ページの先頭へ

中央図書館(総合窓口)
所在地:〒567-0028 大阪府茨木市畑田町1番51号
電話:072-627-4129 ファックス:072-627-7936
メール:cyuotosyokan@city.ibaraki.lg.jp

メールフォーム

このサイトについて

サイトマップ

All Rights Reserved, Copyright©Ibaraki City Library

令和3年度第1回図書館協議会会議録

日時

令和3年8月12日(木)午後2時から午後3時30分

場所

茨木市生涯学習センターきらめき研修室304号室

出席者(敬称略)

委員 國松(会長)、小林、嶋田、野村、三好、森
事務局 小田(部長)、吉田(館長)、中川、中村、小河、濱口、藤井、後藤、中濵、上辻、河原

案件

  1. 令和2年度事業実績について
  2. 子ども読書活動推進における取組について
  3. その他報告事項開会
 

開会

会長:ただ今から令和3年度第1回茨木市図書館協議会を開催させていただきます。
本日は、8人中6人の委員の皆さまにご出席をいただき、茨木市図書館協議会規則第3条第2項の規定により、会議は成立しております。
なお、大浦副会長及び増田委員につきましては、事前に欠席の連絡を事務局にいただいています。
それでは、本日の案件1「令和2年度事業実績について」を議題といたします。

事務局から説明をお願いします。
 

1 令和2年度の事業実績について

事務局から、資料1に基づき説明
資料1:令和2年度の事業実績

会長:この資料は、最終的に、事業報告書に掲載されますね。

館長:図書館要覧に掲載します。

会長:ありがとうございます。
それでは、ご質問・ご意見などがありましたらお願いします。

委員:予約件数について、コロナ禍で貸出点数が苦戦する中でも予約件数が顕著に伸びています。
令和2年度は、コロナ禍でWeb予約が増えたと理解できますが、令和元年度に5万件ほど増えた要因をどのように分析していますか。

事務局:コロナ禍の前からWeb予約が少しずつ増えていました。
令和元年度のコロナ禍による休館中は、電話での予約受付件数を、1日2件から通常予約と同じ20件に増やすなどの工夫をしたものによると考えます。

館長:主な要因として、令和元年度3月の臨時休館中は予約の受け取りのみできましたので、Web予約が増えたものと思われます。

委員:状況がわかりました。
ありがとうございます。

会長:他に何かご意見やご質問などがあればお願いします。
北摂7市の広域利用の実績を見ると、かなり利用が少なくなっています。
コロナ禍で市を越えた往来を遠慮されている感じでしょうか。

事務局:臨時休館中も予約資料の受付・貸出対応をしましたが、広域利用の場合、資料の予約ができませんので、利用実績が減になったと考えます。

会長:他にご意見などがありましたらお願いします。

委員:資料の貸出点数について、コロナ禍による全館臨時休館以外に、コロナ禍に関係なく年々実績が下がっています。
そのような中、予約点数が増加していることは非常に喜ばしいですが、もし、コロナ禍でも臨時休館分を開館したとすれば、貸出点数がどうなったか、補正的な数字を算出されていますか。

事務局:補正的な数値は算出していません。

会長:開館日数減に伴う開館1日あたりの平均貸出実績はさほど変わっていないでしょうか。

館長:1日あたりの平均貸出数については、臨時休館中も予約の受渡しを行いましたので、単純に開館日数で貸出点数を割って出すことはできず、出しづらいところです。

委員:貸出が毎年減少しているため、コロナ禍に関係なく、どう変化しているかを押さえておく方がいいと感じました。

館長:はい。
ありがとうございます。

会長:他にご意見・ご質問等はありませんか。
それでは、案件2に移ります。
「子ども読書活動推進における取組について」、 事務局から説明をお願いします。
 

2 子ども読書活動推進における取組について

事務局から、資料2に基づき説明
資料2:子ども読書活動推進令和2年度取組実績および令和3年度取組

会長:ありがとうございます。
現在の計画について、コロナ禍でなかなか計画通りに事業を進められない状況ですが、全体の見直しなどはありますか。

事務局:関係各課と連絡会を行い、そこで毎年の事業計画を立てつつ、少し見直しを行っております。
コロナ禍でできない事業が多くなっているのは事実ですが、今のところ全体で大きな見直しはありません。

