ページの先頭へ

中央図書館(総合窓口)
所在地:〒567-0028 大阪府茨木市畑田町1番51号
電話:072-627-4129 ファックス:072-627-7936
メール:cyuotosyokan@city.ibaraki.lg.jp

メールフォーム

このサイトについて

サイトマップ

All Rights Reserved, Copyright©Ibaraki City Library

日時:平成30年2月16日(金曜日)午後2時から午後3時15分
場所:中央図書館2階会議室
出席者:(敬称略)
委員:竹島、瀬戸口、前田、長澤、向山、藤田、斉藤、西浦
事務局:乾(部長)、川上(館長)、吉田、永松、濱口、上辻、川越、中濵、寺田、鈴鹿
  1. 30年度重点目標(案)及び事業計画(案)について
  2. 北摂地区7市3町による図書館広域利用の状況について
 

開会

会長:ただいまから、平成29年度第3回茨木市図書館協議会を開会いたします。
本日は、8人中8人の委員の皆様にご出席をいただいておりまして、茨木市図書館協議会規則第3条第2項の規定により、過半数のご出席がありますので、本会議は成立しております。
本日は当協議会を傍聴したいとの申し出がございますので、ただいまから入室をいただきます。
傍聴者を入室させてください。
休憩いたします。
(傍聴者1名 入室)

会長:それでは、再開いたします。
まず、事前に皆様に資料が送られていると思いますが、本日の案件1でございます。
「平成30年度重点目標(案)及び事業計画(案)について」を議題といたします。
事務局の報告を求めます。
 

1 平成30年度重点目標(案)及び事業計画(案)について

事務局から資料1、2に基づき説明
資料1 平成30年度重点目標(案)
資料2 平成30年度事業計画(案)

会長:以上で、案件1の「平成30年度重点目標(案)及び事業計画(案)について」の説明は終わりました。
ご質問等ございましたら、お願いいたします。

委員:事業計画(案)の1「図書館を使いこなそう講座」なんですけども、具体的に時間とか内容とか、ざっくりで結構ですので、教えていただきたいです。

事務局:はい。「図書館を使いこなそう講座」なんですけれども、昨年度に一度行ったことがありますが、小さい講座で、1回30分程度のもので、月1回、第3土曜日に1日2回、午前と午後という形で、それぞれ5人ずつぐらいで行う予定です。
職員によります講座というか、図書館ツアーのような形で、図書館内でWeb-OPACやデータベースの使い方、本がどういうふうに並べられているかなど、回によって色々変えますけれども、最後には、いつもは市民の方は入っていただけない書庫なんかも案内するということを予定しております。

委員:ありがとうございます。
今回はパスファインダー発行とかもあったんですけども、将来的にはこういった物も連動させて、発展的に何かこう、テーマについて調べたいとか、探し方みたいなことを計画されても良いんじゃないでしょうか。
けっこうヘビーに使ってる方もそれなりにおられると思うので、そういう方のニーズっていうのが多少出てくるんではないか思うので、また、ご計画いただければ。
ありがとうございました。

会長:よろしいですか。
今、お尋ねしたのは、このパスファインダーですか。
これを使って、この1番と連携できるようなことですか。

委員:これを使ってというか、これは主題とツールとで分けて作成いただいてると思うんですけど、例えば主題ですよね。
病気について調べたいというので、パスファインダーがあるとたぶん使う方はよくわかると思うんですけど、たぶん、あまり慣れていない方からすると、これ自体の位置づけというか、いまいちどういう時にどれを使うかというのが、伝わりにくいのもあるのかなと。
図書館の基本的な使い方っていうのを覚えた上で、こういうテーマ設定で、大学なんかではよく図書館の講習会という似たようなのがありますけど。
そういうものが市立図書館なんかでも計画いただければ、調べたいことがおありの利用者にとってはいいのかなと思ったので。

