令和8年度第1回図書館協議会会議録
日時
令和8年7月23日(木)午後2時から午後3時45分
場所
茨木市立中央図書館2階会議室
出席者(敬称略)
委員:國松(会長)、大浦(副会長)、井戸、入交、嶋田、橘、森、古川
事務局:吉田(理事)、濱口(館長)、木下(参事)、谷本、後藤、東後、川嶋、高橋、井谷、中村、森脇
案件
- 令和7年度事業実績について
- 令和8年度事業について
- こども読書活動推進計画の取組と実績
- その他
開会
会長:ただ今から令和8年度第1回茨木市図書館協議会を開催させていただきます。
このメンバーでは2年目最後の会ということになりますので、みなさんの方からご意見を出していただければと思います。
本日は、委員8人全員の出席をいただいておりますので、茨木市図書館協議会規則第3条第2項の規定により、会議は成立しております。
また、本会議は茨木市審議会等の会議の公開に関する指針に基づき、原則公開といたします。
本日は傍聴者がございますので、当協議会の会議を傍聴したいとの申し出のもと、ただ今から入室をしていただきます。
お願いいたします。
傍聴の方が1名おられますので、よろしくお願いします。
オンラインでの傍聴はございません。
1 令和7年度事業実績について 2 令和8年度事業について
会長:それでは、案件1「令和7年度事業実績について」、案件2「令和8年度事業について」それぞれ関連する議題でありますので、合わせて審議いたします。
最初に事務局からそれぞれ説明をお願いいたします。
事務局から資料1・2に基づき説明資料1:図書館要覧から蔵書統計、利用統計、行事状況の一部を抜粋資料2:図書館事業計画、図書館予算
会長:「令和7年度事業実績について」と「令和8年度事業計画について」説明いただきました。
このことについて、委員のみなさんからご意見等をいただければと思います。
資料がたくさんあり主な部分のみの説明をいただきましたので、分かりにくい部分もあったかとは思いますが、最初にまとめていただいた令和7年度事業実績について、何か委員のみなさんからご意見、ご質問がございましたらお願いしたいと思います。
いかがでしょうか。
委員:ご説明ありがとうございました。
ひとつお尋ねいたします。
資料1の3ページ「実登録人数の推移」について、これは1年間で1回以上利用した実人数ということで、実利用人数と呼ぶケースもございますが、茨木市の人口で割ってみますと19.2%ということで、この実利用率について図書館としてどのように評価されているのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
館長:実登録人数について、令和11年度には21%を目指すという目標です。
実登録人数自体は市外の方の利用も含まれている人数となっています。
そのため、19%を超えているのですが、市民の方だけとなりますと18.1%でございます。
昨年度からも下がっている状況になっておりまして、なかなか目指すところから厳しくはなっております。
様々な事業をしていく中で、図書館を利用されていない方にどういうふうにしていけばよいのかを考えているところです。
市民の実利用率については、令和6年度が18.6%、令和7年度が18.1%となっております。
委員:ありがとうございました。
私はそんなに低い数字ではないという意味合いで申し上げました。
全国調査ではありませんが、だいたい14%、15%ぐらいのところが多いのではないかということだったのですが、おっしゃるように高いところでは25%より多いといったところもございます。
目標21%を掲げていらっしゃるということで、ぜひご健闘いただければと思います。
また、図書館の利用度は決して貸出冊数だけではないということはおっしゃるとおりです。
参照読書の数を知るという、抜いたけれども借りなかった本について、大学で試みようと思っているのが、返本台においた本を学生ボランティアのみなさんがハンディスキャナーで読み込んでもらって、どういう類のものが抜かれて読まれたのか統計をとってみようかといった話はしています。
公共図書館ですと、札幌市の図書・情報館は貸出をしていないということで、必ず見ていただいた本は返本台に置いていただいて、そこに仕込んであるアンテナと本のICタグでどのような本が見られたか統計分析しているところがありました。
そういう新しい事業指標みたいなものが掴めるといいなといったことを思いながら質問させていただきました。
