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中央図書館(総合窓口)
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展示

企画展
富士正晴と劇場文化
~映画・舞踊など~



会期  令和6年3月26日(火曜日)から令和6年9月29日(日曜日)まで

 

ごあいさつ

今回の展示テーマであります「劇場文化」は、劇場(会館)内で繰り広げられる多種多様で幅広い領域の文化活動を包括するもので、具体的には音楽、映画、舞踊、演劇、伝統芸能、大衆芸能などがあげられます。その多くは一般大衆が気兼ねなく楽しめるような娯楽的要素の強いものがイメージされます。今回の企画展示は富士正晴が観た映画、舞踊、レヴューなどを通して富士正晴のもつ芸術観と人間性を肌で感じて頂くことを一つのねらいとしております。 そのため、日記をはじめ、映画雑誌、パンフレット、チラシ、ビデオテープなど視覚に飛び込んでくる資料を数多く揃えています。なお、本記念館では「富士正晴と映画人」なる企画展示を過去に開催いたしましたが、それらとの重複は避けるよう心掛けた次第です。

  富士正晴は三高生当時大江能楽堂で学生能を鑑賞し、その後壬生狂言に接し、戦後まもなく文楽座人形浄瑠璃などを鑑賞するなど伝統(古典)芸能に強い関心をもっていました。世阿弥の「風姿花伝」に親しんでいた点からも古典芸能が自らの創作活動の糧となることを期待していたものと思われます。しかし、正晴がとりわけ好んだのはジョン・フォード監督・ジョン・ウエイン主演コンビによる西部劇や大河内伝次郎・坂東妻三郎らのチャンバラ活劇であり、音楽に合せて歌ったり踊ったりするレヴュー(P・B・ショウ)といった大衆娯楽芸能でありました。正晴の日記には 1932 年以降その後 30 年間のあいだに実に約300本もの映画を観たという記録が残されています。

  『VIKING』17号例会(1950年4月30日)記念写真でうかがえるようにアコーディオンを抱えた庄野潤三の伴奏に合わせ、同人らは「バッテンボー!」(『腰抜け二挺拳銃』の主題歌「ボタンとリボン(Buttons and Bows)」の発声に由来)と高らかに唱和し楽しいひと時を過ごしたりしていたものです。しかし、正晴にとって楽しいまた有意義な映画ばかりではありません。ときにつまらない映画もあり、母から「どうしてそんなつまらないものにお金を使うのか」と問われると、「そこに集まってくる人たちの観察をやっているのだ」と答えています。これは決してその場しのぎの単なる言い訳ではなく、正晴は集まってくる人々をじっくり観察することで常々自らの見識を高めようとしていました。正晴は「二流館」こそより深く多くのことを学べる場だと日記に記しています。

  当初から正晴は日記に映画を観て思ったことを都度自由に書き綴っています。『三人』同人仲間であった井口浩は「富士君は映画好き。批評も書いていた。」と後年語っていますが、その批評が紙面に載ったという記録は特に見当たりません。それでも正晴は1950年代「新関西」などの求めに応じ試写を観て22本程の映画評を書き残しています。まさに趣味が高じて仕事になったというところです。ところが、1960年以降になると、パタッと映画評が消え、かわってテレビ評が登場します。試写券をもらっても自分ではいかなくなり子供達に与えていたとのことです。1958年のテレビ購入は大相撲やプロ野球などのスポーツ観戦が主な目的だったのですが、映画放送が始まるや夢中になり、1966 年放送開始の淀川長治解説による「日曜映画劇場」を息子の重人と二人で毎週楽しみに観るようになりました。ちなみに、淀川とは神戸三中の同窓の間柄ですが、1981年「神戸っ子」企画の対談までは直接の面識はなかったようです。なお、映画人との交流では、脚本家八尋不二との関係が知られますが、評論家瓜生忠夫は『三人』同人仲間でした。正晴は若い頃シナリオ・ライターとして映画界入りを考えたこともありましたが、それが一時期の気の迷いであって詩人たるべき自らの姿を確信するに至る経過を今回ご確認いただければと思います。

  富士正晴没後 5 年、1992 年映画『豪姫』は本記念館開館の年に公開されました。開館記念に上映会を実施し、その折、ジュンサイ役を演じた名優三國連太郎氏が当記念館に来館されたことをここにあわせて記します。
    それでは、趣味と実益を兼ねた富士正晴の劇場文化の世界をどうぞごゆっくりご鑑賞・ご堪能下さい。 

富士正晴記念館

 

展示目録

【淀川長治と富士正晴】

☆随想「神戸っ子19年」(月刊「神戸っ子」19803月号)

☆新春対談 「半世紀ぶりに語り合う“美少年”ふたり」(月刊「神戸っ子」1981年1月号)