会長:そのようなご提案をいただきました。
他、よろしいですか。

委員:質問ではなく、またお願いで申し訳ないんですけども、先程図書館を使った調べる学習コンクールの方でも触れられたと思うんですけども、学校の方でも今年から取組を始めていて、先生方の中でもちょっと本を使って調べるということもさせたいというような熱も高まってはきているんですけど、やっぱり若い先生はどうしてもインターネットで調べることが多くなっていて。
その理由はというと、本が図書室になかなか十分にない、調べる本は学校の方でも予算で少しずつ毎年買い足していってるんですけど、やっぱり1人に1冊、ある一定のテーマで調べようとなると、本がどうしても足りなくなってしまって。
近隣に物流で借りたりということもあるんですけど、どうしても教科書の時期ってだいたい決まっているので、同じ時期に同じ単元をやるとなると「うちも使うから貸せません。」とかいうことになってしまって、本がないから結局はインターネットに頼らざるを得ないというのが現状としてあったりします。
だから、少しでも図書館の方でも、何かそういう調べ学習に向いた本のセットみたいなのを作っていただけたら、みんな学校が全部そこから借りるとなると足りないかとは思うんですけど、こういう本を使えばいいんだなという、本のテーマや、こういうものを揃えたらいいんだという見本にもなると思いますし、色々多岐に渡ってなかなか学校だけでは揃えられない現状があるので、ぜひお願いできたらなと思っています。
よろしくお願いします。

会長:はい、今日はちょっと要望がたくさん出てきそうですけど。
何かコメントはございますか。

事務局:昨年度から司書教諭の先生方の連絡会に入らせていただいたりとか、学校図書館支援員さんの交流会とかに入らせていただいたりしまして、色々学校図書館からの声というのを伺っています。
やはりテーマごとのセット本という声をいただくことも多いんですが、なかなか公共図書館の方は一般利用者さん向けということで、セット本というのを作りにくい状態にはあるのですが、それに代わるものとして、テーマに沿った資料のリストですとか、そういうようなものを、またお作り出来たらというようなことは考えております。
また実際にお使いになって、この本はすごく役に立ったとかそういうような情報とかも、お互いにやり取りができたらというようなことを交流会でもお話しさせていただいたことがございますので、また取り組んでいきたいと思います。

委員:ありがとうございます。

会長:よろしいでしょうか。

委員:20番の「読書感想文の書き方講座」についてお尋ねしたいんですけれども、どのような方を講師としてお考えになってるんでしょうか。

事務局:はい。外部から講師を招く予定にしておりまして、ただ、学校の先生とか、教鞭をとっておられる方ではなく、クラブというようなものを主催されていて、工作をされる日もあり、楽しい行事をされる時もあり、こういう読書に関するお話しをされている方を考えています。

委員:うちに3人子どもがいまして、3人とも物語が好きで、本を読んで楽しんで、色々想像力があったんです。
でも、読書感想文は書けない。
だから、そういう気持ちがある子も書けないので、ある意味「書き方」というのも必要じゃないかなと思うんですけど。
書き始めとか、そういうスキルアップみたいなのを。
読書の底上げもいいんですけれども。
先生が「こう書くんだよ。」って言うんですけど、それもみんな聞いてるけど、書けない。
「おもしろかった」っていうんです、「すごくおもしろかった」と。
でも、書けない。
ということがあるので、きっと今おっしゃってくださった講師の方でしたら、工作とかも色々なさってるっていうので、偉い人が来るのではなくて、そういう現場を踏んでらっしゃる方が来るので、少し安心しました。
ぜひとも、そういう子もいるということで、よろしくお願いします。

事務局:和歌山の図書館などで、実際に読書感想文の講座もされているということで、今回お願いしようと思っております。
私達も初めての取組ですので、どんな風な効果が得られるか、検証して参りたいと思います。

館長:当然、経験をお持ちの講師を選定させていただくんですけど、おっしゃっていただいた、やはり子どもさんが自分の思い、「楽しかった」というのを、どう文章に起こしていくかということですよね。
そこの起こし方の少しでも一助になればということで、図書館でさせていただけたらと思って、事業を計画しております。

委員:ものすごい楽しみだと思いますよ。
みんな困っている、子どもにどうしようかと。
明日から学校なのにまだ書けていないということがあると思います。
先生方はどうかわからないですけど。

会長:一応、スケジュール的には、7月頃の予定であるということでよろしいですかね。
夏休みに入ってからということになりますかね。

事務局:はい。そうですね。
入る直前か、入ってすぐくらいの時期を今考えております。

会長:この協議会が次回いつになるかにもよるかもしれませんが、次回にはもしかしたら、ちょっと色々詳しく聞かせていただけるかもしれませんね。

委員:ぜひ一緒に聞かせていただきたいです。

委員:一般の8番「読書会」に関することなんですけど、1点お願いがあるんです。
茨木の図書館の本の収集方針があると思うんですけど、できたら読書会としては、最近芥川賞とか直木賞をもらった作品を読んでることが多いんですけれども、かなり前の作品になるんです。
何年したら文庫本化されるかっていうのは色々かもしれませんけど、希望として、芥川賞直木賞が文庫本化されたら、茨木市の図書館として5冊でも10冊でもまとめて買っていただいたら、読書会で、みんなで一緒に1か月間読めるからありがたいなと思うんですが。
その辺なんかはどうでしょうか。