会長:大学の場合、だいたい棚から出した本はそのまま勝手に戻さないように、必ず返却のトラックに置いてくださいとしており、大学によっては時々どういう本が閲覧されたかというのをチェックしているところがあります。
公共図書館は、ある程度期間をかけてこういう期間ではどういうものが使われたというのを調査します。
私がいた図書館でも調査は1週間ぐらいしたことはあるけれど、年間を通してできないので、なかなか大変だなとは思います。
茨木市はないのですが、どうしても多くの図書館の場合、図書館の基本計画を立てて数値目標や評価をしている中では、どういう目標数値を立てるかというのはいろいろな角度からやってみましょうといったことになっているため、実利用が20%弱というのは非常に高いと思っております。
滋賀県なんかもだいたい15%ぐらいで、20%を超えるところはほとんどありません。
15%でもよく利用されている図書館とされるぐらいです。
21%というのは、どういうところから目標数値とされているのですか。
館長:まず令和5年度に調べましたのが19.1%でして、そのときに21%を目標として掲げました。
その後、市民の方に限ると少なくなってしまったものですから、21%もなかなか難しいなと思っているのですが、以前、茨木市で市外の方を含めてですが30%近くまでいっていたこともございまして、市外の方を含めてですけれどもそういうことがあったので、20%台といたしました。
会長:他の部分でご質問等ございましたらお願いいたします。
いかがでしょうか。
どの項目であっても結構です。
委員:事業の取組状況の中央図書館、分館、分室のところで、こどもの本の交換会やおはなしボランティア、えほんのひろば、スタンプラリーおはなし会、ともしび号による行事参加で、クイズ形式のものが結構人気があるのは、クイズなどがついているとこどもは興味があるのではないかと思ったのですが、どのくらいの年齢のお子さんが多いのでしょうか。
先ほど、6歳~11歳の利用が減と言われていましたが、だいたい来られるのはこのぐらいの年齢ではないかと思われるのですが、いかがでしょうか。
館長:クイズの年齢の統計まではとっていないのですが、親子で来られる方もたくさんおられるので、就学前から小学生が多いところではあります。
ともしび号でも、クイズをしてもらいともしび号を使ってもらいたいと思って取り組んでおりますが、貸出数に結び付くかというとなかなか難しいです。
委員:ありがとうございます。
他の参加者に比べて、やはりクイズ形式やスタンプラリーとかですとこどもに人気があって、それがなかなか貸出につながらないとしても、本に何らかの興味を持つ機会ではないかと思いますので、できるだけ続けていただけたらありがたいなと思います。
会長:他に何かございませんか。
委員:ご丁寧なご説明をありがとうございました。
「令和7年度事業実績」の6ページ(10)「商用データベース・官報データベース・国立国会図書館デジタル化資料送信サービスの利用件数」を見ると、「市場情報評価ナビMieNa(ミーナ)」の利用件数が非常に多いと感じました。
「MieNa」は市場調査などに活用されるデータベースであることから、起業やビジネスなどに関心を持つ20代後半から40代後半ぐらいの方々の利用も一定数あるのではないかと思います。
令和8年度の図書館事業計画を見ると、こども向けのイベントが比較的多いように思いますが、「MieNa」の利用状況などを踏まえ、こうした世代をターゲットとしたイベントや講座などを今後広げていくことは考えられているのでしょうか。
重点的な計画として位置付けるまでではないとしても、一定の利用ニーズがある層だと思われますので、こうした利用者層に向けた事業展開について、何か検討されていることがあればお聞かせください。
館長:「MieNa」はビジネス層をターゲットに、使っていただけるように周知を図っております。
それ以外にということでは、「MieNa」に限らずいろいろなデータベースの周知や、「使いこなそう講座」で周知を図っております。
それ以上に何かというところは今のところ計画としてはございません。
委員:8ページ以降の事業の取組状況の中にそういったイベントなんかがあがってきたらいいのかなと思いました。
ありがとうございました。
会長:他に何かございますか。
6ページの商用データベースについて、なかなか公共図書館でフリーアクセスの環境を作るのは難しいのですが、これは図書館の中の専用端末で利用するというかたちでよいでしょうか。
