本も大切にしていかなくてはいけないな。」と職員の中で話をしていました。

会長:じゃあ、割と刺激になっているということですね。

委員:そうですね。ベテランの先生が研修に行ったんですけれども、改めてすごく良く感じたといったことを言っていました。

会長:ぜひよろしくお願いしたいと思います。 あと、システム・スケジュールの説明の中で、貸出制限冊数を8冊から20冊にということで、これは、これからの開館後の非常に大きな期待と不安を感じてしまうんですが。

委員:貸出期間は変わらないんですか。

事務局:貸出期間は、15日間そのままにしようと思っています。

委員:軽い本だったらね。僕にはあまり影響なさそうで。20冊も借りたらこっちは負担で、読みきれないから。

会長:そうですね。実際ふたを開けてみないとどの程度増えるのか、減ることはまずないと思いますが。そのあたり、予測は立てていますか。どういう状況になるのか。

事務局:まず、貸出が多くなるという対応については、今年度IC化するということで、かなり業務の負担というのは軽減するというように考えています。いろんな分析といいますか、調査自体はしておりますけれども、仮に1.2倍くらい貸出が増えたということになっても、貸出が多かった平成22年度が一番ピークだったんですけど、それくらいの貸出冊数と同等であるというように思っておりますので、十分に対応できると考えています。

委員:読書希望は変わらずですか。家でも蔵書を見ていますけれども。

事務局:予約も同じようにしていただけます。

会長:実際どのように貸出・返却することになるんですか。

事務局:ICシステムの目玉といいますか、中央図書館と分館には自動貸出機を置く形になりまして、基本的には貸出は自動貸出機を使っていただく形になります。自動貸出機は自分のカードを読み込んで、本をぽんと置いたらそれで貸出ができるという形になりますので、カウンターよりかなり簡単にできるようになってます。返却については、他市では、自動返却機を置いているところもあるんですけれども、やはり冊数とか中の確認をさせていただくために、本市では、今のところ、職員が返却を受けるという形で考えています。

会長:余談になるんですが、先週の日曜に、神奈川の海老名図書館に行ってきたんですよ。カウンターの様子を見ていましたら、ほとんどの人がカウンターで手続きしてますね。あそこもたぶんICを使っているんじゃないかと思うんですが、理由がよくわからないんですよ。今、おっしゃったのは、基本は自動貸出機を使っていただくとおっしゃってましたね。それは、カウンターで手続きしてもいいですよ、ということなんですね。

事務局:カウンターでも手続きができるんですけれども、カウンターにいる職員がもっとフロアに出て、利用者の方の読書案内をするということをメインで考えていますので、基本的には、利用者の方には、カードと本を自動貸出機にお持ちいただいて、自分でしてくださいという形になります。ただ、もちろんお年寄りの方とか小さい子どももいらっしゃいますし、カードを忘れたりだとか、例えばどうしても読み込まない本というのもありますので、カウンターに来ていただくこともあるというように思っています。

会長:そうすると、例えば普通の健常者が、私のような者が、カウンターの方とお話したい訳じゃないかもしれないけれども、やっぱり人の手を借りて本を借りたいという風に来た場合に、「ここでは困りますから、(自動貸出機に)行ってください。」というように指示されるんですか。

