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展示

企画展
富士正晴と版画
~棟方志功との交友~



会期  令和5年8月1日(火曜日)から令和5年12月3日(日曜日)まで

 

展示について

富士正晴が、版画をつくりはじめるのは昭和18年から。この年、富士は東京の棟方志功宅を訪れています。棟方宅で富士が描きちらした絵を、棟方の絵とまちがえて客が持ち帰ったというエピソードは、二人の作品が似ていることを明らかにしているようです。

 

展示目録(会期中、一部変更することがあります)

■富士正晴と版画

富士正晴「版画とわたし」(『富士正晴版画冊』)

版木を彫る富士正晴(戦前の富士正晴アルバムから)

富士正晴が堀内博に贈った版画「扇面姉妹図」

『富士正晴書画目録』富士正晴記念館刊

■棟方志功と富士正晴

出会いの前に 富士正晴宛て棟方志功ハガキ(昭和16619日消印)

出会い 富士正晴「浅野竹二の強い若さ」(『東京漫遊記』)

出会いのころのエピソード 富士正晴「浅野竹二の強い若さ」(『東京漫遊記』)

富士正晴『東京漫遊記』平成253月 富士正晴記念館刊

富士正晴所蔵棟方志功署名本『板散華』山口書店刊

復員報告した富士への棟方からの返信ハガキ(昭和2174日消印)

戦後の再会 富士正晴「浅野竹二の強い若さ」(『東京漫遊記』)

富士正晴、昭和21年夏から版画制作再開 昭和21831日富士正晴日記         

富士正晴 版画「鯨」と版木

■富士正晴、二回の版画展開催

第一回版画展 秋田屋編集室1階画廊で開催 昭和211030日~1112

富士正晴版画展覧会案内状

井上靖の「富士正晴版画展」評 昭和21119日『毎日新聞』

井上靖の評価した「新春乙女」(「新春童女」改題)『富士正晴版画冊』

版画展開期中の宴 富士正晴「吉川幸次郎 游魂の煙草代」(『軽みの死者』)

『軽みの死者』昭和603月 編集工房ノア刊

第二回版画展 進々堂喫茶室で開催 昭和224月16日~28

〈こんどの個展は全く失敗〉 昭和22421日 富士正晴日記

■富士正晴、二回の版画展の間に「棟方志功」を発表

富士正晴「棟方志功」 昭和221月『リアル』創刊号

富士正晴「棟方志功」への棟方志功の礼状〔消印読めず〕

■高村光太郎の富士正晴版画評 

富士正晴宛て高村光太郎封書(昭和22422日付)『高村光太郎全集』第14巻 

■棟方志功の絵ハガキ

富士正晴宛て棟方志功ハガキ(昭和246月〔消印日読めず〕)

■棟方志功の年賀状と芸業展案内状

棟方志功年賀状 昭和27年 富士正晴宛て

第三回棟方志功芸業展案内状(昭29221日富士正晴受信)

■富士正晴が彫った年賀状(昭和57年~60年)

■富士正晴が彫った『VIKING』表紙

VIKING』創刊号表紙 昭和2210月刊

VIKING』第8号 表紙と版画 昭和247月刊

VIKING』第10号表紙、裏表紙と版木 昭和249月刊

VIKING』第248号 表紙と版木 昭和468月刊

VIKING』第249号 表紙と版木 昭和469月刊

VIKING』第251号 表紙と版木 昭和4611月刊

■瀬戸内寂聴と富士正晴

対談 瀬戸内vs富士 「21世紀と人間・文明・宗教そして町・建築」昭和58年9月26 茨木市安威の富士正晴宅 『ひろば』第12号(昭和5812月刊)

■寂聴好みの富士の狸の絵

瀬戸内寂聴「楽しい狸の絵」(『富士正晴展カタログ』)

『阿波の子タヌキ譚』レコードジャケット 昭和433月発売

『阿波の子タヌキ譚』絵ハガキと便箋 富士正晴私用

富士正晴「狐狸訪問図」

■田辺聖子の富士正晴絵画評

田辺聖子「ご陽気に」(『富士正晴画遊録』)

■杉本秀太郎の富士正晴絵画評

杉本秀太郎「富士正晴のユーモア」(『富士正晴展』)

杉本秀太郎所蔵作品三点(『富士正晴画遊録』)

杉本家で『小詩集』に彩色する富士正晴 昭和39611日(『CABIN』第8号)

CABIN』第8号 表紙作成・北沢街子 平成183月刊

■五木寛之の富士正晴版画評

五木寛之「垂手の人―富士正晴さんのこと」(『富士正晴版画冊』)

五木寛之が評価した「コロボック爺さん」(『富士正晴版画冊』)

■「もうかかへん―富士正晴の書画」 

季刊『銀花』昭和593月刊