淀川長治は、1966年(昭和41年)から始まったNETテレビ(現:テレビ朝日)の長寿番組『日曜洋画劇場』(当初は『土曜洋画劇場』)の解説者として、番組開始から死の前日までの32年間、出演し続けた番組冒頭で「ハイ皆さん、こんばんは」から始まり、「怖いですねえ、恐ろしいですねえ」の節回しや番組末尾の「それでは次週を御期待(お楽しみ)下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ...」は名台詞として語り草とされており、子供たちやタレントの小松政夫がこれをものまねするなど一躍お茶の間の人気者となった。(Wikipediaより)

【富士正晴と舞踊・レヴュー】(富士正晴日記拡大コピー)

☆「お粗末なレビュー(レヴュー)見物」1933726日日記 *大衆娯楽演芸のこと。装置衣装照明といった視覚的な要素に重点を置き、音楽舞踏寸劇曲芸などの演目を展開する。

サカロフ舞踊団に「興奮」1934年1015日日記

☆「踊のことばかり考えてゐた」同年1016日日記

☆「詩に対する気力が回復」同年1017日日記

☆サカロフ夫妻告別舞踊公演パンフレット1934年10月15日

☆「二流館へ行って観察」193559日日記

☆「松竹座でレヴューを見る」同年517日日記

☆暹羅舞踊音楽劇團公演パンフレット1935519

【詩人かシナリオ・ライターか】(富士正晴日記 拡大コピー)

☆「シナリオの見本をさがして歩く」1936927日日記

☆「映画と小説は別だ」同年928日日記

☆「映画界へ入っていけたら有難い」同年101日日記

☆「私は詩人であるべきなのだ」同年1013日日記 ※日記中の「瓜生」=瓜生忠夫…のち映画評論家

【富士正晴が観た映画】(洋画編日記記載分)

 

【富士正晴映画評】(洋画編 紙面掲載分)

☆「G.I.ジョー」座談会                                    1953824               (不明)

こわい映画「生きているモレア」                  1955810            スポーツニッポン

☆「沈黙の世界」の感動                                   195665              新関西

☆「ベビードール」の面白み                              1957423            新関西

☆「マダムと泥棒」の洒落っ気                           195822              新関西

☆「奥様ご用心」                                            195916               スポーツニッポン

☆「ぼくの伯父さん」                                       1959119             新関西

☆「静かなるドン」                                          195922              読売(夕刊)

☆「お熱いのがお好き」                                   1959426            新関西

☆「墓場なき野郎ども」                                   1960106            新関西

☆グレアム・グリーンの聖俗「第三の男」              198291               (中央公論)

アンケートアメリカ映画「①好きな作品②好きな男優③好きな女優」(週刊読売1976313日号)

【映画を観て思う】(富士正晴日記 拡大コピー) ※<作品紹介>は映画.com及びWikipediaに基づく

「我等に自由を」19325月13日日記

<作品紹介>フランスの巨匠ルネ・クレールが、貧富の差が広がる社会への批判や機械化への社会風刺を込めながら、 男たちの友情と恋を描いた作品。刑務所仲間のルイとエミールは脱獄を図るが、要領の良いルイだけが成功してしまう。ルイはレコードを売る露天商から蓄音機会社の社長にまで出世する・・・

「プレジャンの舟唄」19329月16日日記

<作品紹介>プレジャンが主演する映画。貨物船マリイ・キャトリイヌ号の水夫ジョルジエとマリウスとは大の仲良しだった。二人とも出航後しばらくは別れてきた女房のことを忘れ兼ねるのが常だった。しかし日数が経って異国の港に投錨すれば、世界各国の言葉で「愛して頂戴な」といえる女達とキッスするのが習わしだった…

「ル・ミリヨン(ミリオン)19331127日日記

<作品紹介>宝くじの当たり券を巡って繰り広げられる大騒動を描いたミュージカル喜劇。パリのアパルトマンで暮らす借金まみれの画家ミシェルと、その婚約者でオペラ座ダンサーのベアトリス。ある日、ミシェルの友人プロスペールが彼に宝くじの当選を知らせに来る。ミシェルはその宝くじを古い上着のポケットに入れていたのだが

「カラマーゾフの兄弟」19331127日日記

<作品紹介>ロシアの文学者フョードル・ドストエフスキーの最後の長編小説。三兄弟を軸に親子・兄弟・異性など複雑な人間関係が絡む中で、父親殺しの嫌疑をかけられた子の刑事裁判について三兄弟の立場で向き合うことが本筋と目されているが、この本筋からやや離れたサイドストーリーも多く盛り込まれている。