館内だと自分のタブレットからデータベースに接続できるといった環境というのはなかなか作りにくいのでしょうか。
館長:そうですね。
端末が決まっておりまして、どのデータベースもその端末から見に行けるかたちです。
会長:「MAGAZINEPLUS」とかは非常に利用の件数が少ないのですが、契約の金額が大きいと思うので、利用できる商用データベースの見直しや今後もっと増やしていくというような予定や計画はあるのでしょうか。
館長:毎年度データベースの利用等含め見直しはしております。
「MAGAZINEPLUS」は雑誌等の記事のタイトルまで分かるようなものですが、それが他にはないため必要であると考えております。
会長:他に何かございますか。
委員:実利用人数、実利用率についてなのですが、電子書籍の利用はあるわけですよね。
これはどのようにカウントするか、そのあたりをもしありましたら教えていただきたいです。
館長:実利用人数には電子書籍の利用も入っております。
委員:入っているのですか。
ありがとうございます。
会長:利用カードを作ってさらに電子書籍のIDをとっている人はダブルカウントにはなりませんか。
館長:ダブルカウントにならないです。
委員:今回、新規事業として6月から児童向けの電子書籍が導入されるとのことですが、電子書籍の利用も実登録人数に含まれるのでしょうか。
導入によって、これまで図書館を利用していなかった児童の利用にもつながり、実登録人数も増えてくるのではないかと期待しています。
そのあたりの見込みについてはいかがでしょうか。
館長:学校で利用している分についてはこどもたち一人ひとり全員にIDを付与しているかたちになっておりまして、その利用の数自体はわかるのですが、一般の図書館の利用と一緒にしてしまうのかどうかはまだ検討中です。
多く利用してもらっているのは間違いないというところは分かっております。
会長:そうしましたら、次に令和8年度の事業計画、予算案の説明をいただきましたが、重点目標も含めてこの部分についての質問等ございましたら聞きたいです。
いかがでしょうか。
委員:質問ではないのですが、6月から電子書籍を導入してもらって、学校の状況をお伝えさせてもらおうと思っています。
6月に一度、各校1人以上の職員に対して、茨木市の中央図書館の方が説明してくださいました。
どんなふうに使ったらいいかなど細かいところまで教えていただいたので、それを学校の方で広めていきたいなと思っているところです。
利用状況につきましては、私の周りだけの話にはなるのですが、現在私は4年生の担任をしておりまして、4年生の児童には周知をして、読書の時間に読んでもいいよとしているのと、今からこの時間は読書タイムだから使ってねというように、読書のときに利用しています。
こどもたちは読み放題のところはとても興味があるようで、いろいろな本をくっては読み、「家にタブレットを持って帰って読んでもいいか。
」と聞く子もいたので、それはとても嬉しいことだと思っています。
また、他校でも1年生に使い方を教えて、1年生でも活用できているといった話なので、それはとても便利なことだと思い、今どんどん活用ができるように進めていこうと思っています。
会長:他いかがでしょうか。
委員:資料2-2の予算のところでございまして、1.事業別についてです。
令和8年度合計が569,209,000円ということで、これは人件費が含まれている額として理解していいかということ、一般会計と比較いたしますと約0.5%ということでこれをどう評価しますか。
私はそんなに悪くはないといいますか、ただ北摂は高いところが多いので、吹田市などはいい数字なのですが、そのあたり人件費が含まれているのかということと、一般会計費に対する数値についてどのようにご評価なさっているのかというところを教えていただければと思います。
事務局:人件費につきましては、こちらには含まれていないです。
委員:先ほど少し調べたところ、予算書に人件費が入っているような感じではなかったので。
ありがとうございます。
会長:教育総務費や社会教育総務費などに含まれるケースがあります。
多くの市町村ではいわゆる図書館員の費目について、総務関係などで職員費のところをあげています。
こちらでも社会教育費の中で会計年度さんの人員などが出ています。
他の自治体などはこの金額が図書館員の費目になります。
これは自治体での区分の仕方なので、なかなか比較は難しいです。
館長:令和7年度の決算はまだ出ていないのですが、令和6年度の決算でいうと人件費は277,000,000円です。
