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中央図書館(総合窓口)
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日時:平成29年11月8日(水曜日)午後2時から午後3時45分
場所:中央図書館2階会議室
出席者:(敬称略)
委員:竹島、瀬戸口、前田、長澤、向山、斉藤
事務局:乾(部長)、川上(館長)、吉田、永松、濱口、上辻、川越、中濵、寺田、玉里、鈴鹿
  1. 平成29年度子ども読書活動推進の取組み及び子ども読書活動に関するアンケートの調査報告について
  2. 北摂地区7市3町公立図書館広域利用の状況について
 

開会

会長:ただいまから、平成29年度第2回茨木市図書館協議会を開会いたします。
本日は、8人中6人の委員の皆様にご出席をいただいておりまして、茨木市図書館協議会規則第3条第2項の規定により、過半数のご出席がありますので、本会議は成立しております。
なお、西浦委員・藤田委員からは、ご都合により欠席する旨の届けを、事務局にいただいておりますことをご報告させていただきます。
本日の傍聴者は、ありません。
早速ですが、議題に入らせていただきたいと思います。
それでは、本日の案件1「平成29年度子ども読書活動推進 の取組み及び子ども読書活動に関するアンケートの調査報告について」を議題といたします。
事務局の報告を求めます。
 

1 平成29年度子ども読書活動推進の取組みとアンケートの調査報告

事務局から資料1、2に基づき説明
資料1 平成29年度子ども読書推進計画取組状況
資料2 アンケート調査結果

会長:はい、ご苦労さまでした。
それでは、推進の取組とアンケート調査結果の両方をご報告いただいたんですが、何かこれに係わってのご質問がございましたら、お話しいただきたいと思います。
資料がちょっと多いので、なかなか事前に読んでくるのも大変だったと思いますが、気になることがありましたら、遠慮なくお話しください。

委員:ここにある「本」というのは紙の本だけのことですか。
例えば、この頃は電子図書とかもありますし、中高生あたりだったら、パソコンやタブレットをのぞいてて、ゲームをしてるのかと思ってたら、本を読んでたんです。
それをあの子達は、「本」って思っているのかわからないんですけれども。
あと、マンガっていうものも、本に入るんでしょうか。
それをちょっとお聞きしたいんですけれども。

事務局:はい。アンケートの中で「本」というのは、紙の本と認識してもらっています。
先程申し上げました、新たに付け加えた設問で、電子図書といいますか、「紙以外の本をよく読む」と答えた人に、「普通の紙の本も読みますか」というところで、どういうふうに読書をされているのかなというところが、これでわかればと思って、設問を 一つ増やしました。
マンガがどうなるかというところですが、図書館では同じ本として貸出もしていますが、学校現場では、イコールではないのかなと思っております。
学校の図書室では、学習に関するマンガを置いてらっしゃる所もあると聞いています。

委員:そうですね。
日本の人物の歴史とかも、マンガでたくさん図書館にも並んでますしね。
ああいうのは本だと思うし、本当にマンガもたくさんありますし。
読書っていうのも、範囲を広げたら、もうちょっとデータも変わってくるかもしれないと思って。
もう一つ、「「あまり好きでない」「嫌い」を選んだ人は答えてください。」の理由が、「文字を読むのが嫌い」とか「つまらない」とか「面倒くさい」とか「忙しい」とか「読みたい本が分からない」とか「他に好きなことがある」というのは、多分、本を読んでいる子も同じことを感じながら、それでも本を読んでいるんだと思うんですね。
自分のことかもしれませんけれども、最近文字を読むのがちょっと辛くなったり、「この本つまらないな」と思って途中でやめてしまったり、面倒くさいこともありますし、もちろん皆さん忙しいし。
その中でもやっぱり、「読みたい本がわからない」というのが。
おもしろかったら読むと思うんですね、出会えば。
だから、ここで力を入れてくださっているのは、とてもいいことだと私は感じています。
それと、余談ですけれども、昨日ヨドバシカメラに行きましたら、テレビのコーナーでものすごく美しい画像があって、あれを小さい頃から経験しているわけですよね、画像とか、そういう目に入ってくる動画とか。
あれは、本当に簡単にきれいに見れるので、それをずっと見てる子が文字に入るには、よっぽどの教育者の皆さんの導入がないとと思いました。
ものすごいきれいでした。