事務局:いえ、そのようなことはしません。

委員:むずかしいな。

会長:そこなんですよ。たぶん今までこの統計を見てもそうなんですが、自動貸出機を使ってらっしゃる人数が7万人くらいですよね。全貸出冊数が二十数万ですから、7パーセントくらいですかね、自動貸出機を使って貸出をされた人数が。この統計を見ているとね。一割はいないはずですよ。総貸出人数に対する自動貸出機の貸出冊数がね。やはり、茨木市の図書館の利用者の方は、カウンターでの手続きに慣れていらっしゃる。あるいは、カウンターでやりたい。こういう方がけっこう多いんじゃないかという気がするんですよ。その時に、「今度これになりましたから、あなたはあっちでやってください、こっちは困ります。」というようなことでいかれるのかどうなのかによって、貸出カウンターの混雑がだいぶ変わってくると。同時に、そのように指示することで、何かが切れてしまような恐れを持っているんです。いくらカウンターを離れてフロアに職員が行ったとしても、やっぱり今までの経験からいくと、貸出カウンターの近さが、職員と利用者との関係を築き上げてきていると思っていますので、「このシステムになったから基本的にはあっちに行っていただくんですよ。だからちょっと困ります。」というように断るようにするのがいいものかどうか、不安に思うところでもあるんですね。それともう一点、例え1.2倍の貸出冊数になったとしても450万、経験があるから大丈夫だと。これは1年目か2年目ですよね。でも図書館はずっと続く。茨木市の図書館は一人当たりの貸出冊数、それから登録者が年間に来館される年間来館回数、どれをとっても飛びぬけているんですね。それが意味するところは、やっぱり利用者のみなさんは非常に茨木市の図書館に魅力を感じていらっしゃる、そう思っているんですね。実は私が経営した図書館の利用実態と割とよく似ているんですね。そこでやったことを考えると、果たして1.2倍ですむのかなと。5年後、10年後にどれくらいになるのか、ちょっと怖くなるくらいの数字が計算したら出てくるんですよ。そのあたりのことも長期的にお考えいただきながら、どう対応していくのか視野に入れていただいたほうがいいのかな、と老婆心ながら心配しています。冊数制限を減らすと言っているわけではないんですよ。望ましいのは、できるだけ制限冊数を少なくするのが望ましいと思ってるのです。ただ、私がいた図書館では、対応しきれなくなって、結局は冊数制限を元に戻してしまった、という経験があるもんですから、そんなことにならなければいいなという心配です。

委員:自動貸出機での貸出を増やすのは、窓口を男性だけにするんです。それだけが目的でないから、そうはしないでしょうけど。

館長:まずひとつ、カウンターのことなんですが、ICタグ導入のひとつの理由には窓口職員の負担軽減というのがあります。それはなぜかというと、いろんなご意見をいただく中で、窓口に職員はいるけれども結局バーコードを読むとか、作業のみに力を注いで、本来の図書館の、先ほどおっしゃった対話であるとか、そういうことがないと。貸すことだけに集中しているというようなご意見もいただいております。今回システム入れ替えるにあたりまして、何がいいのか、この際、主流はICタグになっているということでICタグの導入に踏み切ったと。それには、ただ単に職員が人数減ということではなくて、そこの力を、本来しなければならない読書案内ですとか、レファレンス、あるいは企画、そういったところに力を注いでいこうというのが、今回の非常に大きなポイントでもありますので、そこをしっかりやっていきたいと思っています。カウンターに来られる方を拒絶するということは絶対にありえないわけでして、自動でできるということは、当然アピールさせていただいて、近隣のICタグを導入しているところでも、ほとんどが自動貸出機をご利用なさっている、もちろんその中でも、申し上げました、障害を持っている方であるとか、カウンターでやりたいという方については、そちらで対応させていただくというような方向性を持っています。

会長:近隣のICタグを使っている貸出館では、ほとんどはICの自動貸出を使っているんですね。

館長:箕面市、高槻市は、実際見に行かせていただきました。今の自動貸出機が使われていないというのは、バーコードを読んで消磁するということがありまして、1冊ずつ入れていって非常に手間がかかるんですね。ですので、今の時代にあっては、それでは機能が遅れているのかなと。今度の機械は、10冊程度はいっぺんに読みますので、カードを読まして確認だけをすれば、すぐお持ち帰りいただけるという状況もございますので、そこに職員との対話の時間ができるのかなと思っております。

会長:そうですか。ありがとうございます。私ばかりですので、みなさんどうぞ。

委員:受付で受け入れるかというのは、どうやって判断するのか。

事務局:基本は全員受け入れます。どなたが来られても受け入れます。ただ、「自動貸出機もありますよ。」というお話と。

委員:その流れをどう作るか。

事務局:最初、そこに立って、職員がきっちり案内して使い方を覚えていただいて、ということでそちらを好まれる方が増えるかなという予想をしております。カウンターに来られる方は全員カウンターで対応させていただきます。