要覧に出しているのですけれども、ここで勤めている職員分をそのまま出しているのではなく、人数から換算で出しているかたちになります。
毎年人事課から数字を提供してもらっています。
委員:ありがとうございます。
こういうことをお尋ねさせていただきましたのは、図書館の総経費が一般会計費に対してどの程度の比率かということにおいて、図書館政策がどんなふうに優位性を持っているのかということをお聞きしたいという意図でございました。
これを例えば中核市比較をするなら、現状茨木市の図書館行政だといったあたりを、ほかのデータもそうなのですが、指標を出していただいて比較できるようになると茨木市の図書館行政の現在が良く分かってよいなと思いました。
会長:なかなか大きい自治体となると予算書というのが大変ですけれども。
私の方から、こどものタブレットの件です。
先月朝日新聞に、紙で読むと脳のコスパがよいといった、電子版と紙版で比較実験をしたという記事が大きく載りました。
これは、学校の現場などで紙とデジタルをどうこどもたちに利用してもらうか考えてあるのでしょうか。
図書館にも関係することです。
そのへんはいかがでしょうか。
委員:専門性がなくて申し訳ないのですが、私もその記事を読ませていただいて、本当にそのとおりだと思います。
紙の教科書だと何ページにすぐ戻れるのですが、タブレットの操作に慣れていないことや、電源が切れたりページがどこか分からなくなったりするのでいうと、やはり紙が大切だと思っています。
けれど、紙ではなくデジタルの方が見やすいといった子は一定数いますし、文字を読むことが苦手な子に対しては音声があるというのは、特別支援の教育からいくと非常にありがたいと思っています。
最後どんなふうにこどもたちに落とし込んだらよいのかといった内容は、新聞にまとめさせたりリーフレットを作ったり、国語と関連しながら読むだけではなくて自分の中にインプットしていけるようにいろいろ考えています。
会長:令和8年度の事業で質問等ございましたらお願いします。
委員:先ほどのタブレットの方が見やすいといったお子さんがある程度いらっしゃるということで、その理由は何でしょうか。
電子書籍のフォントはUDフォントになっているのでしょうか。
障害のあるお子さんだと普通の文字が見にくいので今はほとんどUDフォントに変えていく方向になっています。
その辺がどういうふうになっているのか、もしUDフォントになっていたらタブレットの方が見やすいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
館長:UDフォントになっていたと思います。
電子書籍は読みにくいこどもたちも含めてそういった対応をしているものもたくさんございます。
音声や文字の拡大、色の反転に対応しているものもありますので、図書館としても時代に即し電子書籍を推進していきたいと思いますが、もちろん紙も一緒に、両方をうまく進めていきたいと考えております。
委員:もう一点よいでしょうか。
学生のビブリオバトルというものを茨木市も開催されたと書いてありますが、どこの学校かは公表されているのでしょうか。
人権作品などの取組やその他の活動に重きを置いている学校や真剣に取り組まれているお子さんなど、市内でもいろいろあるので、どこら辺の学校なのか分かれば教えていただきたいです。
館長:令和7年度におにクルで行った分につきましては、追手門学院大学のビブリオバトルをするサークルの学生さんに来ていただいて行いました。
それから、ブックトラベルでもビブリオバトルを行っていますが、そちらの方は一般の人を募集しまして、茨木のビブリオバトルサポーターズの協力のもと行いました。
委員:ビブリオバトルサポーターズといった団体があるのですね。
ありがとうございます。
会長:他は何かございますか。
それでは、案件1、2については一旦ここで終わらせていただいて、案件3「こども読書活動推進計画の取組と実績」についての説明をお願いいたします。
3 こども読書活動推進計画の取組と実績
事務局から、資料3に基づき説明資料3:こども読書活動推進の令和7年度取組実績と課題等及び令和8年度取組内容等
会長:令和7年度の取組実績と今年度の取組内容の部分について、何かご意見やご質問がありましたらお願いいたします。
図書館にというよりもいろいろな課が担当されているのですが、取組状況においてはほとんどが概ね順調に見えるという評価になっています。