会長:刺激が強いですからね。

委員:びっくりするくらいきれいな画像で、驚いて帰ってきました。

会長:ご質問ということでの回答はよろしいですか。

委員:読書の範囲なんですけれども、家の子はよく本を読むんですけど、半分くらいマンガなので。

会長:いちおうこの読書活動というのは、当然、活字ですよね。
「活字を読む」ということをどう勧めていくのかという、そういう狙いなんですよね。

委員:もう一つ、NHKのテレビで、ファミリーヒストリーというのをよく観るんですけれども、あの時調べてくる時も、各地の図書館の役割はすごいなといつも思っています。
資料の保存ですか。
あれは、図書館の素晴らしい仕事ですね。
感心していつも観させていただいています。

事務局:以前、ファミリーヒストリーで宇崎竜童さんの回があったんですけど、その時に取材に来られました。
その時は、富士正晴記念館の資料を見に来られて、宇崎竜童さんの血縁にあたる竹内勝太郎さんのことを調べに来られて、色々な資料を調べて行かれました。
やっぱり、貴重な資料は保存しておかないといけないと思いました。

委員:あるんですね。
見つけて来られるのもすごいし、あるのもすごいし。
それを「ここです」と出して来るのがすごいなといつも思っています。
きちんと整理されてるんだなと。

会長:そうですね。
そういう保存というのも、図書館の重要な役割でございますのでね。
他、いかがですか。
ちょっと、運営のことで1点だけなんですが、A3の資料の3ページ、平成28年度の取組の23の所です。
一般室と児童室の開架から貸出をするようになった。
どうなんですかね。
いわゆる一般開架から持ち出すというのは、長期になってくると、ちょっと運営上問題になることはないんですか。

事務局:書庫からの貸出の分と貸出期間の差をつけさせていただきました。
書庫からの分は、最大3か月貸出なんですが、開架からの場合は、1か月とさせていただきました。
学校ですとか、幼稚園・保育園なんかで読み聞かせをされるとか、調べものにお使いになるとか、というところで、どうしてもこの資料といわれた場合、書庫からだけでしたら、間に合わないというところです。
書庫からの場合は3か月、物流システムを使った調べものの本の貸出の場合は概ね2か月、というふうになっております。
それに加えて開架からは1か月、各図書館に直接借りに来ていただいて、また返しに来ていただくというふうに、新たに運用しています。

会長:冊数制限はどうでしたか。

事務局:1回最大20冊で、一般の方の貸出と同じになっています。

会長:20冊を1か月間、という形で開架の資料を貸出しているということですね。
今のところ、別に影響はないということですね。
個人貸出される方に対しての影響はないということでよろしいですか。
あと、聞き違いか、同じく1ページにあるこの12のボランティアが、「新しく24名が参加」とおっしゃいましたね。

事務局:はい。

会長:新しく今年24名ボランティアの方が参加されたんですか。

事務局:はい。
おなはし会ボランティアにつきましては、募集については不定期といいますか、活動人数の具合とかを見て実施しておりまして、3年ぶりくらいになります。

会長:そうでしたか、毎年ではなくて。

事務局:毎年ではなくて、今回20名の予定で募集いたしましたが、応募がたくさんありまして、最終的に24名の方が入会されました。

会長:ずいぶん多いので、良かったなと思いまして。

委員:全員で何名なんですか。

事務局:4月1日の段階で65名いたところに、プラス24名ということになります。

委員:そのボランティアの方が、各図書館に分かれて活動されているんですか。

事務局:グループの単位としましては、分室を単位に活動してもらっていまして、今8分室あります。
中央図書館ですとか、分館につきましては、それぞれの分室のグループの組み合わせでやっております。

委員:その配分とかは、職員の方でしてらっしゃるんですか。
「ここには誰が何人、今日は行って」とか。

事務局:いえ、分室のグループの中で、それぞれ毎年幹事というか、お世話係さんになってくださる方がいらっしゃって、毎回の人数の調整ですとか、してもらっています。

会長:他、いかがでしょうか。

委員:茨木の図書館はマンガを置かれてますよね、さっきちょっとお話が出てたんですけど。
マンガとか選定する時の方針って何かありますかね。
作っておられるとか。

事務局:はい、規定があります。

委員:だいたいどういうものですか、それは。
ざっくりとでいいんですけど。

事務局:賞を獲ったものであるとか、映像化されたものであるとか、というような規定です。
なんでもかんでもとなったら増えていくばっかりなので、そういう形で決めています。