事務局:はい。芥川賞とか直木賞を獲られた本なんかは、人気もございますし、たくさん揃えております。
ただ、一般の方の予約がたくさんありますので、なかなか読書会に提供するのに、全部揃えたりということが難しいのかなと思います。
本としてはたくさんございますので、読書会でぜひ読んでいただけたらと思います。

委員:そういうのは買ったりしてもらってるんですか。

事務局:はい。読書会専用というのは買ってないんですけども、資料としてはたくさんございます。

会長:よろしいですか。

委員:資料1の5番なんですけど、「障害のある方や高齢者など」の所で、「サービスの充実」というのが、例えばどういったサービスなのか、ここだけちょっとあまり具体的なものが書いてないので。
視覚障害の方ならこういうサービス、発達障害ならこういうサービスというのがあるんですかね。
あるんなら書いていただいた方がわかりやすいかなと思ったんですけれども。

事務局:視覚障害の方に向けて録音図書ですとか点字図書の貸出、また対面朗読といいまして、音訳ボランティアが資料をお読みするというようなことをしております。
それに加えて、発達障害ですとか、お身体の障害のために本が持てないとか、活字を読むことが困難であるという方にも録音図書を活用していただけるように、28年度からしております。

館長:おっしゃっていただいているのは、例示がないからどんなサービスを充実するかわからないという所だと思うんです。
そこについては、文章を工夫させていただいて、わかりやすいような文章にしますので、事務局側にお任せいただければと思います。

会長:よろしいですか。

委員:はい、ありがとうございます。

会長:他の重点目標と同じような形で、1、2とかという形でご検討されるということでよろしいですかね。

委員:学校現場の方も出てましたけど、幼稚園の方から、重点目標の「3子どもの読書活動を推進します。」の「1読書の環境の整備」とありますけど、この整備は絵本の充実と捉えたらよろしいですか。
個人的なことを言いますと、私の所の園に外国籍の子どもがだんだん増えてきて、イエメン・インド・フランス・中国・エジプトなど。
今日も発表会だったんですけど、通訳の方が来てくださってました。
前回、その前の時も、「アラビア語の絵本ありますか。」とお聞きしてもなかったりして、やっぱり同じ市民提供とするのであれば、外国籍の子どもにも、少し充実した読書活動ができればなと。
日本の短いものをアラビア語とか英語、もしくはフランス語に直していただいて、持って帰ってもらうんですけど、来られる通訳の方が週2回と決まっているので、その中では子どもの通訳が優先で、絵本までなかなか優先できない。
英語だと色々調べながらできるけど、アラビア語に関しては私たちも写せなくて。
各園でもかなり増えてきていますので、そういう点で充実していただければなと、30年度ぜひ期待していますので。
私が借りに来て子どもに渡すということもできますので、そうやって広げていっていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。

会長:今は外国語の絵本はどれぐらいお持ちなんですかね。
ほとんどなしですか。

事務局:外国語絵本ということで所蔵はしていますが、ほとんどが英語の本になっております。
子ども読書活動推進に関する取組の中にも「日本語を母国語としない子どもへの支援」というのは項目としてありますので、今おっしゃっていただいたような点で、環境の整備を進めていかなければいけない点であると思いますので、またご要望いただけたらありがたいです。

委員:買っていただけたら。

会長:手に入れるのは非常に難しいと思います。

委員:本当にアラビア語はなかなかなくて。

会長:ご覧になった方おられますかね。
一週間ほど前に、テレビで東京の何区の図書館長だったかな。
とっても多くの外国人居住者に、ある図書館が積極的にそういう外国の人達を図書館に呼ぶために色々本を集めるという、そういう活動だけではなくて、行事などもやってましたね。
テレビで取り上げてましたね。
新宿区だったかな。
ちょっとびっくりしましたけども。
でもやっぱり、絵本を手に入れるのが非常に難しい。
だから旅行者の方にお願いをして、買ってきてもらったりというようなことをやったりしてますね。