会長:コロナ禍が続くと、事業によっては、計画と実際に隔たりができることが想定されますので、市全体でどうなっているのかと思いました。
それでは、他にご質問などをお願いします。
幼稚園での読書活動推進に関連したことなどはいかがでしょうか。

委員:令和2年度は本の貸出しをストップした時期がありましたが、図書館の対応を参考にしつつ、毎日の読み聞かせや週2回の本の貸出しを行いました。
そして、2年に1度実施する保護者向けアンケートの結果では、子どもが本に触れる機会は、「幼稚園や保育園に居る時間」という回答が多く、改めてそういう機会を大事にせねばと感じています。
また、週2回の貸出しについて、借りた本を読まないことが続く園児の保護者に対し、子どもが絵本を読むひとときがどれだけ大事かという説明をすることがあります。
他に、図書館から派遣していただくおはなし会ボランティアの利用を再開した園もありますが、もっと図書館を活用できればと思います。
今は比較的従来どおりに絵本と触れ合えていると思います。

会長:ありがとうございます。
次に、学校はどのような状況でしょうか。
計画に学校図書館の充実などがありますがいかがでしょうか。

委員:まず1点目は、週1回のボランティアによる朗読が一切なくなるなど、学校内の読書イベントでコロナ禍の影響を感じました。
それでも、子どもたちの本を読みたいという意思は変わらなかったり、朗読を恋しがる子が多いような印象を受けました。
他には、従来のような子どもの心の豊かさに繋がる読書活動が安全な環境の中でできるよう四苦八苦されていると伺っています。
次に、2点目です。
私の子どもが通う学校だけかもしれませんが、放課後に学校図書館を開館している話を聞いたことがない等、子ども読書活動推進計画のアンケートと学校図書館の状況に相違を感じる箇所があります。
また、学校図書館と教室での支援をする人が一つになり、学校図書館のサポートとして先生に、「この本がどこにあるか」などの質問をしても、司書じゃないからわからないと言われたりすることもあるようです。
推進計画では、「司書教諭・学校図書館支援員」と明記されたページと「スクールサポーター」として一括りにされたページがありますが、専門知識を持った職員と学校ボランティアなどが手を組みながら、子どもの読書活動を全体的にサポートする体制が必要かと感じます。

会長:学校図書館は、学校教育推進課の所管ですが、館長の知る限りで現状などをお願いします。

館長:第2次読書活動推進計画のときは学校支援員と学校図書館支援員は別という形でした。
ちょうど第3次の策定時と同時期にスクールサポーターに体制が変わっています。
私は司書ではないのくだりは今日初めて聞きましたが、学習や図書室も含めた学校全体のサポートをするため、スクールサポーターに移行しました。
スクールサポーターに移行した後にちょうどコロナ禍になり、研修をされていますが、図書館が一緒に行う研修が減っているのが現状です。
学校によっては放課後に図書室を開けているようですが、今後、アンケートの内容を検証していかないといけないと考えます。
また、学校図書館につきまして、学校教育の方で力を入れていきたいと考えていらっしゃるため、本日いただいた意見は共有し、計画の推進に繋げたく思います。

会長:子ども読書活動推進への取組みについて、他にご意見・ご質問などはいかがでしょうか。
私からブックスタートについて質問します。
私が住む滋賀県では、図書館は会場に来ないよう要請されています。
茨木市は1年間ほぼ変わりなく実施できていますか。

事務局:ブックスタートですが、令和2年度当初は健診自体を中止していました。
月3回開催していた4か月児健診を、昨年9月以降は月4回に増やし、1回あたりの人数を減らしながら健診を行っています。
従来の集団検診では検診を待つ間に図書館とブックスタートの説明やおはなしをする時間をいただいていましたが、現在はそういう時間も無く、本を渡すだけでゆっくり説明ができない状況です。