委員:なんか個人的には、最近、学生とか見てても、マンガでさえも読まなくなってきてて、どちらかというとYouTubeとか、ああいった動画のサイトをよく見てると。
それで、さっきおっしゃってましたけど、視覚的にこう、すぐ情報が入ってくるので。
マンガは、どちらかというと、ページをめくっていかないとで、どちらかというと、いわゆる読書の形態と近いんですけど。
動画っていうのは、本当に押せば自動的というか、あとは自動的というか、あれでサーと観ていって、それをこう何時間も、まあテレビも観てないですけど、動画を見てて。
「マンガだとけっこう読書にはつながるかな」というのは、個人的にはちょっと。
子どもが今年小学生に入って、実際マンガの読み聞かせとかをたまにしているんですけどね、家で。
それが良いか悪いかは、ちょっと別の話ですけど。
それはそれで、テレビを観てるよりはおもしろいというリアクションをする時があって、次何があるかわからないというので、たぶん今は、絵本の感覚で見てるんですけど。
そういうところで、やっぱり本という形、電子書籍でもいいと思うんですけど、自分でめくっていくという体験というのか、しかけをどこかでしてあげないと。
本当に動画っていうのは、キーワードを入れとけば、自動再生でどんどんどんどん再生しますし、繰り返し繰り返し、自分が関心のあるものだけをリピートしていくので。
自分の関心以外のことと出会わないというのは、インターネットの問題としてもよく指摘されてるんですけど、そういう意味でマンガも一つ切り口として。
最近は、マンガも出版社の方も色々あるみたいなんですけど。マンガっていうのは、「読書をどう考えるか」というのを含めて思うんですけど、その辺りは、図書館だけの問題ではないと思うんですけど、もう少し色んな形で、自分で読み進めていくような経験というのを、どこかしらでやっていかないと。
今は本当に、本もテレビも見ないし。

会長:そんな時代ですか。

委員:はい。
だから、仲間内の共有する話題みたいなものさえも乏しくなって、本当に好きなことや関心がもともと同じ人が集まっているようなイメージが強くなっているのかなと思ってまして。
その辺りで、マンガとかは、敷居も多少は低いですから、読書というものに誘う何かしらのきっかけにはなるのかなと個人的に思ったので。
なかなか、なんでもかんでもといったら難しいと思うんですけど、これからその辺りを含めて考えていかないと。
わざわざ、動画に慣れてる人間が、本を読むとやっぱり疲れますし、そこら辺を誘ってあげる。
面白さっていうのか、充実というか、それをどこで見つけたらいいのかなと個人的に色々考えるところはあるんですけど。

会長:そういうふうに、図書館もマンガをいわゆる読書への誘いというふうに扱っていらっしゃいますけども、たぶん位置づけとしては、活字へ入ってもらうための位置づけで入れてらっしゃるのかなという気はするんですけども。
この図書館も、全く排除されてないということでもありますんで。
どう考えていくかというのは、大変難しいところだと思うんですが、これからも一定予算の中でマンガも入れていく方針でいらっしゃるということですね。
委員も関心をお持ちだそうですので、お聞きいただければと思います。

委員:ちょっと前に亡くなった父なんかは、「図書館にマンガを入れるとは何事や」と怒っていた時代がありました。
私は家にマンガが山ほどあったので、別にいいじゃないかと思いましたが、「図書館はあかん」といってた時代もありますし。
今は、私はそういうのは思わないんですけれども。
それよりも、今時代が色々と複雑に、さっきおっしゃったYouTubeはよく見てますし。
あと、さっきおっしゃってた「他の関心のないことには接触しない」というのはとても危険ですよね、思想的にも。

会長:その辺の所を図書館の仕事として、考えていっていただければというふうに思います。
報告であったんですが、このアンケート結果を見てますと、26年度に比べると、少なくとも本を読むのが好きな子が増えてる、あるいは冊数も増えてる。
この辺りを、28年度の読書計画の取組の一つの成果として見ていくのか、あるいは別の要因でこういうふうに増えたとするのか。
その辺りは、これから見極めながら、さらに増えるということを目指して取り組んでいくということになりますので、今回のアンケート調査の結果を踏まえて、今までの取組をどう評価していくのか、また考えていけたらと思いますので、よろしくお願いします。
では、案件1はそういうことで終わらせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
それでは続きまして、案件2に移りたいと思います。
「北摂地区7市3町公立図書館広域利用の状況について」を議題といたします。
事務局の説明をお願いいたします。
 

2 北摂地区7市3町公立図書館広域利用の状況について

事務局から資料3に基づき説明
資料3 北摂地区7市3町公立図書館広域利用状況

会長:以上で案件2「北摂地区7市3町公立図書館広域利用の状況について」の説明を終わります。
ご質問はございますでしょうか。
私の経験からいくと、10市町あわせて合計で71,978冊というのは、意外と少ない感じがしますね。
やっぱり各図書館が、一定それぞれの市民に満足をいただいている結果という意味でいいわけですかね。
この広域利用でいつも気になるのは、極端に利用が集中する図書館と逆の図書館、そのアンバランスをどうするのかというのがいつも課題になるんですが。
この茨木の場合には、吹田ですね。
高槻は割と似通っているんですが、吹田の市民がかなり茨木に来られているけども、茨木の市民はあまり行っていない。
この辺の理由というのは、何かお考えになっていらっしゃいますか。