ほとんどが〇ということは基本的にはあり得ないのですが、これは項目ごとに課で目標の数字などの評価指標が定まっているかいないか、おおまかに言うと〇になるのだと受け取ります。
時々△というのはありますが、このあたりは図書館だけの取組事項だともう少し具体的に数値が分かると思います。
これは図書館が取りまとめているのでしょうか。
各課の担当者との話し合いの中で取組状況の評価をしているのでしょうか。
市民の人が見てもほとんど〇なのかと思うのが普通だと思うので、図書館としてはいかがでしょうか。
事務局:取組状況の評価の部分なのですが、確かに今まで〇か×か大まかなところがあったので、今年から25%ずつの4つの段階に分けてもう少し評価をしやすいようにしました。
しかし、結局ほとんどが〇で返ってきているところではあります。
一応、◎〇△×で評価してくださいとしています。
会長:その結果がこれなのですね。
◎のところも最後にありますね。
事務局:5つ以上にすると余計に分かりにくくなるのではと思い、今年は新たに4つに分けて評価をしてくださいと説明しています。
会長:担当する業務の担当課によって物差しが違うのでなかなか難しいとは思います。
内容としてあげているのですが、どういう事業が取り組めていないか、取り組むべきかというのは、次の計画を立てるときに非常に大事になってくると思います。
しかし、自分がやっている事業だからあまり悪くは見たくないというのはどこの担当者もそういった思いだとは思います。
大変たくさんの項目を取組事項としてあげているので、進捗管理などが大変だと思いますが、頑張ってください。
質問はいかがでしょうか。
委員:5ページの29番の「カ」について、私たち市民活動センターもある程度把握していますので、協力しなければならないと思います。
把握していない分でも社会課題を解決するためにということでリサーチをしたら、例えば彩都の方では街が新しいため、そのときから住民のお母さん方がこどもの育ちを支えるといったかたちで小学校・図書館へ読み聞かせのボランティアへずっと通っておられて、そのリーダーの方なんかが広く地域でいろいろなことをされているのを去年か一昨年伺いました。
そういう活動をされている方がたまたま彩都の方で地域ボランティアとして義務教育の教育を支えていらっしゃるようなことがあるようですので、そういったことも含めて情報交換したいと思います。
また、29番の「キ」についても、私たちがそれこそ司書の方を活用して講座を開けばよいのだと再確認いたしました。
義務教育、特に小学校で図書館との上手な出会いがなければ後が崩れてしまうのは、去年の統計でもはっきりと分かります。
茨木市は人口減ではないので、年齢別の人口統計と合わせてみないとはっきりとしたことは言えないのですが、小学生と図書館の出会いがとても大事になってきます。
親子で来られることが多いでしょうから、おにクルぶっくぱーくのお子さんたちを見ていると、就学前のお子さんと小学校低学年のお子さんとはグラフが少し上がっています。
30代、40代のお父さんやお母さんと一緒にやってくる姿が見られますが、ひょっとしたら地域の図書館ですとこどもたちだけでやってきているとしたら、それもまたよいことだと思います。
おにクルぶっくぱーくを見ているとおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に来ているお孫さんも多く、おにクルぶっくぱーくや中央図書館は図書館以外のスペースがあるので、そこで健康フェアや防災フェアをすることで、一緒に来てついでに図書館を見てもらえるといったきっかけになります。
穂積図書館もイオンが使えるし、他のところも近くにコミュニティセンターがあったり、公的施設があったりするのではないかと思います。
そこと上手に連携して、みんなで出かけていけることと一緒に図書館の出会いを支えられたらいいのかなと統計から思いました。
会長:他はどうでしょうか。
委員のみなさんも日ごろの活動の中で関係される取組があると思います。
計画のほうも改定されたばかりですので、取組状況と照らし合わせながらご意見の方いただきたいと思います。
非常にたくさんの項目をされていますので、ぜひ日頃の活動を見ていただければいいと思います。
そうしましたら、案件1、2、3につきましては、これで終わりたいと思います。
4 その他
会長:最後に、その他ということになっていますが、以前会議のときにいろいろな図書館の情報やみなさんが活動されていることにどのように取り組まれているかといったことを、情報交換ということで案件協議とは別にお話をしてもらおうといった提案がありました。