委員:そんなにたくさん持って来ていないので、子ども達も。
それを何年も読むっていうのは。
やっぱり新しい本をと思って。
お願いばかりで申し訳ないですけど、よろしくお願いします。

委員:ちょっと質問ですけどね。
アラビア語の絵本っていうのがあったとして、何歳の子どもからそれが読めるのかというのが、私は非常に疑問に思うんですけどね。
誰かが読んで聞かせるんだったらその絵本を楽しめるでしょうけども、子どもが自分で読むというのが可能なんですか。
アラビア語ってかなり難しいと思うんですけどね、読むのが。

委員:今6歳の子どもは自分で読んだりして、あとはお母さんや保護者の方が読まれてます。
プリント類は、全部アラビア語でお返ししたりするので。
国にもよって、日本のように0歳からの絵本があるのかわからないので、もし少しでもあれば、保護者の方も図書館に来て交流を持てたりとか、広がっていくのかなと思っているので。

会長:まぁちょっと、収集の仕方を検討していただくということで。
あとは何かございませんでしょうか。

委員:事業計画の9番の朗読会なんですが、これは基本的に音訳ボランティアの方が絵本とか物語を読んで、聴衆は聞くだけという形ですね。
今ちょっと鳥取とか岡山とか愛知県とかで、かなり急速に拡大してるんですが、「あたまイキイキ音読教室」というのが、鳥取県立が始めた事業ではあるんですが、ちょうどこれくらいの人数で、みんなで詩を読んだりとか、歌を歌ったり、物語を朗読したりとか。
そういうのをして、頭を活発にさせるといいますかね。
特に高齢者の人により評判で、最初は鳥取県立だけだったんですが、今は鳥取県内ほとんどの図書館でやってますし、それから愛知県とか神奈川県とかそういうところにも急速に拡大してるんですね。
そういうのもちょっと応用編として、ボランティアの方と、できたら職員が1人係わるほうがいいんですが。
そういうものを実験的に開催して、良ければまた別途これを一つの事業として展開するというのもあっていいんじゃないかなと思います。

事務局:ありがとうございます。
今、実施しております高齢者施設での朗読会では、聞いていただける方にもよって、メニューを変えたりもしているんですけれども、昔話ですとか、そういうようなお話を聞いてもらう時に、一緒にちょっと歌を入れたり、手遊びを入れたりとかしながら、取り組ませていただいております。
音読教室というのも、また参考にさせていただきたいと思います。

会長:はい、参考にされるということです。
また一度、色々調べてもらいたいと思いますね。
因みに、このパスファインダーは、子ども向きっていうのは、今回はどうお考えになってらっしゃいますか。

事務局:今のところは一般向けで取り組んでいまして、また児童の方も考えていきたいと思います。

会長:あとはよろしいですか。
色々と要望等出てまいりましたが、ご参考にしていただきたいと思います。       
ご質問等も無いようでございますので、これをもちまして案件1「平成30年度重点目標(案)及び事業計画(案)について」を終わらせていただき、それぞれについてお諮りをさせていただきたいと思います。
まずは、案件1「平成30年度重点目標(案)」について、承認をいただけますでしょうか。
はい、ありがとうございます。
続きまして、同じく「平成30年度事業計画(案)」について、承認をいただけますでしょうか。
はい、ありがとうございます。
それでは、「重点目標(案)」並びに「事業計画(案)」について、承認とさせていただきます。
ありがとうございました。
続きまして、案件2の方に移らせていただきます。
「北摂地区7市3町による図書館広域利用の状況について」を議題といたします。
事務局の報告を求めます。
 

2 北摂地区7市3町による図書館広域利用の状況について

事務局から資料3に基づき説明
資料3 北摂地区7市3町公立図書館広域利用状況

会長:はい、ありがとうございました。
以上、案件2の「北摂地区7市3町による図書館広域利用の状況について」の説明が終わりました。
ご質問などございますでしょうか。

委員:質問ではないんですけど、数字をいただいて。
広域にして、この結果を見て、良いことがあったか、それとも問題点を感じてらっしゃるところがあれば。
広域にした意味があるわけですよね、何か。
それが達せられているのかと、問題点が起こってきているのであれば、それを知りたいんですけども。