事務局:それぞれの市民のお住まいの地域からの生活動線といいましょうか、JR茨木駅から乗降される吹田市民の方が非常に多いというふうに思っております。
穂積図書館をご利用になる吹田市民の方が非常に多い、という結果になっております。

会長:穂積図書館の利用が吹田市民ではないかということですね。
穂積の設置条件ということになってきますかね。
その辺りは、穂積図書館では特に何かございますか。

事務局:前回の時にもお伝えしたんですけど、7月からスタートして、新規の受付なんかも当初はすごく多くて。
ただ、7月8月は割と日々の受付は多かったんですけど、9月10月と過ぎ、10月に入って少し落ち着いたかなという感じは受けております。
受付に関しては、普通の一般の受付もございますし、それと同等くらいの感じで、今は継続してるというところでしょうか。

会長:はい、わかりました。
特にそれ以降は、問題はないですか。

事務局:そうですね。
受付・登録いただいたら、後は貸出をしていただくだけということになりますので。

会長:前回お聞きしたかもしれませんが、予約はどうなっていましたか。

事務局:広域利用の方は、予約できないことになっております。

会長:そうでしたね。
他、何かご質問はございませんでしょうか。
広域利用の結果をもって、広域利用の館長会とか、そういうのはまだ持たれてはいないわけですね。

事務局:そうですね、利用開始後はまだ1度も集まっておりません。

委員:前回休んでいまして、ちょっとわからないところがあるんですけれども。
広域利用で、これをすることで、すごくいいことがいっぱいあるんですか。

事務局:広域利用のメリットとしましては、市町村の枠を超えて、それぞれの市民・町民の方の生活圏域にあった図書館の利用ができることが一つ挙げられます。
また、北摂7市3町で相互に利用できるということで、利用できる資料がぐっと多くなるということで、進めて参りました。

委員:すごい喜んでいるので、吹田市の方とかは。
「茨木市は充実してるので助かる」と言っていました。
いいことがいっぱいあればいいですね。

事務局:相互に利点がありまして、高槻と隣接している所もありますので、そちらの茨木市の市民の方は、高槻市に芝生という図書館があるんですけれども、その辺には茨木市の図書館がないので、芝生図書館が利用できるというのを喜ばれている方もいらっしゃいます。

委員:本当に近い図書館に行けるということなんですね。

事務局:そうです。

委員:わかりました。
今までこれができなかったというのは、何かあったんですね、きっと。
今年始められたのなら。

事務局:今年の7月から始まりました。

委員:茨木市で働いてたり、学校に行っている人は、茨木の図書を借りられるけど、ただふらふらしてる人は借りられないと言っていました。
ふらふらというのはおかしいですけど。

事務局:特に、お勤めや学校に来られているというのではなく、ただ市境に近い所にお住まいの方ですとか、学校や会社に通うのに茨木の駅から乗って行くのだけれども住んでいるわけでもなく勤めているわけでもないという方々が、今回非常にたくさん利用していただけることになったと思います。

委員:そうですね、わかりました。
ありがとうございます。

委員:ちょっと質問なんですが、ここに参加してる図書館の場合、それぞれの市民町民というのは、加盟館の全ての分館を利用することができるんですか。
以前、豊中と箕面の場合は、2館ずつとか、ちょっと制限があったんですが、そういうのも取っ払ってるんですか。

事務局:分室まで利用できることになっています。

会長:そうですか。
以前、そういうことだったんですか。

委員:隣接している近くの図書館だけで、それ以外は利用できなかったんです。

会長:そうだったんですか。
初めて聞きました。
当然、全システムだという頭があったものですから。

館長:今回始めるにあたって、全館、分室も含めてなんですけど、移動図書館については、それぞれシステムで対応できないというところもございまして、例外とさせていただいております。

委員:今、メリットの方は伺ってて「なるほどな」と思ったんですけど、逆にデメリットとか、今少しずつ見えてきているものはないですか。
今後、もっとそこが拡大してきたら困る、みたいな部分がもしあれば、お聞かせいただきたいのですが。