このメンバーでの最後の会合になりますので、それぞれみなさんから自分が活動している分野などでどういう状況なのかといったお話をしていただこうと思っています。
委員:私は親、保護者対象の講座ワークを通して子育て支援、親支援を行うのが主な活動です。
最近、保護者の方から多いのは、性教育をテーマにしてほしいといった要望です。
どういうふうにこどもに伝えたらいいのかというので、私たち親世代が受けた性教育と今は異なっていると思いますし、今は包括的性教育が主流になりつつあります。
基本は人権で命の大切さはもちろん、被害者、加害者にならないといった視点を含めた性教育なので、やはり今大事なことだと思っています。
私たちは講座のファシリテーターという進行役をやっているもので、研修をしたときにも性教育を伝えるのに一番分かりやすいものは何かというと、絵本が一番いいと思います。
講師の方も何冊か性教育の絵本を勧めてらっしゃって、とても分かりやすく、親とこどもで読みやすく、こどもだけでも読めて入っていきやすい内容なので、性教育に関する絵本も図書館の方で取り入れていただければ今のニーズに合ってくると思います。
委員:私は、おにクルぶっくぱーく7階の市民活動センターにおります。
小学校・中学校のことは先ほど申し上げたとおりです。
また、商用データベースなどのデータがたくさんあるということで、働いている方たちが夜図書館を使うことを促進できたらいいなと思っています。
市民活動センターでは夜カフェというものを毎月やっています。
何回か図書館とコラボして、その日は図書館へ行って本を選んできて紹介したり、自分の本を持ってきて話をしたりするテーマとなり、たくさんの方がいらっしゃいます。
ということは、まだたくさんそういった方がいるのだろうと思われるので、そういうところにも焦点を当てて進めていきたいと思っています。
委員:子育て広場です。
ブックスタートの話が広場でも結構でるのですが、ブックスタートで選ばれる本3冊の中から1つ選んでくださいというのが多いと思いますが、それは毎年本の種類など見直されているのでしょうか。
事務局:何年かに1回は変わっています。
去年と今年は一緒だと思うのですが、見直しはしています。
委員:ありがとうございます。
ブックスタートがきっかけになったり自分が選ばなかった本を買ってみたりといった話を聞いたりするので、そのあたりのチョイスが図書館の方が選ばれているのならば、その方のセンスでお母さん方が興味を引いてもらえているのかなと思います。
未就学児を対象としているので、利用者は小さなお子さんが多いのですが、図書館を使ってみたくても舐めたり噛んだりなど破損の心配があるのでもう少し大きくなってからと考えているお母さんがおられます。
もちろん、税金から出ている本なので大事に使ってもらうことは前提だと思うのですが、もしもそういう破損になったときは、こうしてくださいというのをもう少し周知してもらったら分かりやすいのかなと思います。
委員:幼稚園は今年度の夏休みに入るにあたって、保護者の方に夏休みのしおりを配布させていただいているのですが、園でも通常の貸出をしていますが、夏休みの期間は中央図書館やおにクルぶっくぱーくへぜひ行って絵本と出会ってくださいと周知もさせてもらっています。
しかし、そもそも幼稚園側から出かけて行って絵本と触れ合うというのもいろいろな取組があるので、そちらの周知もしていかなければならないなと思いました。
場所によっては遠かったりするかもしれないのですが、何かイベントがあったら行くという方が多いと思うので、幼稚園でもどんどん声をかけていければと思います。
先ほどの性教育についてというところでも、幼稚園でもプライベートゾーンの絵本などでこどもたちに伝えていることがあります。
図書館でも性教育に関する絵本の貸出ができるようになると保護者の方や先生も園児にそういったツールを通して伝えることができるので、ぜひお願いできたらと思いました。
委員:小学校での読書活動なのですが、次の学習指導要領で情報活用能力についてよくいわれていると最近研修を受けます。
情報はデジタルの本もそうですし、図書室にある本もそうですし、いろいろなところから情報を受け取ってこどもたちがどうやって理解していくかというところを、どのように学ばせていったらいいのかと日々考えています。
私も市の図書館によく行って、司書の方にこんな本を探していると言ったら書庫からたくさんの本を渡してきてくださいます。