委員:受付のときに、予約していた本とか資料というのは、結局カウンターに行かないとだめなんですよね。カウンターの所で図書カード出して予約の本を出してもらって受け取る、あれはけっこう時間がかかっているように思うんですよね。こちらが予約本の連絡を受けましたと言って、その方がチェックして、後ろへ本を取りに行って、帰ってきて、処理をして、渡してくださるんですけど。カウンターでみんな本を借りたりする時に、その予約のものがあるためにカウンターに行くという割合が多いと、やっぱりカウンターのところで、ものすごい時間が取られると思うんですけど、そういうものの対策というのは。

事務局:そのために、中央図書館には、今度、予約の自動の受取サービスのコーナーを作ります。それは、ご自身で貸出と同じように、自動的に、(カードを)かざしたら、受取コーナーのどこの棚にあるかということがわかって、そこに本を取りに行って、自分で貸出していただけるようになりますので、そこはスムーズかと思います。ただ、分館の方には今のところ予定がないので、やはりカウンターに行っていただく必要があります。それも中央館でやっていって、今後の課題になると思います。

会長:話を聞いているだけで、心配事がたくさん出てくるな。実際稼動して様子を拝見しないと、もうひとつ分からない部分がありますので、そういった所も仕上がった後、ご説明いただけるとありがたく思います。よろしくお願いします。

委員:初期トラブルはどういうシステムにとってもあるでしょう。だから残減していきますと思いますけれども。

館長:1月にシステムが入るんですけれども、中央は2月からになります。その際には、みなさん最初から自動貸出機をご利用いただけるかというと、初めてのことなので、そこは職員がサポートさせていただいて、慣れていただくまではしっかりやっていきます。

会長:予約のことも含めて、ぜひ丁寧な説明をしていただければ。

館長:貸出冊数の制限のお話をちょっとさせていただきますと、簡単に事務局から説明させていただきましたけれども、大阪府下の調査を一通りさせていただきました。その中でも、やはり15冊以上20冊を超えるというところが10市ほどございました。その中で、特に北摂の中では、15冊以上では、吹田市が15冊、箕面が20冊というような状況で、それぞれ聞き取り調査なんかもさせていただいてます。あと、いつも図書館年鑑に掲っております人口30万人未満の区・市において、順位付けがあるのですけれども、そこで茨木市は常に2、3位になっております。そこのランキングに入っております東京目黒区、文京区、でありますとか、他何市かありますが、そこの状況についても調査をさせていただきました。その中で、まず府下の状況ですけれども、やはりその20冊の制限にしたからと言って、20冊借りる方も当然いらっしゃいますけれども、今の貸出冊数では足りないという方も中にはいらっしゃいます。といったニーズを踏まえていく、どこまでそのカバーできるか、というところだと思うんですけれども。大体、他市の場合、9冊から10冊をピークに、やっぱり山が落ちていっている。その方達のニーズをどこまでカバーさせていただけるかというのが図書館の大きな役割でもあるということで、今回検討させていただきました。それで当然、たとえば箕面市ですと、人口13万4000ですから、茨木市の約半分で、貸出が150万ほどになります。単純に倍して300万ほどですから、貸出冊数は茨木市より低いかなと思いますけれども、一定の曲線は想像することができるのかなというところであります。それから、東京の目黒区にも問い合わせをさせていただきました。その中では、4冊から7冊かりてられる利用者さんが多い、その次10冊くらい、でその次18、20冊というような20冊上限としているところの統計が出ています。目黒、文京なんかでも貸出点数が大体400万、430万冊、410万冊、大体それくらいの、茨木と同規模の貸出点数なのかなと思っております。ただ、会長がおっしゃっていただきました茨木が、特に読書に非常に熱心な方がたくさんいらっしゃると、私どもも考えております。そういうことを踏まえても、対応ということでは、2割増で、その対応はできると予想はしているのですが、それよりもやはり増えていくということもありうるというところですが、今回のシステム導入を機に、やはり市民の皆様に読書の機会を提供していきたいと、職員がそれぞれ考え、統計をとっていった結果を踏まえて、今回検討しているところでございます。