事務局:始める前は、館による利用の偏り、先程も会長が気にかけていただいてました一定の一つの図書館だけが利用が増えるというようなことに対して、どう対応していくかというのが、課題の一つとして挙げられていたんですが、先程、穂積図書館長が申し上げました通り、一定落ち着いてきているというところです。
それぞれの館をとってみますと、偏りというのもあるかもしれないんですけど、市全体で見ますと、他市の方が来られることもあるし、お隣の市の図書館に借りに行くのが多い地域もあるというようなことで、一定バランスみたいなものが見えてるのかなと思っております。
それ以外、督促をどうするのかとか、色々懸念していたことがあるのですが、まだ始まって3か月ということで、まだ長期延滞というようなことも出てきておりませんし、今のところ、普段の予約のある図書等に対する督促とかも、広域利用の方ではあまりないような状況です。

委員:ありがとうございます。

会長:本の返却は、借りた所で返却するんでしたね。

事務局:借りた図書館のある市町の中で返却ということで、茨木でしたら、茨木市内の図書館ですとか、返却ポストなど、どこでもということになっております。

会長:極端に言えば、駅前のポストなんかでも良いということですね。
他は、よろしいでしょうか。
それでは質問もないようですので、これを持ちまして案件2「北摂地区7市3町公立図書館広域利用の状況について」を終わらせていただきます。
続きまして、3の「その他」について、事務局から何か報告はございますでしょうか。
 

その他

事務局から資料4に基づき説明
資料4 平成29年(2017年)要覧

会長:はい、ありがとうございます。
ずいぶんと内容が豊かになりまして、これに目を通すのは大変だったんではないかと思います。
何かお気づきのことがありましたら、お話しいただきたいと思います。

委員:(17)の障害者サービス利用状況のところなんですけれども、この図書館では、色々ボランティアで活動されてると思うんですけれども、「「障害者サービス利用案内」を活字、録音、点字で作成し」ということは、利用案内だけですか。
本はなさってないんですか。
本を点字にしたりとか、音訳したりとかのグループもあるんですか。

事務局:障害者サービスに関わるボランティアグループなんですけれども、2つありまして、一つは「グループ藍野」といいまして、音訳・録音図書を作成するグループです。
同じ要覧の9ページ、協力団体の説明のページなんですが、その1番の「グループ藍野」といいますのが、視覚障害者等用資料の作成と、対面朗読を行っているグループになります。
そして、もう一つ2番目「茨木市バラの会」という会があります。
こちらの方が、点字図書の作成、点字図書だけではなくて、「バラの会だより」というような定期雑誌のようなものを作成したりとか、そのような活動をしている団体があります。

委員:これは、読んで録音なさっているということですか。
音訳の方は。

事務局:はい。

事務局:補足をさせていただきますと、この(17)障害者サービス利用状況で書かせていただいている前段の利用案内っていうのは、今までも作ってはいたんですが、しっかりした形で作りましたということで、報告をさせていただいています。

委員:最近、研修会みたいなものがあって、サピエというところでデイジーに関わることがあったんですね。
テキストデイジーに。
そうやってできた図書を借りられるようになってるんですね、ここの図書館では。
そのデイジーを作っている現場が大変なことで、人数がいらっしゃらないということです。
その作業の順番を聞いたんですけど、まず本を解体して、バラバラにして、スキャナしてそれを読み込ませて、それをデイジーのソフトに入れて、そしたら勝手に読み上げるんです。
私も体験したんですけども、棒読みで。
それは、朗読とは違って音訳だから良いということでした。
その読み上げなんですけど、ルビどおりによむので、上方(かみがた)落語を上方(じょうほう)落語って読んだりします。
上方(じょうほう)落語を上方(かみがた)落語っていうふうに読ませるためには、人の手で直していくという作業があるらしいんです。
もう1ページくらいで音をあげてしまいました。
「なんて作業なの」っていうことになって、「これは本を解体する前のものをもらえないか」とか、「データをもらったらすぐできるんと違うの」とか、いっぱい言ったんですけど、ダメですって。
本になったものをもう一回スキャナしてと言われ、「あぁ、すごい世界なんだな」と思って。
読みたい本を目の不自由な方にどんどん読んでもらう世界は、まだまだ大変なことだなと思って、ちょっと体験してきた次第でございます。
そこでやってらっしゃる音訳も素晴らしいし、友人は対面朗読をしているんですけれども、それもとてもいいことだと思うんです。
まとまりがないんですけども、すごいことをしてらっしゃる方がいらっしゃるんだなと思って、ちょっとびっくりして帰ってきました。
ほとんどボランティアで成り立っているそうです。