「キッド」1934年5月28日記

<作品紹介>チャップリンが監督・脚本・製作・作曲・主演を務め、血のつながりを超えた親子の絆を笑いと涙を交えて描いたヒューマンコメディ。放浪者チャーリーは捨て子の赤ん坊を貧しいながらも懸命に育て本当の親子のように暮らしていた。キッドを捨てた母は歌手として成功し、かつての過ちを悔いて慈善事業に励む日々を送って・・・

「にんじん」193468, 14日記 ※日記中の「光蔵」…師竹内勝太郎の子、正晴が家庭教師をしていた

<作品紹介>ジュール・ルナールの小説・戯曲に基いて作られた映画。末子に生れたフランソアは、家の者の誰からも愛されなかった。にんじんー真赤でパサパサした髪の毛と雀斑だらけのフランソアを人は人参と綽名していたーは、神経質に、いじけて、そして人の愛に飢えながら一人ぽっちで暮らしていた。

「黒い砂」1934826日日記

<作品紹介>カスピ海とアム・ダリヤ河の間に無限に広がる「黒砂の国」―カラ・クム砂漠とその沿域の文化的意義を肥えたウズベクフィリム製作の全発声文化映画。

「今宵こそは」19341024日日記 ※日記中の「うち」…日本画家榊原紫峰の長女敦子

<作品紹介>音楽映画。ラジオ切っての人気者、テナー歌手フェラロ君は他の見る目の華やかさに引き更えて、当人は甚だ憂鬱だった。何処へ行くにも何をするにも口やかましい女支配人が付きっきり、天下の名テナーもこれでは篭の鳥同然だ、とうとう思い切って汽車旅行の途中で支配人から逃げ出した。これで当分の間自由の体だ…

「未完成交響楽」1935年3月2日日記 ※日記中の「紫峰さん」=榊原紫峰…日本画家、師竹内勝太郎の心友

<作品紹介>19世紀初期シューベルトは身は貧しくて質屋通いに愛用のギターを手離すほどではあったが、心は王侯の様に豊かであった。質屋の娘エムミーは、この若い音楽家に好意を寄せ彼に一銭でも多く貸し与える事に心を砕いた。小学校に教鞭をとっていたシューベルトはゲーテの詩に感興の泉を見出し、美しい歌を書き上げた。

「世界大戦」(欧州大戦の映画) 1935年5月27日日記

<作品紹介>欧州大戦中に撮影された実写フィルム(主としてドイツ側で撮ったもの)を、戦争勃発から休戦まで順序を追って編集したもので、カメラで描いた欧州大戦絵巻である。(無声)

「海を嫌う船長」1935年5月30日日記

<作品紹介>サン・キャパドア号には、妙な人間が乗り合わせている。映画脚本家を志しながら酒ばかり飲んでいる新聞記者のプラムリー、大泥棒のダニー、私立探偵シュルツ、暗い過去を恥じているジュドック夫人とその夫、富める陽気な後家さんマグルーダー夫人、休暇中の図書館員と称するダニーの情婦ジャネット・グレイスンなど。

「オーケストラの少女」1938年4月1日,3日日記

<作品紹介>失業楽士のジョンが直談判してオーケストラのメンバーに加えてもらおうと待っていたが、楽屋番に追い払われた。アパートの人たちは彼がストコフスキーの許で働くことになったものと思ってお祝いの会を開いた。声楽家を志している一人娘のパシィが喜ぶ様子を見ると、どうしてもジョンは本当のことが言えなかった…

「モナリザの失踪」1942年8月5日日記

<作品紹介>オペレット映画。硝子職人ペルジアはレオナルド・ダ・ヴィンチの名画モナ・リザの硝子を取替えに呼ばれ、モナ・リザの不思議な美に打たれた。隣のホテルの女中マチルドはモナ・リザに似ている美人で、ある日彼女が仕事をしながら歌を歌っていると、その美声に心ひかれてヴィンチェンツォは忽ち彼女に恋をしてしまった。

「禁じられた遊び」1953年10月5日日記

<作品紹介>ドイツ軍によるパリ侵攻から逃れる途中、爆撃により両親と愛犬を亡くした5歳の少女ポーレットは、11歳の少年ミシェルと出会う。ミシェルから死んだものは土に埋め、お墓を作ることを教わったポーレットは、子犬を埋め、十字架を供える。これをきっかけに、お墓を作って十字架を供える遊びに夢中になった2人は、…

「モダン・タイムス」1954年10月28日日記

<作品紹介>機械文明と資本主義社会を批判風刺した名作喜劇。チャーリーは、毎日同じ機械を使って単調な仕事を続けていたせいで錯乱し病院へ送られたり、デモ隊のリーダーと間違われて投獄されたり。造船場もすぐに解雇され、刑務所へ戻る方法はないかと考えるように。やがて無銭飲食をして捕まったチャーリーは、護送車の中で…

 