会長:ありがとうございます。時間があまりありませんけれども、ちょっと私も調べてみました。茨木市さんは、登録者に対する貸出冊数比較をすると、一人あたり51冊借りているんですね。年間。今、おっしゃった箕面でも46冊なんです。他はしれたもんですね。さらに目黒では34冊、文京では20冊。これ一つみてもいかに多くの方達が年間多くの本を借りているのか。それは、結局茨木の図書館の大きな魅力なんですよね。その当時、栗東も3.93だったんですよね。貸出冊数制限7冊の時に一人(あたり)。これが15冊にした途端に、4.8に跳ね上がるんです。もし、この茨木が3.93から同じように跳ね上がる。4.8になったときには、もうすでに445万。これは次年度です。で、栗東はそこから10年後をずっと算出してみると、大変な数になっているんですね。私も茨木はどうかなと思って10年後に栗東にあわせて計算してみたら、700万を超えます。笑っちゃうかもしれないんですけれども、それだけ魅力のある図書館だと私は思っていますので、そう意味でも申し上げた次第で、変更した初年度は、貸出人数はほとんど変わりません。そんな浸透してないですから。これがだんだん年を経るにしたがって、「あの図書館はいいよ。やりやすいよ、借りやすいよ。」ということで、どんどん貸出人数が増えてきます。まあ、それだけ心配したわけで。館長さんのおっしゃることもよくわかりますし、その辺を上手に運営をしていただけますようによろしくお願いいたします。だいぶ、時間がきてしまいました。最後にこれだけはということは何かございますか。そしたら、お願いしたいと思いますし、事務局のほうでも何かございましたら、是非お願いしたいと思います。

館長:はい、よろしいでしょうか。今後検討していくということであるんですけれども、広域利用がございます。これにつきまして、今、北摂では3市2町 箕面、豊中、池田、そして能勢町、豊能町で広域利用に組んでおります。これについて北摂の7市、茨木、吹田、高槻、摂津を含めて、広域でやっていこうという話が8月の北摂市長会で出ました。今後、各市で調整をしていくということで現在、広域利用について進んでいくという状況でございます。本市の考えとしましては、やはり茨木も図書の連携はやっていくことが好ましいだろうとのことで考えておりまして、調整をしてまいります。そこには、市民優先ということが考えられますので、冊数制限は別に設けるべきであると。北摂3市2町では5冊という制限を 広域利用では持っており、予約もございません。そういった統一した制限がいるのかなと考えておりますので、また、今後はそういった調整も進めていきたいと思っております。また、開始の時期についても、まだ未定でございます。

委員:その、先の例といったら、蔵書が覗ける訳ですか。箕面市の。ホームページかなんかで。

館長:もちろん、それは今でも蔵書は覗けます。

委員:もし、茨木市になかったら借りれると。まあ、まだ協定が先。

館長:はい。ただし、予約は茨木市ではしない、という考えを持っております。

会長:もう一点確認なんですが、制限冊数5冊とおっしゃいましたね。それはどういう意味ですか。

館長:それぞれ、例えば箕面でしたら何冊、市民に対しては何冊。それぞれの市であります。それを広域利用、他市の利用者さんは、予約ができない、ということと、書架を見て借りていただけるのが5冊までという制限です。

会長:ちょっとすみませんね。それは、市民とどういうふうにして区別をつけることができるのですか。

館長:ご利用の申し出があって、貸出カードを作る段階ですね。

会長:いやいや。部長:箕面の方が茨木市の図書館に来られて、まず、カードを作っていただいた時に、市外のカードを作るんです。市外者として。

会長:ということは、市内の方と市外の方にカードに違いを持たせるということですね。色を変えるとか。

部長:はい。そうです。

会長:そうでもしないと、この方は5冊、この方は20冊なんてわかりませんから。

部長:まあ、IC上も読み込みをした時に、この人は5冊制限ですという制限が当然かかりますので、10冊持って来られてもお貸しできませんと。予約もできません。ですから、5冊だけをお持ち帰りくださいと。2週間は変わりません。

会長:はい、わかりました。外見ではわからないと思いますわ。ありがとうございます。もし、ご意見がなければ、以上で終わらせていただきたいと思うのですが、この後、分館の視察をということを、先ほどおっしゃっていただきました。時間、大丈夫ですか。

事務局:こちらは大丈夫です。

会長:皆様、お時間大丈夫でしょうか。お時間のある方はぜひ、よろしくお願いいたします。では、皆様ありがとうございました。これをもちまして平成27年度第2回の図書館協議会を閉会させていただきます。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。