事務局:当館のボランティアは、人が読んだものを録音してそれをデジタル編集するという形でデイジー図書を作っております。
ですので、読み方、我々は、普通に目で漢字を見て理解している部分があるんですけど、やはり読まなければいけませんので、人名ですとか、歴史的人物の名前の読み方ですとか、地名の読みなどについては、しっかり調べて読んでもらっています。
「どうしても読み方がわからない」ということで、レファレンスで調べるというような事例もございます。

委員:各図書館で音訳したものが、デイジーに登録できるんですか。

事務局:当館はサピエに加盟しておりますので、こちらで作成した図書をサピエの方に登録して、全国的に貸し借りできるようにというふうな登録をしております。

委員:各図書館でそういうことをされたら、大変な量になってきますね。

事務局:やはり利用者の方にとっては、利用できる図書がたくさんあるということになります。

委員:自動読み上げというのは、本当におもしろいですよ。
本当に棒読みですよ。
あれは情報としては、もう素晴らしい情報だそうですね。
まっすぐ読んでるというのは。
感情がこもらない方がいいって。

委員:かえって抑揚とか色々入ってきますと、長時間聞けないんです。

委員:そうなんですか。

委員:スピードも2倍速、3倍速じゃなくて、5~6倍速で聞かれるんです。
それくらいで聞くためには、平坦な録音の方がいいんです。

委員:そうですか。
初めて聞いたらびっくりするくらいに棒読みなんですけど、それがいいんですね。

委員:もっとお金をかければ、コンピューターと学習機能を使って、かなりの本をきれいにデジタルデータ化できるんですけどね。
ものすごい費用がかかります。
だからみんなボランティアに頼ってるんです。

委員:本を解体せなあかんっていうのはそうなんですか。

委員:やっぱり1冊は買ってもらわないといけないので。
出版社から提供されている分もあるんですが、それもテキストデータではなくて、出版データなんです。
だから、かなり加工しないとだめで、そのままでは使えないんです。
テキストデータというのは、出版社は持ってないんです。

委員:ちょっとその世界をかじって、すごいなと思いました。

委員:日本では、まだここでやってらっしゃるように、音声デイジーですか、人が読んだのを録音して、それを機械的にデジタル化するというのが中心なんですが、欧米諸国は基本的には、その方法はなくなっているんです。
ほとんど、機械でできてるんです。
だから音声デイジーを作ってたボランティアさんが他の方へまわってるんです。
デイジーのファイルは、8割がた音声デイジーのままなんで、本来欲しいマルチメディアデイジーという、テキストと画像とかをリンクさせたような、もう少しいいものがあるんですが、それを作るボランティアが確保できないんですね。

委員:もっと良いのがあるっていうのは聞きましたが、それですね。

委員:日本語というのは難しすぎるんです。
だからなかなか、技術開発が進まないんです。

委員:大変いいお話をありがとうございます。

会長:1点だけ気になったのは、分類別蔵書冊数を出していらっしゃいますよね。
各館別に出していらっしゃるんですが、例えば中央図書館の開架室の分類別の蔵書冊数、分類別蔵書率というか、だいたいこれに沿った率で、毎年分類別受入冊数なんかはなってるんでしょうかね。

事務局:そうですね。
近い形にはなりますね。

会長:特に市的に、分類別蔵書冊数に基づいて、毎年の受入冊数を分類別にこれくらいにしようかっていうことを、前もって決めているわけではないんですね。

事務局:昨年度、蔵書の分類別の分析をしまして、例えば各館で「この分類のものが入ってなくて、貸出もないんじゃないか。」みたいなことをしまして、その時に、「そこの分類に力を入れよう」とかいうようなことはしております。

会長:いちおう、なさってらっしゃるんですね。

事務局:はい。

会長:そういうのは、なかなか統計には出てこないですからね。       まぁ、その5万数千の受入冊数の中でどういう分類のものがどの程度入っているのかなとちょっと気になったものですから。
となったら、それが出したところで、偶然にその冊数になったのか、あらかじめ何か意図を持ってその冊数にしてるのか。
そういうことがないと、分類別受入冊数を出してもらう意味はもちろんないんですけども。
その辺、特に意識はされていないということですね。
先程おっしゃったように、蔵書の分析をした結果ですね。

事務局:はい。
していってはいますけれども、やっぱり長いスパンで見ないと。
貸出がどうだとかいうことは、色々組み合わせて見ないといけないとは思っております。

委員:一言だけ。
16ページの視聴覚資料の所蔵状況がありますが、LDが4,313タイトルあるんですが、これは何か活用されてるんでしょうか。
貸出データはないみたいですし。

事務局:レーザーディスクは、貸出はできないものでして、現在、水尾図書館に館内視聴できるブースがございますので、そちらでご利用いただいております。
また、ほぼ毎週土曜日に中央図書館におきまして、著作権上上映してもいい分につきまして、上映会を行っております。