司書の方のレファレンスのすごさというのを学校に広めていって、職員がまず図書室を利用して本に触れていってほしいと思っているところです。
委員:司書課程では産学連携の取組を多く行っており、特に絵本の読み聞かせを中心に、地域のさまざまなイベントに参加しています。
学生にとって、授業で学んだことを実践できる貴重な機会となっています。
一方、箕面市の図書館と連携して、ボードゲームを使ったイベントも実施しましたが、学生が卒業すると活動の継続や引継ぎが難しいという課題もあります。
今後、読み聞かせ以外にも、継続して取り組める新たな活動を模索していきたいと考えています。
委員:先ほどのこども読書活動のところで、いろいろな部署の方が関わられて評価にも携われているというのは、継続されていることが非常に素晴らしいと感じているところです。
図書館や読書というのが狭い領域で捉えられるのではなく、全庁的にいろいろな機会を捕まえて注目されることは本当に素晴らしいと思います。
少し茨木市に関連のないことで恐縮なのですが、日本図書館協会では去年の8月から21世紀の新しい公共図書館政策を作ろうということで、市民と図書館の未来プロジェクトというのが動き出しています。
PRをやっているのですがなかなか広まらないところがありまして、今年の図書館雑誌の6月号に特集記事が載っておりまして、いろいろな図書館員や大学教員、一般市民の方にもご寄稿いただきまして、こんなような展望があればということをお伝えしているところです。
そして、その中の山梨県立図書館の丸山さんという方が書いた文章の最後に共有ポートがありまして、みなさんにご意見をいただきたいというアンケートフォームがございます。
もしご関心があればぜひご参加いただければと思います。
茨木の図書館は今年も雑誌を置いてくださっていると思いますので、もしよろしければご覧いただければと思います。
会長:私は年齢的には70歳を超えましたので、教えている学校に去年までいたのですが、ひとつぐらいしか行かなくなりました。
地元では国勢調査の全貌が出まして、滋賀県は全体では5年前までは人口が増えていたのですが、人口減になったということですけれども、自治体で見ると南北格差がひどく、私が関係している図書館ですとこの十数年で一万人ぐらい人口が減っている町があります。
学校がもともと滋賀県でかなり広い範囲で市町村合併して1つの自治体になっていて、小さな規模の小学校がたくさんあります。
ただ、このままだと複式学級になってしまうということで、私が勤務していた図書館に関係している高島市というところは、3つの小学校を統合して新しい学校を作るという話が進行中です。
そのときに、学校図書館をどうしようかというような話で、図書館協議会なども協議に参加してほしいといったことになり、結局は学校図書館と公共図書館の分館を1つにまとめて作ってしまうという動きになっています。
もともとは旧地域で7千人ぐらいの人口のところに1つ図書館があったのですが、それを学校図書館につなげるような形で作ってしまうといった話にはなっています。
一時期、学校図書館と公共図書館の分館の統合というのは、同じ滋賀県で東近江市というところがそういう取組をしまして、これからこどもの人口が減ってきているので、そのあたりをどうするかということです。
さらに、人口減が急激な自治体があるので、図書館の数が多すぎるといった議論がそろそろ出てきたのかなと思います。
今滋賀県が140万人ぐらいの人口で、市町の図書館が全部で50あります。
これは多すぎるだろうということで、地域によってはそういう話が出てきています。
大阪府はまだしばらくはそういった話は出ないと思いますが、大阪府も南の方などはかなり人口が減ってきているので、都市部に先んじてもそういうような話が話題になっているなと感じています。
そういう中で、司書の方がたくさん働いていますので、仕事をする場が場合によっては奪われかねないということもあるので、図書館協議会といったところで何とかバックアップできないかと日々思っております。
そういった状況です。
そうしましたら、案件としては終わりましたが最後ですので、他何かこれだけは言っておきたいということがございましたら、お願いしたいと思います。
いかがでしょうか。
よろしいでしょうか。
そうしましたら、図書館協議会をこれで閉会させていただきたいと思います。
ありがとうございました。


PDFを閲覧するためにはアドビシステムズ社 Adobe Reader(無償)が必要です。 左のバナーをクリックするとダウンロードサイトへジャンプします。