会長:ありがとうございます。
協議案件はこれで終了します。
このまま、その他報告事項に移ります。

事務局から説明をお願いします。
 

3 その他報告事項について

「令和3年度図書館事業計画の変更について」及び「コロナ禍における図書館の対応及び取組について」、

事務局から、資料3~4に基づき説明
資料3:令和3年度図書館事業計画の変更
資料4:コロナ禍における図書館の対応および取組

会長:ただ今の説明について、ご意見・ご質問などがありましたらお願いします。

委員:過去の緊急事態宣言では、図書館などの公共施設で閉館措置をされてきました。
今回の8月2日の緊急事態宣言の対応はまん延防止等重点措置と同じという意味合いになるという説明でしたが、それだけ良くない状況があるからこそ緊急事態宣言という制限をかけているのに、まん延防止と同じ対応なのはどうかと感じます。
府の要請によるものでしょうか。

事務局:前回の緊急事態宣言の時は、府の要請が国の要請基準より厳しく、休館措置をとりました。
今回の大阪府の要請は6月21日からのまん延防止等重点措置の時とほぼ同じ内容でしたので、それに従い一部サービスを制限した上での開館になりました。

委員:例えば公共図書館ではかなり感染防止対策をとられてますので、そこでのクラスターは起こっていません。
ただ今回は、保育所や百貨店など、これまでクラスターが発生しなかった場所で発生し、デルタ株がより感染を広げています。
府の方針に従わざるをえないでしょうが、その辺の危機感はいかがでしょうか。

館長:図書館はいろんな方としゃべる施設ではないという点と、コロナ禍だからこそ、資料を求める方に資料提供をするのが役目であると考えます。
感染拡大する中、今後もっと厳しい利用制限が必要になるかもしれませんが、できる限り資料提供は行っていきたいと考えます。
本市図書館では、座席を減らし、人が対面するところには必ずアクリル板を設置しています。
現段階では、できる限りサービスを継続したいと考えていますが、今後の状況を見極めつつサービス提供をしてまいります。

部長:市の対策本部に出席する立場から申し上げます。
府の対策本部の要請を受けた後、市の対策本部を開いて市の施設の対応を協議しております。
過去にクラスターが出た施設などは府の要請内容にかかわらず、市の状況を踏まえ、休館や縮小措置をすることがあります。
本市の場合、図書館は過去にクラスターを発生したことがないことから、府の要請どおり開館しております。

会長:全国的な状況についてはいかがでしょうか。

委員:コロナ禍の中、公共図書館がどのように対応したかを調べる全国図書館調査が実施されており、秋の図書館大会で概要報告される予定と伺っています。
他が休館しても開館し続けた図書館がなぜそうしたかなど、聞き取り調査などをして明らかになるようです。
また、全国の図書館員や学芸員の有志がWeb上で組織していますsaveMLAK(セイブムラック)がコロナ禍における全国の図書館の対応を定期的に調査し、ホームページで公開しております。
休館等措置を誰が意思決定したのか、図書館の思いと意思決定との相違やその決定を市民がどう評価したかなどがまだ明らかになっていないところです。
他に、今後の非来館サービスとして、司書による宅配や郵送など、物理的な紙の本を届けるサービスや電子書籍が注目されています。
特に、電子書籍は、公共図書館が利用できるタイトルが少なく、一番ニーズの高い文芸書はほとんど利用できないのが現状です。
関連する課題もありますが、図書館が扱えるタイトルを増やすために主体的に動くべきではないかという議論が出ています。

会長:今回は休館している図書館がほとんどないようです。
図書館として、開館した方が業務をしやすいことや各自治体の首長の意向もあるようです。
実際に昨年の緊急事態では、滋賀県は、県内の市町村で図書館だけは開館し、他の施設は全て休館というような対応でした。
現在は、図書館に長居せず、借りたらすぐに帰る対応をお願いする館が多いですが、今後感染者が出たときにどう対応するのかを考えておかないといけないと思います。
それでは、新中条図書館の整備計画の進捗について、事務局から説明をお願いします。