会長:映画ですか。

事務局:はい。

会長:人は入りますか。

事務局:本当に古いものばかりなんですけども、だいたい60名前後くらいは参加していただいています。

会長:そんなにいらっしゃるのですか。

事務局:先週終わったところなんですが、ライブラリーフェスティバルの期間は、土曜日ではなくて、平日に5回から6回、毎年やっているんですが、今回は「誰が為に鐘は鳴る」ですとか、「若草物語」とか、「アンナ・カレニナ」「ジェーン・エア」というような「名作文学特集」というのをやりました。
また、何年か前には、普段できないような長編映画、3時間近くかかるようなものも、開始時間を早めてやったりなどしております。

会長:来場者は高齢の方が多いんじゃないですか。
この年齢別利用を見てて思ったのは、60から69歳の人の利用ですね、中央館では40代に次いで多いという実態がありますよね。
今日もちょっと時間があったので、座って利用させてもらったんですが、ほとんどが高齢の方ですよね。
こういう懐かしの映画会なんかをやると、そういう方達もけっこう来ていただけるということですかね。

事務局:そうですね。
また、今回のライブラリーフェスティバルのように、お若い方でも、作品によっては観に来ていただけることもあったように思います。

委員:今の話とちょっと関連があるんですけど、私には2人の子どもがいるんですけど、20数年前、2人の子どもを連れて中央図書館に来て、今の学習室みたいな所でビデオを個別に観られたというのを覚えてるんです。
色んな新しいビデオも観られましたし、良かったと思うんですよ、お金もかからないし。
今は、学習室に変わってるように思うんです。
学習室っていうのは、なんか図書館の本を利用さえしたら、高校生でも受験生でも複数で借りられる部屋なんですか。
どうして変わったんですか。

事務局:グループ学習室というところがありまして、そちらの方は図書館の本を使ってグループで調べものをされる時に、話声などが他の方のご迷惑にならないようにということで、扉付きの部屋を中央図書館ができた時は、2室設けてありました。
一昨年リニューアルをした時に、そのうちの1室は扉をなくしまして、普通の席と同じように使っていただけるようにということで、グループ学習室扉付きのところは1室になりました。
今、おっしゃっていただいてました最初映像を観ていただいていた部屋は、今はパソコン専用の部屋と、もう1室は複製絵画を置いてある部屋が、かつてはグループ視聴室となっていた所になります。
中央図書館ができました時は、レーザーディスクを使った館内視聴のシステムをいれまして、1人席・2人席・グループの部屋というふうに観ていただいていたんですが、レーザーディスク自体がもう生産されなくなってしまったり、視聴のためのシステムの更新ができなかったというような諸々の理由から、視聴ブースというのはリニューアルよりかなり早い段階でなくなっておりました。
分館の方では、水尾図書館と穂積図書館で視聴ブースはまだ続けていますが、そういった経過で、現在中央図書館では視聴のコーナーはなくなっております。

委員:今、レーザーディスクとおっしゃいましたけども、いわゆるVHSビデオも同じようになってしまうんでしょうかね。

事務局:そうですね。
VHSビデオ自体も、近年はDVDやブルーレイに移り変わってきておりまして、新しいソフトがほぼ出ない状態になっておりまして、図書館の方でも新たなビデオの購入というのは、もうしておりません。

委員:去年でしたか、一昨年でしたか、中央図書館の抜本的な改造とか、リニューアルされましたね。
そういうふうな時に、DVDを見せるという部屋を設置するというようなことはなかったんでしょうか。
そんなアイデアはなかったですか。

事務局:視聴していただける設備をまた新たに作るということは、新たな経費も掛かるということもありますし、そこで使っているソフトについても、新しいものが入るということはないということで、発展性がないということで、それについてはしなかったということになります。

委員:今は、DVDは追加購入されてないということですか。

事務局:館内視聴について、レーザーディスクを当初入れた時は、著作権的に厳しくない時代でありまして、レーザーディスク自体も「貸出しないで館内で」ということで、許可をいただいていたんですけれども、最近、館内視聴のDVDというのが著作権的に厳しくなったところがありまして、館内で今までみたいに視聴するというものを買おうとすると、1枚のタイトルを買うのに、かなり高額な費用がかかります。
費用対効果を考えると、たくさんの種類を以前のようにいれることが非常に難しくなってますので、それもふまえて、館内視聴がなくなってきているという経緯があります。
また、DVDを貸出するのと、館内で観るのと、また違った著作権が発生したりしますので、資料的に今揃えるのは難しいという判断で、館内視聴をなくした経緯があります。