事務局:良かった点で言いますと、市民の方が利用できる図書館が増えたというところで、市境にお住まいの方は、市をまたがったら近くに図書館があるのに使えなかったというところが解消されて、ご自身の生活範囲内で図書館利用ができるようになっているということが、この数字を見て、すごく活発に利用いただけているということは良いと思います。
また、中央図書館のように市境ではない所についても、わざわざ足を運んでいただけるということは、やはりそれは茨木の図書館にそれだけニーズを感じて来ていただけている証かなというように思っております。
困っている点ということではないんですけど、やはり貸出が多い館につきましては、業務量が増えているという点はあるんですが、日々、仕事の効率を高めるとかいうようなところで対処していっております。

館長:今申し上げました事務量の事なんですけども、当初は広域利用の申込を受けるのに、やはり件数が非常に多かったというところは課題としてありました。
それについては、前回協議会でお話しをさせていただきましたように、7月から始まりますけども、1か月前の6月から登録受付を開始して、業務の輻輳を回避するための工夫を図らせていただきました。
現在は、申込の方も非常にたくさん来るということではなく、日々の業務の中で出来ているということです。
また、課題がもし7市3町のどこかで生じるとか、ということであれば、協定の中では事業連絡会議を置くこととしておりますので、その会議の中で、7市3町が集まって、協議を進めていくという対応になるかと思っております。

委員:すみません、数字ばっかり見てしまって。
どうしてもあの小さな穂積図書館のこの数字というのは、どういう感じになっているのか。
毎日に割ったら、そういう冊数ではないんですか。

館長:おっしゃっていただいていますように、日々に直しますと、全体の利用からしますと、非常に多くなったということではございません。
穂積図書館から報告を受けておりますのは、一定、日々の業務の中で、今対応できているということで聞いております。

委員:はい、わかりました。

会長:よろしいですか。
他、いかがでしょうか。
私の方から1点だけ。
今館長さんがおっしゃいましたように、新規登録者の量が、一定落ち着いてきているということでございますが、統計的に見ると、やっぱり茨木市が一番、他の図書館に比べると新規登録者が多いんですね。
これはやっぱり傾向としてはずっと続いてる感じですかね、他の市町村に比べると。   

館長:今お手元にある資料3-1なんですけど、その3番ですね。
茨木が1,429ということで、トップになっております。
そこには元々、豊能地区の3市2町は、上の方ですけども、過去から利用を開始していますので、落ち着いた数値であるということが見られると思います。
去年7月から始まったのが、三島地区の4市1町になりますので、ここは丸々新規の方々の数値ということで、この4市1町の中で見ると、やはり茨木が1番ご利用いただけてるということでございまして、月で見ると、当初よりは格段に落ちてきておりますので、一定落ち着きが見られているという風に判断しております。

会長:まだ半年ということもございますので、もうちょっと長い目で見ていく必要があるかなと思います。
案件2について、もうご質問等ございませんでしたら、以上で終わりたいと思いますが、よろしいですか。
それでは、これをもちまして、案件2の「北摂地区7市3町による図書館広域利用の状況について」を終わらせていただきます。
それでは、その他ということでありますが、事務局から何か報告はございますでしょうか。

事務局:この場をお借りしまして、事務局から一つお知らせをさせていただきます。       
次回の図書館協議会でございますけれども、本年7月頃を予定させていただいております。
日程等につきましては、改めて事務局の方から調整をさせていただきまして、文書にてお知らせさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。

会長:はい、ありがとうございます。
それでは、今、提案がございましたが、7月頃を予定させていただいているということです。
よろしいですか。
また詳しくは調整があると思いますが、よろしくお願いいたします。
その他はございませんね。
それでは、議事案件については以上で終わらせていただきまして、後はせっかくでございますので、最後に委員の皆様から、この茨木の図書館についてでも結構ですし、何かございましたらご発言いただければと思います。

委員:さっき審議させていただいた重点目標の所で、2番目「レファレンスサービスの機能充実」と挙げられているんですけど、このレファレンスサービスが非常に大事だというのはわかるんですけど、いちおうこの達成目標というのがどの程度なのかというのは、たぶん図書館内ではあると思うんですけど、その辺りがどの程度やれば充実してるかっていうのがちょっとわからないんですけども。
だいたい大まかな、昨年度比どれくらいでどうか、とかいうのがあるのかどうかお聞きしたいんですけど。

事務局:基準みたいなものは決めているわけではございません。
その毎年のレファレンスを受けた件数というのは、比較とか、どうだったのかということはしているんですけれども、いただいたように「こうしたら充実を図れている」とかいうところまでは至ってないです。