茨木市市民会館跡地エリア(新施設・広場)管理運営計画について、事務局から、資料5に基づき説明
資料5:茨木市市民会館跡地エリア(新施設・広場)管理運営計画(概要版)および図書館部分抜粋

会長:事務局からの説明について、ご意見等がありましたらお願いします。

委員:資料の中にある「縁側」についてです。
昔、縁側は各家庭にある存在でしたが、最近は縁側自体があるお宅が少なくなってきていると思います。
そのような状況でこの表現を使うのは適切なのか気になりました。

部長:担当課によりますと、実際に建物の中に縁側を設けるそうです。
そこをみんなの縁側と名づけて使っていくようです。

委員:「ブックパーク」というコンセプトは、私自身もすごく楽しみにしていますが、縦に広いブックパーク内での本の返却はどうなるのでしょうか。
例えば、中央図書館で一般書と児童書を返却する場合、もし2階に行くのであれば児童書は2階で返却するようになっています。
しかし、先日、小さなお子さん連れの若い夫婦が中央図書館の1階窓口で子どもの本を返そうとしたところ、返却カウンターの職員が有無を言わせない感じで、児童書は2階で返却するようおっしゃっていて、その夫婦がすごくびっくりされていました。
結局、2階に行く予定がないようで、そのまま図書館を出られるのを見かけました。
もし、小さな子どもを連れてこのブックパークを利用した場合、配架されている階に戻るなど、決まった場所での返却は困難であると感じました。

事務局:各階に本が配架され、上下に移動する構造のため、返却ポストを設置するなど、どこでも返却できるよう検討しているところです。

館長:先ほどの1階で本を返したときに職員がお断りした件につきまして、図書館としては、他の階に行かれないときはそこでお受けすることを基本としておりますので徹底していきたいと思います。
また、新中条図書館につきましても、できる限りわかりやすい表示や案内をするなど検討してまいります。

会長:他に何かご意見やご質問はいかがでしょうか。
運営協議会について、市民を含む運営主体が参加する協議会を設置されるということですが、図書館からどのような形で参加することになりそうですか。

館長:表記された運営協議会についてはまだ明らかになっていません。
これから決まっていきますが、図書館も関わっていきたいと考えています。

会長:実際に図書館づくりをされてきた立場から何かありますか。

委員:複合施設に図書館機能を融合させようとお考えでとても素晴らしいと思いますが、恐らく、今後様々な主体による利害関係をどう調整するのかとその調整で苦労されるかと思います。
運営協議会において、利用者や図書館のサポーター的な立場からの意見に答えようとすると、施設全体としては難しくなる局面があると想定されますので、運営協議会は調整の場として鍵になると感じました。
また、私の経験上、運営協議会の意見が市民の意見としてある程度意味を持ち、説明材料として機能する場面も出てくるのではないかと感じました。

会長:他に何かありますか。

委員:基本理念のブックパークは聞いただけでとてもワクワク感がありますので、本当に本の公園なんだという期待感を裏切らないような、つまり、中身は普通で新しい本や閲覧スペースがあるだけということにならないようになればと思います。
固定概念を壊すようなことも必要かと感じます。
直営ですので、伝統的に図書館が大事する部分がありつつも固定観念を思いっきり壊すような空間を作っていただきたく、とても期待していますので頑張ってください。

会長:最後に何かありますか。

委員:ブックパークはとてもワクワクしますが、親にとっては小さい子どもを連れて気軽に行けるかどうかがハードルになります。
子どものことをいろいろ考えてくださっていますが、実際に連れていく親が行こうと思えないと子どもに繋がらないので、親のことも考えてくださっていることが嬉しいです。
実現したら本当に楽しいなと思います。
でも、子どもたちが階をあちこち行き来できるのは楽しいですが、事故が起こらないことが一番だと思います。
楽しいけれども安全面でもバッチリな施設になればいいなと思います。

会長:直営図書館ということで、これから準備をしっかりとしていただきたいと思います。
それでは、本日の議事はすべて終了いたしました。
これをもって令和3年度第1回図書館協議会を閉会します。