会長:色々、先程著作権の話も出てましたけど、そういった映像資料の扱いが、ずいぶん考え方が厳しくなってきてる傾向もあるようです。
また、ソフト自体も、今までビデオテープだったのが、そういう形でどんどん変わっていくということも含めて、そういった時代の流れの中で、施設の利用のされ方も変えていかざるを得ない、そういうことだったんだろうと思うんですが、そういったことも含めて、その他のところで、また色々ご質問いただきたいと思います。
とりあえず、この要覧についてのご質問が他にないんでしたら、以上で終わりたいと思いますが、いかがですか。

委員:要覧の31ページに「利用指標の推移」というのを載せていただいてるんですけど、前もちょっとお聞きしたことがあると思うんですけど、登録率というのが、26年度と比べていくと22.9%になってるんです。
たぶん、更新とかの関係で下がっているんだろうと思うんですけど、この辺りを図書館の方でどう捉えておられるのかということだけお聞きしたいんですけど。

事務局:確かに数字が下がっていることに関しては、危惧しているところです。
この登録率というのは、登録人数、前のページ64,189っていうのは、1年に1回使ってる利用者の人数ということになります。
何度か申し上げている貸出の数を20冊までに増やした関係もあって、家族のカードを何枚も使っていた人が1枚のカードで済むようになったというようなことも、一つの要因ではあると思っています。
ただ、貸出は増えていまして、人数の方はやはり減ってるという所は、まだ今後考えていくべき課題であるというふうに思っています。
今のところ、まだ分析ができてない所です。

委員:茨木は、駅前とかにマンションとかすごい建って、人口も今けっこう増えてますよね、28万人超えて。
図書館というものが、新しい人にまだ浸透してないところもあるのかもしれないですけど、その辺りも含めて、いい資料を持たれてるので、ぜひどんどんPRしていっていただければと思います。

会長:そうですね。実利用者がそういう事情で減っていく中で貸出が増えている。
今、お話がありましたが、茨木全体の人口自体が増えていってるんですか。
それはいいですね。

委員:この近辺、茨木とか吹田とかは、増えていってます。

館長:人口推計でも、まだしばらくは開発等ありまして、伸びると予測しておりますけども、やはり数年で天という予測もございます。
そこから徐々にやはり高齢化もございますので、下降曲線を描いていくというような予測はしております。

会長:そうでいう状況ですか。
色々と詳しく統計を出していらっしゃいますし、おそらくこのスタイルが、来年以降もこれくらいの分量で続く、ということでよろしいですかね。

事務局:はい。

会長:「その他」ということでありますが、あとはよろしいですか。
要覧については以上で終わらせていただきたいと思います。
あと5分ほど時間がありますが、他に何かこれだけは言っておきたいということがありましたら、いかがでしょうかね。
こちらの方は説明はいいですか。
「おもしろい本みつけた」新しいのが送って来られましたけど。
特に何か言っておくことはないですか。

事務局:前回と同じスタイルで、続けて作成させていただきましたので、ご覧いただきまして、もし何かご意見等あれば、頂戴したいと思います。

事務局:よろしいですか。
前回宿題をいただいておりました部分について、特に資料はないんですが、報告です。
来館者数と貸出者数の関係はどうなんだという話をいただいておりまして、各図書館のホームページなんかから引き出せるところはいくつか数字で比較をしてみたんです。
「来館者数が増えたから貸出人数が増える」というようなハッキリとした相関関係というのは見られなかったというところです。
また、「来館者数に対しての貸出者数の割合」というのも、やはり複合施設だったりとかいう所もあって、ハッキリ「これくらいが適当だ」というのがわからなかった部分ではあります。
だいたい40%くらいだとか50%くらいというのが、各館それぞれの状況でした。
茨木市の数字として前回出した数が上下してたのは、機械を入れ替えた27年1月から、来館者数のカウントの機械も変わっていることもあって、来館者数に違いが出てきてることも考えられるのかなというところです。

会長:よろしいでしょうか。

館長:機械が変わったことには問題はないんですが、前の機械が、後半ちょっと調子が悪く、カウントしきれていなかったり、カウントがアナログで0クリアされる部分があって、そこがちょっと疑問点であったということがございます。
ですので、今回新しいシステムになりまして、今度の機械でしっかりとカウントすることによって、ある程度のパーセンテージは今後出てくると考えています。

会長:はい、わかりました。ありがとうございます。
よろしいですか。
それでは、これをもちまして、第2回の茨木市図書館協議会を終了させていただきます。
本日はご苦労さまでした。