【映画パンフレット・チラシ】

☆チャップリンのモダン・タイムス1936                         G.I.ジョー1945          

☆天国への階段1946                                               ☆禁じられた遊び1952 

☆人生模様1952                                                     ☆ローマの休日1953     

☆掠奪された七人の花嫁1954                                   ☆ロミオとジュリエット1954英伊      

☆バレエの招宴1956                                                ☆奥様ご用心1957       

☆死刑台のエレベーター1958                                     ☆静かなるドン1958     

☆いとこ同志Les Cousins1959                               ☆ロダンの芸術1959     

☆オルフェの遺言1960                                              ☆五人の札つき娘1960米伊            

☆ナバロンの要塞1961英米                                           ☆ドクトル・ジバゴ1965米伊            

☆風の季節1970

☆ポスター・チラシとじ込み表紙(アパッチ砦,G.I.ジョー,人生模様,禁じられた遊びなど5点をとじ込み)

【映画雑誌 スクリーン(毎月1回1日発行近代映画社)

61195112月号              6419523月号               6519524月号

6619525月号               6719526月号               6819527月号

6919528月号               7019529月号               73195212月号

【映画雑誌 映画藝術】(毎月15日発行映画藝術社)

第四十號19502月号               第四十一號19503月号            第四十六號19508月号

第六十一號195111月号           第六十二號195112月号          第六十四號19522月号

第六十五號19523月号            第六十七號19526月号            第六十九號19528月号

【所蔵レコード】 

◇オペラ「金鶏」

リムスキー・コルサコフ():指揮;ヴォルフ 演奏;コンセール・ラムルー ポリドール1930年録音

◇ワックスがけ(靴磨き)の王様Le Roi du cirage (フランスの音楽映画)

  音楽;ピエール・シャニョン 歌;ジョルジュ・ミルトン コロンビア1931年

◇夢はシャボンの泡/流行歌 巴里(寶塚少女歌劇マリオネットより)

  白井鉄造作詞 須藤五郎作曲編曲/白井鉄造作詞 須藤五郎作曲編曲  歌;葦原邦子 伴奏;宝塚管弦楽団

/歌;三浦時子 合唱;宝塚音楽歌劇学校声楽専科生徒 伴奏;宝塚管弦楽団 コロンビア1935年9月

(映画)白雪姫と七人の小人「私のねがひ」/「ワン・ソング」「口笛吹いて精出して」

Walt Disney's 1937 filmより サウンドトラック ビクター1937年

◇アヴェ・マリア/口笛吹いて(映画Mad about Musicより)

バッハ(Bach)ーグノー(Gounod)/ジミー・マヒュー-ハロルド・アダムソン

 歌;ディアナ・ダービン(DEANNA DURBIN) ※映画「オーケストラの少女」出演 ポリドール1938年頃

◇ホワイト・クリスマス/ジングルベル

  歌;Frank Sinatraとコーラス 演奏;Axel Stordahlオーケストラ

/歌;Frank Sinatraとケンレーンシンガーズ 演奏;Axel Stordahlオーケストラコロンビア1948年頃

◇バレエ音楽「春の祭典」

ストラヴィンスキー(): 指揮;バーンスタイン 演奏;ロンドン交響楽団 CBSソニー 197248日録音

【映画関係蔵書】

☆『ソヴィエト映画』 瓜生 忠夫著 月曜書房19511020

☆『チャップリン自伝』 チャールズ・チャップリン著;中野 好夫訳 新潮社19661120

☆『ジョン・フォード全生涯・全作品』 ピーター・ボグダノビッチ;高橋 千尋訳 九藝出版1978428

☆『映画術:ヒッチコック』 トリュフォー著;山田 宏一他訳 晶文社1981615

☆『映像の論理・詩の論理』 杉山 平一著 創元社1987720

【著作の映像化】

① 『贋・久坂葉子伝』の映像化企画(数度あるも実現せず)

☆「好きなように久坂をやればよい」1965年8月10日スポーツニッポン

☆『贋・久坂葉子傳』 富士 正晴著 筑摩書房1956310

☆『贋・久坂葉子伝』 富士 正晴著 講談社文庫1980315

☆『贋・久坂葉子伝』 富士 正晴著 六興出版1981830

② 『豪姫』の映画化(勅使河原プロダクション制作松竹配給,1992411日公開)

☆『豪姫』 映画パンフレット1989年4月8日

『豪姫』 映画リーフレット1992年3月29日

☆『豪姫』 映画ポスター 1992年3月

☆『豪姫』 映画ビデオテープ 1992年 勅使河原 宏監督 松竹ホームビデオ

『たんぽぽの歌』 富士 正晴著 河出書房新社19611115

☆『豪姫』 富士 正晴著 六興出版 19791120

☆『豪姫』 富士 正晴著 新潮文庫 1991425