委員:レファレンスとかって、処理するカウントの仕方なんかも図書館によってバラバラだったりすることもあると思うんで。
その辺り、図書館の方で整備されて、なるべく5年間とか中長期的に見た時に、どのくらいでレファレンスっていうのが発展的にサービスが充実していくかというのを、一つ茨木独自で指標みたいなのを作成いただいたら、多分こういうのもより実を持つんじゃないかなと。
ちょっと感想なんですけど。

事務局:ありがとうございます。

会長:前年度の評価については、また次回あたりに出て来るんですかね。

館長:はい、そうですね。
年度の事業については、次回ある程度まとめてお示しできると思います。

会長:この要覧は、10月くらいに出てるんですよね。

館長:はい、毎年秋頃になります。

会長:次回の第1回は、大まかな中間報告みたいになるんですかね。

館長:要覧の作成途中ではあると思いますけれども、その途中経過、お示しできるところをご報告したいと思います。

会長:確かに委員がおっしゃったように、それぞれの事業評価というものをどう考えていくのか、この辺りをちょっと。
この協議会でも色々議論いただいているところでありますが、それぞれこんな形で出されてる事業計画、その事業計画の達成状況なり評価、こういったものをどのような形で見ていくのか、その辺りは一つの課題になるかと思いますね。
レファレンスに限らず、その有り様っていうのをご検討いただけるといいかなという気がいたしますね。

委員:私は、図書館に来てレファレンスをすごく利用する方なんですけど、質問の内容が「この本どこにありますか。」っていうのとか、「こんな本はありますか。」とか、「こんな本が読みたいからどんな本がありますか。」とか。
聞く質問は私一人でも、いくつもあるんです、何種類も。
それを一括してレファレンスなのか、ということですね。
評価の仕方っていうのが。
だから、本当に研究したい人が来て「こういうのを調べたいからどういう本があるか。」っていうだけなのか、本当に本を紹介してほしいというだけなのか。
今更聞けないレファレンスの定義っていうんでしょうか、教えていただけたら。
私だけでも何種類もあります。

事務局:本当に図書館によって、その数とか、その数値の取り方ですとか、それを何件ととるのか、一人で全部受けたのをどうするのか、それはたぶんバラバラだと思います。
もちろんレファレンスの定義というか、そうやってお尋ねいただいたことに関しては、図書館の仕事としては、全部レファレンスと言うと思います。
今、レファレンス業務としてこちらでつけているのは、例えば「この本はどこにありますか。」とか、「こういう関係・種類の本はどこにありますか。」とか、そういう関係ですぐにわかるものについては、簡易レファレンスということで数字を付けています。
それ以外「もう少しこういうのを読みたいんだけども、どういうのがいいかしら。」とかいうことから、研究の資料とか、そういうものは別で、レファレンスとして「こういう質問があったのをこういう風に答えた」というの書き留めている状況です。

委員:わかりました。ありがとうございます。

会長:確かに、平成28年度の要覧を見ますと、簡易レファレンスの数とレファレンスの数と分けて出しておられますね。
簡易レファレンスが今おっしゃっているものですね。
ただまぁ、本に関する質問というのか、そういうのがほとんどじゃないかなと思うんですけど。

事務局:そうですね。
簡易レファレンスというのかどうか、その方が圧倒的に多いですね。
本がどこにあるかとか。

会長:いわゆる、事実調査なり、あるいは調査研究の支援、そういったものの数といえば、全体の1割あるかないかぐらいじゃないでしょうかね。

事務局:そうですね。

会長:これ、全体が合計で15,322件になってますよね。
簡易レファレンスが15,322ですか。
レファレンスは2,179。
やっぱりそんなもんですかね、1割強ぐらいですかね。
しかもこれは、分館の数は途中からですよね。

事務局:そうなんです。
数をとりだしたのが途中からで。

会長:分館のこの数、簡易レファレンスが圧倒的に多いですね。

事務局:そうですね。

会長:数をつけるのも大変ですね、数を数えるのが。
どんな方法をとってらっしゃるんですか。
正の字ですか。

事務局:正の字です。
何か調べたり、ちょっと時間がかかるものについては、中身もきっちり書いてくださいとしています。

会長:というようなことですね。

委員:何度もお世話になっております。

会長:よろしいですか。これをもちまして、平成29年度第3回茨木市図書館協議会を閉会いたします。
 皆様、ご苦労様でした。